高速無料化とフェリー
晴れ
民主党マニフェストの目玉である高速道路無料化が動き出した。今年6月から来年3月まで無料実験をするというものである。江田島市近辺では広島呉道路(通称、クレアライン)の仁保-呉の区間(普通乗用車で通行料900円)が対象となる。今回はETC(自動料金収受システム)の利用や車種に関係なく無料となります。
いま江田島市公共交通協議会で公共交通機関の在り方を検討している江田島市ですが、今回の高速道路無料化実験はフェリー航路の存続に大きな影響を及ぼすことは必至。
広島港までの普通乗用車(5メートル未満)のフェリー料金(運転手含む)は、高田港・三高港発2750円、切串港発2500円。確実に車のフェリー離れが進み、航路収支の悪化に拍車がかかる。旅客(人)で採算がとれる航路であればいいのだが、そうでない航路は運賃改定や廃止を含む見直しを迫られるだろう。
広島市と通勤・通学・通院といった生活圏にある江田島市。その生活航路としてのフェリー便は江田島市の存続に大きくかかわる生命線。行政の役割が必要なときです。
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