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2009年11月

2009年11月30日 (月)

事業仕分けの意義

晴れ

 放射冷却のためでしょう、とても冷え込んだ朝でした。気がつけば明日から12月になるんですね。なんだかんだ気ぜわしい師走へ突入です。

 昨日のひろしま創発塾で基調講演された重徳和彦氏のブログに行政刷新会議における仕分けの意義についての記事(ここをクリック)がありますのでご覧ください。いろんな方々のコメントもありますので参考になります。

 余談ですが、昨日の参加者から重徳さんへの質問として、「広島県の新知事が事業仕分けをすると発表しました。2年前まで財政室長をされて、”全ての仕事をゼロベースで見直し、財政再建プログラムを作成”されてますが新知事の方針をどう思いますか?」といったものもありました。

 お土産に沖美の夕日のショコラをプレゼント。気に入ってくれるとありがたい。江田島のイチジクゼリーも覚えてくれていました。

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2009年11月29日 (日)

分権セミナー 2009

晴れ

091129 091129_2  13:00から広島市で開催されたNPO法人ひろしま創発塾主催の分権セミナーに参加。『県が動く、地域が動く、分権時代へ議会に新風』というのが今回のテーマ。

 廿日市、安芸高田、三原、三次の市会議員が議会改革や会派マニフェストなど実際にやってこられたことやこれからしようとしていることなどの事例紹介がありました。

091129_3  そのあとに創発塾の理事でもある内閣府行政刷新会議事務局参事官補佐の重徳和彦氏の基調講演がありました。(プログラムはここをクリック)

 大学准教授、県内地方議員、自治体職員(県外も含む)、民間企業、自営業の方々など約50名の参加者が集まり、質疑などを交え、意見交換をしました。この分権セミナーの詳細は別の機会にまとめてみたい。

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2009年11月27日 (金)

H21年12月定例会、一般質問にむけて

晴れ

 12月定例会の一般質問にむけて論点を整理しています。これまでの自身の質問や他議員のものも読み返しています。過去の定例会、委員会などの資料を見るとまだまだ研究しなければならない分野がたくさんあります。

 幅広い知識と理解と忍耐がともなう作業ですが一つ一つこなしていかなければ。

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2009年11月26日 (木)

H21年度第3回江田島市公共交通協議会

晴れ

 昨日の協議会では以下が協議事項でしたが、地域交通総合連携計画策定業務の進捗状況の報告が大半を占め、具体的な協議は次回に持ち越した感じのようです。

(1)交通空白不便地域モデル地区の選定

 これは市内のバス交通についてのモデル地区選定です。通勤・通学(広島・呉との船便の乗り継ぎ)、買い物(ゆめタウンなど)、地区別バスダイヤを検討し、来年度におけるバスの実証運行をおこなう地区を決定します。

 協議会資料では以下の地区が不便地区と選定されまました。この中から最終地区を選定するわけですが、選定にもれた地区は平成23年(再来年)以降より随時着手の予定。(実証運行は3年間)

 ・江田島地区: 切串、幸ノ浦、大須
         (バス会社からは秋月が意外と不便という。)
 ・能美地区  : 高田
 ・沖美地区  : 地域全体、とりわけ三吉地区

  尚、大柿地区をどう考慮するか、という委員の意見もありました。

(2)航路の合理化、効率化について

 今朝の中国新聞記事にも取り上げられていました。前回の協議会から船のテーマは西能美航路の再編となりつつあります。 

 江田島市交通船は平成20年度決算は一般会計補助金(9,000万円)やフェリー売却益がなければ1億4,739万円の赤字。(営業損失は1億5,000万円)累積赤字は3億3,005万円。

 平成19年度の1億円、20年度の9,000万円の補助金が無ければ、累積赤字は5億2,000万円を超えています。燃料の高騰等もありましたが恐ろしい数字です。

 なかでもフェリーの採算が足を引っ張っています。フェリーは車両を運ぶことによって利益を生み出す仕組みとなっていますが、ダイヤが不便なのか、民間航路との競合のためか乗船台数は減少の一途です。

