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2010年8月 6日 (金)

H22年第8回全員協議会

晴れ

 今日はヒロシマにとって特別な日。あれから65年も経ちました。テレビでのコメントで被爆した人たちもすべて高齢者(65歳以上)となりました、とありました。胎内被爆された方はどうなんだろう、と疑問が浮かんでしまいました。

 9:00から議会全員協議会が開かれました。議題や内容については以下の通りです。

(1)7月豪雨災害について

 7月14日に発生した梅雨前線豪雨災害について市がとりまとめた被害等の説明がありました。昨年7月24日の水害よりも床上・床下浸水の件数は少なかったものの場所的には広範囲であった。(今年/昨年: 床上5/18、床下51/82)

100714 被害件数及び金額(復旧工事費で工事に伴う設計費等は含まない。)は左の写真の通りです。市単独の費用負担分でも1億8,150万円。

 財政厳しい江田島市にとってボディブローのように効いてきます。8月20日に臨時議会が開催され、今回の災害復旧に関する補正予算案も上程される予定です。

(2)江田島市交通船事業について

 今年3月に江田島市公共交通協議会が策定した江田島市地域公共交通総合連携計画に基づいて10月1日から半年間をかけてフェリーの西能美航路一元化の社会実験(実証運航)を行います。(詳細については議会だよりの”特集 どうなる交通問題”(PDFファイル)をご参照。)

 今日は交通協議会事務局案の運賃改定条例案およびダイヤの説明。運賃については江田島市旅客定期航路事業運送条例で制定されており、運賃変更には議会の議決が必要となります。運賃に関する改定案は以下の通りです。

・高速艇運賃(中町・高田~宇品) 大人 1,030円 → 930円
・回数券             11枚綴り   → 12枚綴り
・高速艇定期運賃(1箇月) 通学  16,740円   → 変更なし※
              通勤  30,900円   → 27,900円
 ※通学については前回の値上げのときに据え置きとしたため、今回は変更なし。

 これまでの全員協議会や交通問題調査特別委員会等で再三、西能美航路一元化(運賃案も含め)について協議・説明・議論等がなされているのですが、江田島市営のフェリーは廃止ありきではないのか、経営努力が足りない、実質的運賃値上げ(フェリー→高速艇)では、といった意見もいまだにでてくる。(議論が平行線をたどる。)

 この条例改正案については8月20日の臨時議会で上程される予定ですが本会議でいろいろと質疑が繰り返されるだろう。修正案が出てくるかもしれないし、賛否がどのように分かれるか今時点では予測がつきません。

 最後に行政サイドからでてきた言葉が印象的である。競合する2航路の統合はそれぞれの事業体の収支改善になる。(社会実験後に、仮に、市営フェリーが撤退するとなれば実質的には民間救済と同じである。)

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