限りなく市直営バス
くもり
交通問題で欠かすことの出来ない陸上交通機関である江田島バス株式会社。市民の方からすると市営バス、と思っていらっしゃる方もいるかもしれません。
第三セクターの民間会社です。といっても下記のとおり、実質的には市直営バスといえますが、民間会社である以上、議会が直接チェックできるものではない、ということだけご理解していただければ。
江田島バス株式会社
資本金 1億円
株 主 | 保 有 株 式 | シェア |
江田島市 | 5240株 | 97.04% |
江田島市企業局 | 40株 | 0.74% |
㈱広島銀行 | 40株 | 0.74% |
芸備商船㈱ | 40株 | 0.74% |
菱鹿運輸商事㈱ | 40株 | 0.74% |
合 計 | 5400株 | 100.00% |
平成20年(2008)9月決算 受取補助金 6184万円 純損失 553万円
平成21年(2009)9月決算 受取補助金 4119万円 純損失 576万円
平成20年(2008)4月より呉市交通局の路線を引き継いで能美バス㈱から江田島バス㈱に社名変更し、高齢者の利便性や通勤通学者の交通手段として運行されています。経営努力はされていますが、限度というものもあります。
話は少し変わりますが、江田島市は市内小中学生に対する通学支援事業というものをしており、今年度は以下の予算を計上しています。(総額で3977万円) こういった支援事業の柱としてのバス会社の役割というものも理解しなければなりません。
①統合後の通学支援(遠距離通学となった児童・生徒へ)
バス定期補助 681万4千円
スクールバス運行 1890万円
②中学生遠距離通学支援(自転車通学していた生徒の安全対策として路線バス定期補助)
バス定期補助 1405万6千円
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