 一方、三高・大須~宇品航路の民間会社も事業主体の経営状況悪化から、以下の意向が中国運輸局に示されています。

  ①フェリー2隻運航から1隻運航
  ②三高~宇品16往復→11往復
  ③大須~宇品6往復→5往復

 こういった状況を見ると必然的に西能美航路の再編という方向性が導き出されます。私見としては、運航主体は別にしてフェリーの三高港への一元化には賛成です。

 ただし、中町・高田地区の方々からは、高速艇を使わざるを得なくなるという不満は出てくるでしょう。(フェリー減便の時にもありました。)その解決策の一つとして、中町港・高田港⇔三高港のバスのシャトル便を運行することによって、運賃負担軽減策をとることが可能ではないだろうか。

 切符も中町港⇔宇品港で発券し、中町⇔三高はバス、三高⇔宇品はフェリーという輸送モードで対応する。外国貨物ではSEA & AIR(シー・アンド・エア)というサービスがあります。

 例えば、神戸からロンドンまで貨物を運ぶ場合、運賃は船のほうが飛行機より安いが時間は飛行機のほうがはるかに速い。料金・時間ともに中間となるのがシー・アンド・エアであり、神戸からシンガポールまでは船、シンガポールからロンドンまでは飛行機とする輸送サービスです。

 一歩進めて、中町からのバスがそのままフェリーに載って、紙屋町バスセンターまでの路線を検討してもいい。そうすれば高齢者にとっても乗り換えが無くて喜ばれるのではないだろうか。せっかくの地域公共交通活性化・再生総合事業です。実証運航(行)をするのにはもってこいのアイデアだと思いますがどうですか?

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2009年11月25日 (水)

事業仕分けの影響~公共交通協議会

 行政刷新会議で事業仕分けを行っている真っただ中ですが、昨日11月24日に地域公共交通活性化・再生総合事業について以下の判定がくだりました。

 国が公共交通機関の維持に取り組む地方自治体や事業者らが組織する法定協議会を支援するため総合事業費40億3,200万円を概算要求しているが、国が関与する必要性はないとして「各自治体の判断に任せる」との判定です。

 今年7月7日に立ち上げた江田島市公共交通協議会ですが、まさにこの事業に係わる法定協議会です。今日、第3回協議会が開催されているところです。
 

内容(予定)
(1)報告事項
 ○地域公共交通総合連携計画策定業務の進捗状況について
  ・現況調査
  ・各種調査事業(航路乗降調査,アンケート調査,ヒアリング調査など)
  ・課題の抽出
 
(2)協議事項
 ○交通空白不便地域モデル地区の選定について
 ○航路の合理化,効率化について

 今年度いっぱいで地域公共交通総合連携計画(法定計画)を策定するための調査事業をすることになっています。(国の補助事業ということで国から1,100万円、市負担金167万4千円の合計1,267万4千円の予算です。)
 この連携計画をもとに3年間の実証運航などの計画事業経費を国が原則1/2補助するという仕組みになっています。

 今回の事業仕分けによって、今年度に計画し、来年度から3カ年で行うであろう実証運航(バス、船など)がスムースに実行できるか、予断が許されなくなりました。江田島市にとってバス・交通船問題は早急に取り組まなければならないのですが大変気になるところです。

 11月1日発足の議会で新たに交通問題調査特別委員会が設置されました。議会としてもこの特別委員会が本件マターを研究することになっています。

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水害対策のその後

 10:00より大原漁港潮回し河川洪水災害防止にかかわる自治会・住民代表・ポンプおよび樋門管理者・行政・地元議員の会議に出席しました。自治会からの議題としては「大原ポンプ場及び樋門について」であり、7月末の水害後から協議してきた事項のひとつで、管理者人員および人選、指導内容の徹底、樋門の開閉の教育などの確認や意見交換をしました。

 一方、行政からは大原雨水ポンプ場の土砂浚渫工事(約2,887万円)についての概要説明がありました。財政的に余裕があれば、もっと早くしなければならない工事であったということは今回の出席者共通の想いです。

