H22-26 江田島市財政計画(その2)
晴れ
8月も今日で終わり、明日からいよいよ9月に入ります。さて市財政計画についてもう少し触れておきます。
今回は平成22~26年度までの5カ年の計画ですが、歳入確保についての目標は左の通り。
(1)市税等収納率の向上
毎年度、決算報告があるのですが不能欠損金(時効などで徴収不能)が問題になります。一時期、県と協力して向上しているのですがゼロになるのは難しいようです。(差し押さえ等も含めた対応もされています。)どこまで目標が達成できるか。
(2)受益者負担の適正化
今年10月以降、公民館・運動場等の使用料などの減免基準を見直す予定です。いろいろ波紋を呼んでいますが、市民の皆さんには市の現状も少しづつ理解して頂いているのではないだろうか。
(3)市有財産の有効活用
例えば、廃園・校になった保育所施設や小学校施設の有効利用もこの一つでしょう。旧大君小学校の跡地を”道の駅”にしては、という提案もしたことはあるのですが、どうだろう。
(1)組織のスリム化
平成21年4月時点で451人の職員さんがいました。平成22年4月で13人減って438人。自然減と採用抑制で5カ年で63人減を見込んでいます。職員給与の適正化については、国の改正に準じた給与の改正を行っていくということです。もう少し踏み込んだ検討が必要と感じますがどうだろう。
(2)選択と集中による事務・事業の重点化
事務事業の見直しとして、各種イベントの見直し、補助金等の削減を検討しています。各種団体からの批判やご意見も予想されます。市になって6年目。これまでいろいろ補助金等を削減してきています。なぜそうなるのか、という意見交換を十分しなければ。(1)についてしっかりと考えておかねば市民の理解が得にくい問題です。
(3)公営企業の経営改善化
船・水道・下水の企業会計だけでなく株式を97%以上もっている㈱江田島バスも含めての議論が必要。もちろん、福祉面から考えると税金投入(赤字補てん)も必要な局面もあります。江田島市全体で議論できるような土台づくりは必要。(交通船については特に民間航路との兼ね合いも含めた施策を十分に市民の皆さんに理解してもらわなければならない。)
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