費用負担の公平性
晴れ
午前中は潮回しの管理などで困っている市民の方のお話を聞いてきました。江田島市内にはこのような場所がたくさんあります。管理者が高齢となるとなかなか管理が行き届かなくなります。
また、近年は潮位が高くなったんだと思いますが、大雨・台風時に満潮が重なると潮がこれまであがってこなかった場所にまであがってくる。床下・床上まで潮水がくる家屋も増えてきているのではないだろうか。
午後は下水道事業についての説明をある市民の方にしてきました。昨年度に下水道事業の見直しがなされて、これまで計画内にあった地域が対象外となり、そのことで合併浄化槽の補助対象地区となった案件。
問い合わせの市民宅は新築時に合併浄化槽にしていますが、建設時には下水道計画地区のため、合併浄化槽の補助制度は適用対象外。今後、壊れて新たに浄化槽設置のときには補助金が出るとの市からの説明があったそうです。10人槽のため年間の維持管理費は約10万円。下水道利用者との費用負担はかなりの開きがあります。
私が6月定例会で質問した案件ですが、市設置管理型の合併浄化槽制度を再度、検討してもらいたい。そうでなければ、下水道事業の赤字補てんを一般財源からかなりの額をしていることをしっかりと市民に説明し、下水道料金の値上げを早期に実施しないと市民の不公平感はぬぐえない。これは市営交通船を利用していない市民が、赤字を税金で賄っているなら市営船を廃止したらどうか、という意見と同じ問題です。
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