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木を見て森を見ず

くもり

 昨夜からの雨があがりました。日常においても身近なことばかり気にしていると全体が見えなくなってしまうことがあります。しかし森を見て木を見ず、になってもいけません。

 これは議員活動についてもいえることです。細かいことばかり訴えても、それが市全体にとっていいことなのか、それとも、よくないことなのか、ということを時には立ち止まって考えなければなりません。また、全体にとっていい、と思っていることでも一部地域にとっては困ることもある。

 どこのラインが最適(語弊があるかもしれませんが)かという難しい判断が要求されます。日々、自問自答しながら活動しています。

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2009年11月24日 (火)

H21年第7回臨時議会

くもり

 10:00より臨時議会が開催されました。
 主な議案は以下の通り。(下記3案とも賛成多数で可決)

■一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正
⇒人事院勧告に基づく給料月額の引き下げ等(平均▲0.2%)
⇒ボーナスのカット(年0.35ヵ月の引き下げで4.5ヵ月→4.15ヵ月)

■特別職の職員で常勤(市長・副市長・教育長)の給与に関する条例の一部改正
⇒ボーナスのカット(年0.25ヵ月の引き下げで3.4ヵ月→3.15ヵ月)

■勤務時間等に関する条例等の一部改正(時短条例
⇒一日15分短縮して、8時間から7時間45分労働。
⇒窓口業務も17:30から17:15となります。
⇒転出・入が一番多いと思われる今年3月の5か所の17:15~17:30までの15分間の窓口利用者は平均1.85人/日。(本庁、江田島・沖美・三高・大柿の4支所の15分間の利用者総数を稼働日数で割ったもの。)

 時短に関しては平成22年4月1日からということになります。執行部に対しては早期に広報や本庁・支所窓口でのお知らせをお願いしました。繁忙期で1.85人/日という利用状況から見て、市民サービスセンター(ゆめタウン)による土日祝日対応や平日の18:30までの発行業務で対応可能と考え賛成しました。

 今回の職員給与およびボーナス(期末・勤勉手当)改定によって人件費の減額による21年度予算(一般会計・特別会計・企業会計)の補正が行われました。

 尚、突然ですが、議会閉会後、山西文男副市長が一身上の都合(健康面)を理由に11月30日をもって辞職されるという市長報告がありました。

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2009年11月20日 (金)

H21年12月定例会一般質問の通告

 行政(市政)に対して議員は定例会で公式に質問することができます。本日、以下の内容の事前通告をいたしました。

 今回の12月定例会については今日9:00~27日12:00まで事前通告を受け付けています。

 連結財務諸表の作成状況および公表・出前講座等について

 平成206月定例会で公会計の整備に関する進捗状況についてお伺いしました。総務省方式改定モデルをもとに資産評価などの作成を準備し、連結財務諸表を検討すると回答がありました。また、平成21年度に作成目標との回答でしたがどうなっているのかお伺いします。

平成1920年度決算をもとに健全化判断比率及び資金不足比率報告書をHPで公表し、『広報えたじま』にも説明していますが、行政用語などの説明もあるのですが、なかなか分かりにくいところです。市民に分かりやすい図などを駆使した説明が必要と考えますがいかがでしょうか。

一定数の住民からの説明要望があった場合、出前講座をしてみることも検討すべきと考えますがどうでしょうか。(消防本部による消防・救急出前講座はありますが、行政全般についての出前講座も開設すべき
と考えます。)

下水道事業計画の再検討について

先般の行政刷新会議における事務事業仕分けにおいて下水道事業等についてワーキンググループの評価結果がでました。

■下水道事業 : 事業実施は自治体の判断に任せる。

■農業集落排水事業(農業農村整備事業): 事業実施は自治体の判断に任せる。

■合併処理浄化槽整備(循環型社会形成推進交付金): 推進すべきも不要額分は縮減。(広域先進的技術の取り入れ施策等に国の関与は限定すべき。)

①上記を踏まえて、市の下水道事業計画のさらなる再検討が必要と考えますがどうですか。(市の中長期の財政に関わる問題。)

②検討前に、市民に分かりやすい下水道の仕組みを広報で取り上げてみてはどうですか。(参考 岐阜県高山市 広報たかやま 2008101日号) 事業整備後にもどれだけ費用(ランニングコスト)がかかるのか、またそのための財源についても早期に説明する機会が必要。

