江田島市、オリーブの島構想
晴れ
江田島市でオリーブ・プロジェクト(オリーブの島構想)という計画がこれから始まろうとしています。
先日報道されたように、読売ゴルフから平成19年(2007)3月14日に寄付していただいた山林など114ヘクタール(大柿町深江)の市有地の一部を利活用して、オリーブ栽培に産業振興の活路を見出そう、というもの。
平成22年度から調査栽培を開始し、約10年をかけて本格的な収穫を目指す計画です。江田島市内の企業も参入を検討しているという。
寄付された土地については、平成20年度から県と協力して調査した結果、十分な水量を確保できないということで、農地造成をいったん白紙とした経緯があります。(平成20年度は当初予算ベースで県・江田島市が折半して1200万円の調査。)
来年度から新たな計画がスタートしようとしていますが、私は今回のオリーブ構想には基本的に賛成の立場です。江田島市の農業振興においては、確かに早急にやるべき問題があるのは事実ですが、先行投資という観点から少しでも今のうちに種まきをしなければならないこともある。
江田島市は呉市に次いで全国第2位のカキ生産量を誇ります。また豊富な瀬戸内の魚もあります。魚介類とオリーブの組合せでなにか思い当たることはないだろうか?ヨーロッパの地中海を思い起こします。カキとオリーブの組合せによる商品開発も考えられます。
まだ本格的な江田島産オリーブはありません(昨年、柿浦小学校でのオリーブ収穫はありました)が、先行して、たとえば能美ロッジにオイスター・バーであるとか地中海料理を試験的にメニューに入れても面白いかもしれません。
湯崎広島県知事のかかげる「瀬戸内 海の道1兆円構想」や県の過疎地産業振興支援にリンクした事業として本格的なものに成長することを期待したい。
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