H22年度6月定例会(2日目)
晴れのちくもり
昨日に引き続き6月定例会がありました。主な議案としては、以下のものがあげられます。本日で定例会は終了しました。
■副市長の定数条例の改正
「2名」→「2名以内」 可決
昨年11月30日に山西文男副市長が辞任されてより副市長1人です。一部議員より副市長1名にしては、という質疑ありました。市長よりは専門かつ性急な事案がでてきて必要なときがくるかもしれない場合もあるので2名以内としたいとの理由。(つまり、特命副市長が必要なこともある。)
個人的には、2名以内という幅を持たせておくほうがよいと思い、賛成しました。もちろん新たに任命される場合は議会の選任同意が必要であり、そのときに十分議論すればよいと考えます。
■市道の廃止と認定 可決
旧町で基準が異なっていた行政が維持管理をする道。(以前は町道でいまは市道) 主に道路の幅を基準として廃止・認定となります。認定の考え方は、第7回全員協議会で示されています。(→記事はここ。)
これまで市道であったものが廃止されると、道路補修については利用者が一部負担することになります。市としては市道から里道となった路線については、3年間をかけて補修すべきところは行う予定との説明があった。
今回、市道廃止によって里道になる場所に関係する戸数は江田島・能美20戸、大柿60戸、沖美590戸ということで圧倒的に沖美町が多い。6月25日ころに沖美町で住民説明会が開催される予定ですが市民に理解していただけるかどうか。
このたびの市道廃止・認定については、補修費用の住民負担が今後ありえるので広報えたじまで注意・喚起するようお願いしました。
(参考)法定外公共物の道路及び排水路等改修工事に関わる補助金交付要領
一件当たり補助対象工事費用の限度額100万円
受益者負担 3割
■一般会計補正予算 可決
秋月・呉航路の社会実験(7月~10月の4ヶ月間)にかかわる1260万円が大きなポイント。(早朝・夕方の2往復で柿浦港を復活させてほしいという要望もありました。) 来年3月までの方向性は決まっていますが、4月以降は10月までの社会実験によって検討することに。
議会では議論されていませんが、社会実験を税金投入で行ってそれでおしまい、というのであれば、秋月・呉航路を市直営でやってみては?という一部意見を聞くことがあります。10月まで時間があります。採算があうかどうかの検討だけでもする価値はあると個人的には考えますが、市民の皆さんはどう思いますか?
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