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たかが15分されど15分

晴れ

 11月24日(火)の臨時議会にいわゆる時短条例(勤務時間の短縮。正式には江田島市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例)が上程されます。

 現行   8:30~17:30  一日8時間
 改定後   8:30~17:15  一日7時間45分

 この条例改正は昨年8月11日の人事院勧告により国家公務員の勤務時間が今年4月から短縮したこと、および広島県内市町の状況を踏まえてというのが提案理由です。

 今年2月18日現在では、広島県が時短条例を見送ることに追随して、9市町が見送りを決め、江田島市を含む13市町が検討中でした。(唯一、広島市が議案提出。) 見送った9市町はいずれも「地域経済の悪化」や「県の見送り方針」を主な理由とするものでした。

 江田島市が今回提案したのは広島県が来月からの県議会で提案することも踏まえての上程ともいえます。

 また、年初は1日15分の時短は、実質3%の労働単価増につながる、ということが報道されており、住民の理解が得られない、との考えもあった。しかし、今回は人事院勧告に従って、

 ①職員給料表を平均0.2%引き下げる (若年層73名は据え置き)
 ②期末・勤勉手当(ボーナス)を0.35ヵ月引き下げる

 この2点があることで市民にも納得して頂ける、ということも理由の一つでしょう。

 ひとつ気になるところとしては、今年2月の坂町の見送り理由が、「時短で閉庁時間を早めることは住民サービス低下になる」 ということです。

 これまで本庁・各支所などでは17:30まで窓口業務をしていますが、職員の勤務時間短縮によって17:15までということになるのか。それとも15分の残業手当を出してでも17:30までの窓口業務をするのか。おそらく17:15で閉庁する方向だろう。

 そのための市民サービスセンターです、という回答かもしれません。車を運転していける人はいいのですが、そうでない市民にとってはサービス低下と言わざるを得ないのですがどうでしょう。たかが15分、されど15分。

(ご参考)
 ゆめタウン江田島内にある市民サービスセンターでは住民移動(転入・転出・転居)事務・各種証明書の発行については。一部を除いて平日・土日祝の11:00~18:30行っています。(12/29-1/3、ゆめタウン休業日を除く) 詳細は江田島市HP

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2009年11月19日 (木)

議会の予定

晴れ

 冬の日々が続いています。

 11月24日 臨時議会、12月 9日から12月定例会が開催される予定です。新しい議員で構成される議会が本格的にスタートします。定例会では各議員の一般質問が予定されています。お時間の許される方はぜひ傍聴にきてください。

  山木信勝議員、新家勇二議員と私で構成する会派『市民クラブ』の会長に就任しました。議会では是々非々で活動していきます。

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2009年11月18日 (水)

若手議員の想い

 12:00より広島市議会棟でWiLLメンバー(緒方県議、佐藤県議、豊島広島市議、三宅広島市議、松本廿日市市議)と会合。広島県内の若手地方議員(県議含む)でこれからどういった活動ができるかなどを話し合いました。

 何といっても若い世代の政治離れといわれて久しい。自分たちの住んでいる地域は自分たちで変えられるんだ、という意識をもっと持っていただくことが必要ではないでしょうか。

 そのために私たち30代、40代の地方議員も切磋琢磨しながら地域のために働き、若い世代に伝えていかなければ。23市町の広島県内自治体でどんなことができるか模索しています。

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流星を見る

晴れ

 朝4:00に目覚めました。毎週水曜日は朝早く起きることにしています。外を少し歩いてみたのですが、ふと夜空(朝空?)を見るとたくさんの星が輝いていました。

 北斗七星やらオリオン座を探していると、キラッ、と一筋の光が流れたではないですか。家に入ってネットを調べてみると、しし座流星群が今日18日早朝、ピークを迎えるという記事を発見。偶然にも2個の流星をみることができてラッキーでした。

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2009年11月17日 (火)

