合併特例法の改正案
くもり
今年3月末に期限切れとなる市町村合併特例法の改正案概要がみえてきました。目的を「合併の推進」から「合併の円滑化」に変更して10年間延長することになります。
平成の大合併によって全国の市町村は1999年から2010年の約10年で半減しました。(3232⇒1730)江田島市も平成16年(2004年)に旧4町が一つとなって誕生したもので、人口要件3万人という特例によって『市』となったのですが、この特例も今回の改正案によって廃止され、従来の5万人になります。おそらくこの特例がなければ合併はなかったでしょう。
江田島市は合併して5年です。地方交付税の算定優遇の期間10年の半分が過ぎました。これまでは旧4町の融和(制度統一)を最優先してきました。当初は、これ(1市4制度の解消)によって合併して損した、という市民の声もありました。しかし、合併しなかったらどうだったのか、ということも検証し認識しなければ。
いまは合併した江田島市というひとつの船に乗っています。合併当初はあったとされる市職員間の旧町時代の垣根ですが、もう取れているでしょう。持続可能な江田島市のためには、職員さんの力はもっとも重要なファクターであり、源泉であると思います。
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