H22第3回公共交通協議会
晴れ
10:00から議会広報特別委員会に出席。11月1日発行予定の議会だより編集会議でした。
14:30から第3回江田島市公共交通協議会があり委員として出席しました。今日の協議内容等については以下の通りです。(後日、市のHPに会議資料及び簡単な会議録が公開されます。)
【協議事項】
秋月~呉中央航路における社会実験運航終了後の方針について
9月16日の全員協議会で、秋月~呉中央航路の社会実験以降の継続が厳しい状況であり、今日の公共交通協議会で陸上交通等の代替案等の検討を行うという市の説明がありました。それによりテレビ各社および新聞社が取材に詰めかけていました。
どうなることかと思っていましたが、一つ明るいニュースが協議会事務局よりありました。10月末で終了する社会実験以降、市の補助を受けずに運航したいという企業(有限会社バンカー・サプライ)の申入れがあったということです。
市としては、現在運航している大昭汽船が①市の補助金がなければ運航困難、②他社に航路を譲渡するなど、運航存続に向けて協力をしたい、という意向を受けて、11月以降は他社(申し出のあった企業)による運航で調整したいという考えを示しました。
今後は2社による協議がスムースに進み、11月以降の海上交通継続を望んでいる市民の期待に応えていただければと思っています。もちろん市も協力できるところはする方向でしょう。尚、本件については本来の協議会における協議内容ではないのではないか、という意見もでました。
【報告事項】・・・平成22年度事業計画の進捗状況について
(1)西能美航路の合理化・効率化
まず、今年度の地域公共交通活性化・再生総合事業費補助金(国から)の対象経費についての報告がまずありました。→運航費・広告費・調査費(補助対象経費578万5,647円、補助金額289万2,000円)
そのあと、当初想定されていた実施内容で変更となったものが2件報告されましたが、そのうち1項目について論議を呼びました。
項目:競合航路への運賃補助
理由:国の補助金が見直され、削減されたため、市単独での補助が困難となった。
私も初めは何のことかわかりませんでしたが、一般旅客定期航路事業者代表の本件に関する質疑等を聞く限り、江田島市交通局の高速艇運賃値下げ(1,030円→930円)に関して社会実験期間内は競合航路(小用⇔宇品)に対して運賃補助をすることが前提条件であった(市と事業者の認識の違いもあるのか?)、と理解しました。
私としては、議会でこのようなこと(前提条件)を説明された記憶(認識)がなく、協議会事務局(=市)に質問したがすっきりとした説明はありませんでした。
また、市単独での補助が困難であるならば、どのくらいの金額を見込んでいたか質問したが数字を持ち合わせていない、との回答。今一度、この件については議会に正式に説明していただく機会を持たなければならないと考えます。
(2)交通空白不便地域への移動手段確保
沖美地区・江田島地区で10月から社会実験(実証運行)を予定しているデマンドタクシー(予約型乗合方式)の愛称が決まりました。「おれんじ号」です。江田島市らしくてとっても似合っていると思います。
(3)インターネット等による情報提供の充実
市のHPも委託している㈱呉電子計算センターと路線検索ホームページの業務委託契約を締結。(業務委託料252万円) ダイヤ検索では、港単位での時刻表検索、バス時刻表一覧、バス停単位での時刻表検索、船・バスの始点・終点指定による経路・運賃検索などが盛り込まれます。携帯電話での情報提供では欠航情報等メール配信も予定している。
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