行政刷新会議のゆくえ

 昨夜から冷たい雨が降っています。国の予算・制度や行政全般の在り方について行政刷新会議が連日、事務事業仕訳を行っています。地方にとっても来年度予算案を策定するにあたって目が離せない日々が続きます。

 マスコミなどの情報ではかなりスピーディーに作業が進んでいるように見える。また霞が関(中央官庁)がタジタジな場面も見受けられるが、国民にとって実際にどのような影響がでてくるのかじっくり考えてみなければ。

 まず費用削減ありきでは本末転倒ともいえなくもない。ともあれスピード感がなんとなく期待させている。

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2009年11月16日 (月)

H21年第11回全員協議会

くもり

 10:00から第11回全員協議会に出席しました。協議内容は11月24日に開催予定の臨時議会に上程される議案説明などです。

(1)人事院勧告に基づく条例改正案の概要について

 民間企業との給与格差(公務員給与が高い)是正のため、給与やボーナスの引き下げを行う予定です。給料については、初任給を中心に若年層(73人)についてはカットなしとなります。ボーナスについては、民間企業の支給割合に見合うように0.35ヵ月分引き下げて年4.15ヵ月の支給となります。(12月のボーナスで調整する。)
 一方で勤務時間の短縮(1日15分)の条例改正も行われる予定です。これまで県内の自治体でもいろいろ議論をされている時短条例ですが、すでに導入している市町が8、江田島市と同じく11月の臨時議会で上程する議会が7というのが現状です。

(2)新型インフルエンザワクチン接種助成事業について

 国・県の接種助成金以外に、市の単独事業として妊婦と1歳~高校生に相当する年齢の未成年に対して1回あたり1,000円の補助を行うというもの。(対象者3、167人、総額626万4,000円)

(3)平成21年度第1次補正予算の凍結について

 麻生政権が打ち出した補正予算のなかで、民主党政権が執行停止したものについて江田島市として影響のあるものの説明。社会福祉課の管掌事業として、子育て応援特別手当が取りやめとなりました。予算規模は1,916万円。

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2009年11月13日 (金)

時代とは

くもり後雨

 今朝方、義理の伯父さんの訃報を聞く。 私をかわいがっていただいた伯父さん。大正12年生まれの伯父さんはハワイ生まれ。にこやかに笑顔を降り注いでくれたおじちゃんがこの世を去る。

 江田島市にもアメリカ移民の痕跡がある。もともとミカンの産地(広島・山口・和歌山・熊本など)に移民の歴史があります。しかし、こと江田島市は広島県内でも移民した人たちが少ない。何故か?

 仕事があったから。一つには呉海軍工廠があったこと。二つには大柿町大君にあった紡績工場、三つには広島や呉の軍需産業・民間企業。いま果たして、いつまで江田島市として残れるか、これが大切なのですが、状況としてはかなり厳しい。

 すべて市長の決断次第なのだろうか。市民や私を含めての議会人、そして職員がどう考え、行動するかにかかるのではないだろうか。

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2009年11月12日 (木)

ひろしま創発塾分権セミナー

晴れ

200911091  NPO法人ひろしま創発塾の分権セミナーが11月29日に行われます。【県が動く、地域が動く、分権時代へ議会に新風 ~自分たちの地域の未来を、自分たちの意思と責任で決めるために】というのが今回のテーマ。
広島県内地方議会における先進事例として、3人の市議会議員が発表されます。

「選挙を戦う~マニフェストを掲げて・・・~」 高橋みさ子 廿日市市議
「改革への第一歩~一問一答方式の導入~」 荒井静彦 三原市議
「行政・住民とともに自ら変わる議会へ
 ~休日議会・一問一答方式・議会報告会~」 福岡誠志 三次市議

 事例発表のあと、「地方発~分権改革へわが街こそブランド自治、地方議会との協創」と題し、重徳和彦氏(内閣府行政刷新会議事務局参事官補佐、NPOひろしま創発塾理事)が基調講演をされます。興味のある方はぜひ参加してみてください。

 重徳氏は2006年から2年間、広島県財政室長をしていた私と同い年の総務官僚です。現在は今ニュースになっている行政刷新会議事務局で仕事をされています。人事異動のときに綴った想いはココをクリック。今回、久しぶりに彼とあって議論(?)を交わしてみたい。

