H20年度第4回江田島市公共交通協議会
昨日、本庁舎で第4回江田島市公共交通協議会が開催されました。市のHPによると予定されていた内容は、
ということでした。中国新聞朝刊の記事を拾い読むと、第2回協議会からでていた西能美島の船便について、コンサルタント会社が航路調査などを行った結果、フェリー航路の統合案を示したということである。
事務局が当初描いていたものがコンサルタント会社から説得力のある数字を根拠に示されたというものでしょう。詳細資料は後日、HPで公開されます。
【統合案】
①市営船フェリーが中町・高田寄港を止めて、芸備商船と同じく三高~宇品を走る。
➡切串~宇品の上村汽船・ファーストビーチの二社体制のように便数増加による利便性は向上する。
②市営船の中町・高田~宇品港の高速艇は存続。
③中町~三高のバスサービス充実や高速艇運賃割引案
➡中町・高田のフェリー利用者に対する金銭的な配慮ともいえます。
④長期的にはフェリーの公設民営化が望ましいとする案
➡江田島市にとって広島・呉市への船便の確保は死活問題です。現状の市営船と民間事業者の共存共栄というスタイルは高度経済成長時代にはできたことですが、いまの江田島市の人口構造(通勤・通学・通院など)においては、官民合わせた事業体とし、一定限度の税金投入もやぶさかでない、と考えます。若い世代が住んでこそ、次世代への引き継ぎができる。
➡最終的には、西能美航路だけでなく江田島市の全航路について行政が支援していかなければ成り立たない時期が遠からずくる。そういった意味では、公設民営化という手法は効果的なものであると考える。
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