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2010年8月18日 (水)

農道八王寺線について

晴れ

 5月7日に産業建設委員会の現地視察(→ブログ記事)がありました。その時の資料を読み返していたのですが、農道八王寺線についてのまとめを転記します。この事業は合併前の大柿町時代に始まったもので昨年度までに20億3,120万円の費用をかけています。(国50%、県15%、市(町)35%の割合で負担と説明を受ける。)

 当初計画時の目的は、一般県道大君深江線と国道487号線を結び、江能柑橘共同選果場に至る基幹的な農道として整備することにより、農産物等の搬出入の大型化・スピード化を図れ、農地の有効利用、生産組織が強化されると同時に受益農家の労力軽減と農家経営の向上を主眼とした、ものである。

事業名 期間 延長 幅員 事業費 補助事業名
八王寺地区 H 8-H16 1,364m 6m 4億9,520万円 農林漁業用揮発油税財源身替農道整備事業
八王寺2期 H 9-H18 1,000m 6m 7億6,800万円 農林漁業用揮発油税財源身替農道整備事業
佐古地区 H18-H21   742m 6m 7億6,800万円 基盤整備促進事業

 ミカン農家の減少などにより当初目的を達成するものなのか、というと極めて厳しいが、本年度の農地造成事業(深江釣付地区、オリーブ構想)に繋がればという期待はあります。また、深江新開地区にとっては災害時の避難道路にもなりえる。せっかく完成した農道です。無駄にならないような施策を講じなければ。

(注)農林漁業用揮発油税財源身替農道整備事業: 農林水産省の補助事業。農林漁業用機械に消費されるガソリンについてはそれを免除することになっている。しかし、取引の際にそのガソリンが何に使われるのかを確かめるのは現実的ではないため、農林漁業用機械に消費される分の揮発油税に相当する額を財源として道路を整備することで揮発油税の免除に代えている。この道路を農免農道(または農免道路)という。

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