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2009年11月11日 (水)

H21年初議会

くもり時々雨

 9:30より議会棟で土木建築部より大柿町大原地区の議員に対して大原ポンプ場砂浚渫工事などの説明がありました。これは7月24日から25日未明に起こった大雨災害で早急にやらなければならないことの一つで今年度にすぐできる工事。工期は12月から3月を予定しているとのこと。(関連記事

 10:00から初議会が開催されました。正副議長および常任委員会・議会運営委員会・特別委員会とその正副委員長が決まりました。また、広島県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙、監査委員の選任同意がなされました。

 今回、産業建設常任委員会に所属し、委員長をすることになりました。所管事項は産業部・土木建築部・企業局および農業委員会の所管に関するのもです。2年間の任期ですが、しっかりと委員会運営していきたい。

 政府の行政刷新会議のワーキンググループが、2010年度予算の概算要求の無駄を公開で洗い出す「事業仕分け」を始めました。国交省の下水道事業補助金については、「地方に財源を移したうえで自治体が判断するべき」と判定されました。

 ニュースを見ていると、下水道事業が地域によっては財政負担になっており、合併浄化槽で対応したほうがむしろ安いのでは、という意見もでています。江田島市は下水道整備完了までまだ時間と費用がかかります。今回の事業仕分けによって今後の整備計画を変更せざるを得ないかもしれません。

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2009年11月10日 (火)

後期高齢者医療制度 保険料

くもり一時雨

 長妻厚労相が参議院予算委員会で、75歳以上が対象の後期高齢者医療制度の来年からの保険料が今年度に比べて全国平均で約12%上がるとの見通しを示しました。保険料改定は2年ごとに行いますが平成20年(2008)にスタートしてから初めての改定となります。

 尚、これまでの高齢者への医療制度の変遷をかいつまんで記すと、

昭和48(1973) 老人医療費の無料化(70歳~)
    高齢者の多い国民健康保険の運営が厳しくなる
昭和58(1983) 老人保健制度が施行
    若い世代(健保組合)の老人保健制度の支払が増大
平成14(2002) 老人保健制度の対象を段階的に引き上げ
          (平成19年までに70歳→75歳)
平成20(2008) 後期高齢者医療制度(長寿医療制度)がスタート

 後期高齢者医療制度では、高齢者の医療を税金で5割、若い世代の保険料4割、高齢者の保険料1割という割合で負担することになっています。若い世代の保険料からも負担しているわけですが、実際のところカバーできているのか疑問です。

 高齢者の方々が元気で病院に行く回数が少なくなると保険料もあがらない、ということを考えると、国をあげて健康づくりに取り組んでいかなければ。もちろん最近のメタボ検診にあるように40~74歳の方々もメタボリック症候群とならないよう気をつけなればなりません。

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2009年11月 9日 (月)

新知事誕生

くもり時々雨

 昨日の秋晴れとはうってかわってどんよりとした一日でした。今週はこのような天気が続きそうです。

 11月28日の任期満了に伴う広島県知事選挙。前回(27.14%)よりも上昇したといっても投票率は33.71%。約70%の有権者は棄権してしまいました。『誰がなっても変わらない』という意思表示なのでしょうか。

 初当選された湯崎英彦氏ですが、得票率52%(39万5,638票)といっても有権者の17.14%の支持ということになります。新知事が訴えてこられた『しがらみを断ち切り、県政を改革する』を必ず実行してほしい。これから任期4年、どういった広島県(県政を含む)になるのか注視しなければ。

 江田島市議会は11月11日(水)に選挙後の初議会が開催されます。ここで正副議長、常任委員会、特別委員会、議会運営委員会など、議会組織(人事)が決まります。

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2009年11月 8日 (日)

ある秋の一日~江田島町を満喫~

晴れ

 暖かい一日でした。

 朝食を食べた後に妻と歩いて大柿公民館へ。今日は広島知事選挙の日。投票したあとに明慶寺~宝持寺の再建現場(10年前の平成11年6月29日 広島県西部の集中豪雨で被災)を通って我が家へとウォーキング。

