後期高齢者医療制度 保険料
くもり一時雨
長妻厚労相が参議院予算委員会で、75歳以上が対象の後期高齢者医療制度の来年からの保険料が今年度に比べて全国平均で約12%上がるとの見通しを示しました。保険料改定は2年ごとに行いますが平成20年(2008)にスタートしてから初めての改定となります。
尚、これまでの高齢者への医療制度の変遷をかいつまんで記すと、
昭和48(1973) 老人医療費の無料化(70歳~)
高齢者の多い国民健康保険の運営が厳しくなる
昭和58(1983) 老人保健制度が施行
若い世代(健保組合)の老人保健制度の支払が増大
平成14(2002) 老人保健制度の対象を段階的に引き上げ
(平成19年までに70歳→75歳)
平成20(2008) 後期高齢者医療制度(長寿医療制度)がスタート
後期高齢者医療制度では、高齢者の医療を税金で5割、若い世代の保険料4割、高齢者の保険料1割という割合で負担することになっています。若い世代の保険料からも負担しているわけですが、実際のところカバーできているのか疑問です。
高齢者の方々が元気で病院に行く回数が少なくなると保険料もあがらない、ということを考えると、国をあげて健康づくりに取り組んでいかなければ。もちろん最近のメタボ検診にあるように40~74歳の方々もメタボリック症候群とならないよう気をつけなればなりません。
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