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2010年1月10日 (日)

なつかしい本

くれくもり

 

いきんぼの海。何年振りだろうか。小学生の時に一回読んだことのあるこの本。児童文学ですが、久しぶりに読む機会がありました。江田島市大柿町出身の児童文学作家、山下明生さんの作品です。その一節に、

 

『ぼくのうちは、瀬戸内海の小さな島にあるんだ。地図があったら見てごらん。ほら、広島湾の入口に、ザリガニがはさみをひろげたような形の島があるでしょう。

 そのザリガニの右のはさみが江田島で、左のはさみが西能美島で、おなかの部分が東能美島。そして、そのおなかにくっつくように、まるでザリガニのたまごみたいなのがぼくたちの住んでいる沖野島。』

 

 江田島市にとってこの沖野島も観光面で重要宿泊施設のひとつでしたが、いまのところ今後の見通しはたっていません。沖野島付近に、よみうりゴルフから寄付された土地(参考→過去ブログ)があります。

 

 一時は農業団地造成ということで県と協力しながら地質調査までしましたが、水資源が豊富でないということでとん挫しました。

 

 いまオリーブ栽培に興味を持っている企業があり、また、周辺には農道八王子線の整備も進んでおり、なんとか島の活性化にならないかと市のほうも検討しているところで、ぜひ事業化できなかと期待しています。

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