 途中、お墓を掃除に来られた宝持寺にゆかりある方(広島市佐伯区在住)と出会い、いろんなお話ができました。

091108_4 091108_5  なぜか、そのあと、古鷹山に行きたくなりました。夫婦二人で江田島市のなかで古鷹山だけ登っていませんでした。(陀峯山、真道山、野登呂山、砲台山などはあります。)

 途中、江田島町宮ノ原の知り合いからブロッコリーの苗をいただいて、夕方、我家の家庭菜園に植えました。左の写真は登山口にある地図と私の前を歩く妻。

091108_6 091108_7 0911081  山頂まで980メートルということで楽勝と思っていたのですが、日ごろ運動していないためでしょう、だんだんと足が重くなってきました。

 しかし山頂近くですばらしいパノラマ光景を見ることができました。左の写真は左から①広島湾、②呉湾、③江田島湾です。なんと素晴らしい光景でしょう。

 今日の知事選挙で新しい広島県知事が誕生します。今後の江田島市をどう考えていただけるのかが気になります。瀬戸内海で一番、利便性が高い島なのですが、若者や働き世代(20代~60代)が住みにくくなっています。

 海上交通(ダイヤ・料金)がしっかりとしていれば島を離れる人もなく、島育ちの人々も帰ってくるんだけど。。。左の写真は県の補助金事業(ひろしまの森づくり事業についてはここをクリック)として江田島市が発注している事業を説明する看板です。

091108_8  昭和53年(1978)6月に起こった大規模な森林火災。私も当時小学校2年生でしたが記憶の片隅に残っています。あれから31年ですが、ようやくその爪あともなくなった感じがしました。

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2009年11月 7日 (土)

市の財政状況 2009

晴れ

 お昼はポカポカ陽気の一日でした。江田島市は【広報えたじま】で市の財政を公表しています。

 今年11月号では平成20年度決算などが記載されていました(その①その②)が、年々、分かりやすいまとめ方となっています。

Photo 平成16年度から20年度までの市債残高は左の写真のとおりです。市債残高は平成17年度から約10億円づつ減ってきているのですが、人口減少が加速しているので人口一人当たりの市債(借金)は横ばいとなっています。

 注意しなければならないのは下水道と水道の両事業です。水道事業は今後も老朽化した水道管の敷設替(更新)、下水道事業は建設費用に莫大な投資が必要となります。

 平成20年度一般会計決算では、市の財源のうち自主財源は28.1%と3割を切っています。依存財源としての国からの地方交付税(仕送り金)は62億6523万円(41.6%)ですが、年々減っていくことは確実です。20年度決算における実質公債費率は14.6%と国の早期健全化基準(25%)をクリアしていますが、今後の地方交付税の減少によっていつまでクリアできるか分かりません。

 おそらく市のほうも中長期的な市財政のシュミレーションをしているかと思いますが、特に先ほどの上下水道事業の動向も踏まえた分かりやすい財政見通しを公開してほしい。もちろん市の財務諸表(総務省方式改定モデル)も速やかに公開しなかれば。(平成20年6月定例会では21年度には作成公開したいとの答弁をいただいたがどうなっているのだろう。)

 11月1日の中国新聞に掲載されていました、中国地方唯一の早期健全化団体(いわゆるイエローカードを受ける)となった鳥取県日野町。(当ブログの関連記事) 公共事業のストップ、職員等の人件費削減、事務経費や各種団体への補助金もカット。そして固定資産税や下水道使用料の値上げなど住民負担も増大しています。

 対岸の火事ではありません。江田島市自体も各種団体への補助金は徐々にカットされています。また下水道についても近々、値上げに踏み切ることもあります。(実際、6月定例会において市長も下水道使用料の見直しに言及しています。) まず行政は議会・市民に財政状況見通しを公開し、住民負担をお願いすることもありえるのであればしっかりとした経営方針を説明しなければ。問題点があれば早期公表・早期解決に取り組んでほしい。

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2009年11月 6日 (金)

投票所へ無料送迎

晴れ 

 中国新聞ニュースによると、県知事選挙の投票率アップのため、広島市内のタクシー会社(安佐南区)が5台の車を運行して安佐南区内の有権者(移動手段のない)に限って自宅~投票所への無料送迎(往復)をするという。画期的な試みであると思いますが、行政がこういったサービスを提供することはできないものだろうか。(民間が特定の地域だけにサービスをすると問題があるような気もします。)

 先日の記事(8月28日)に書きましたが、江田島市内ではタクシー代を払って投票所に行く市民もいます。

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2009年11月 5日 (木)

明るいみらいへ

晴れ

 朝晩、めっきり寒くなりました。いよいよ県知事選挙戦も終盤にさしかかっています。まだ有権者の半数以上がだれに投票するか決めていないといいます。

20091105193224_2 19:00より庚午中央会館(広島市西区)でありました河井あんり個人演説会に応援弁士のひとりとして出席しました。広島県若手地方議員の会(WiLL)は今回の選挙戦で若き志のある河井候補を応援しています。(WiLL豊島広島市議のブログ記事①

 いま広島県に必要なことは力強いリーダーシップとしがらみのない県政への脱却です。県議6年半のなかで藤田県政にどうどうと物申す凛とした姿勢、若者からお年寄りまでが気軽に声のかけれられる候補者こそ次代の広島を託せるのではないでしょうか。

 平成の大合併によって86市町村が23市町に再編された広島県。各自治体間の連携こそ、オール広島になってこそ、次なる明るいみらいを建設できると思います。WiLLメンバーはその希望を河井候補に見出しています。(WiLL豊島広島市議のブログ記事②。)

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2009年11月 4日 (水)

議員懇談会

晴れ

 午後より議員懇談会に出席。20名の議員が集まり、初議会の運営・日程などについて協議しました。初議会は11月11日(水)の予定です。

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2009年11月 3日 (火)

海は忘れない

晴れ

091103  穏やかな文化の日。昭和23年(1948)と昭和25年(1950)7月27日に大柿町長島沖でイワシ網漁をしていた際に米軍の不発弾による犠牲者が26名でました。

 今年、24名の犠牲者を出した昭和25年の事故から六十回忌を迎えるということで、犠牲者の慰霊碑が住民有志の寄付により大柿町深江漁港近くに建立されました。

 当初は設置場所をどこにするかという問題もありましたが、市有地が漁協近くにあって市長のご配慮もあり海の近くに建てることができました。そして碑は事故があった長島の方向を向いています。

 今朝10:00より遺族や住民で追悼式がしめやかに行われました。戦争が終わったあとにも犠牲者が出たという歴史を私たちは後世に伝えていかなければなりません。海は忘れない。

091103_2  大柿町深江地区は長年、バス停の延長が悲願でした。現在の最終停留所は市役所深江連絡所前にありますが、地区の人口中心地である須ノ元までを希望していました。高齢者の方々や足の不自由な人にとって600メートルの道のりというのは大変でした。

 総務部企画振興課および江田島バスが検討した結果、トイレが近くにある市有地が須ノ元地域にあり、ようやくバス停延長の目途がたったということです。左の写真はバスが停車するために切り込みをつくった現場です。あとは運輸局の認可とダイヤ編成を待つだけです。

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2009年11月 2日 (月)

住民自治

晴れ

 この秋一番の寒さではないでしょうか。WiLLメンバーの豊島岩白広島市議のブログに興味深い記事。私も同感です。

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2009年11月 1日 (日)

雨天の試合

くもりのち雨

 秋月弾薬庫内のグランドであった所属軟式チームの試合に参加。試合途中から大粒の雨が降り出し、2-0で雨天コールドゲームで負けてしまいました。ひさびさの野球を楽しむことができたのでよしとしましょう。お昼過ぎにホウレンソウの種を少し蒔いてみました。うまく成長するだろうか。

 野球チームの中学同級生は農業専門家。少しづつ農業について学んでみようと思っています。大切なことは土づくりと水。

 今日から11月です。議員としては新たな任期のスタートです。11月4日に議員懇談会が開催され、新議会の構成議員と今後の議会運営について話し合われることになります。初議会は11日の予定。

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