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2009年8月21日 (金)

H21年7月豪雨災害に関する説明会@大古地区

晴れ

 10:30より大古会館(大柿町大原の大古小学校近く)であった8月4日提出の大古自治会要望書に関する回答書(PDFファイル)説明会に出席。

 出席者は29名。

 【行政】・・・10人。
 2副市長、
 総務部(部長・総務課長・企画振興課専門員(大柿支所駐在地域市活性化支援員))
 土木建築部(部長・下水道課長・特命主幹・維持管理主任)
 市民生活部長

 【自治会】・・・16人
 会長・2副会長、被災地域市民 13人

 【議会】・・・3人 → 大古地区居住議員
 沖也寸志議員・山本一也議員・胡子雅信

 まずは回答書を自治会長への送付で終わらすことなく、説明会形式としていただいた行政の姿勢に感謝します。

 説明会ではかみ合わない場面も多々ありました。市民と行政がおなじ土俵(共通認識)に立っていないことが原因です。行政出席者のほとんどが大柿町役場出身ではない、ということもあります。

 故に、被災者からは、大柿町時代はこういう行政サポートもあったのに合併して地域密着型の行政サービスが低下している、という論調になります。もちろん災害時に大柿支所には職員一名しかいなかったというのは問題です。

 平成16年11月1日に合併してより5年近くなりますが、合併間もない時に同じような床上浸水の被害がありました。行政側から、今回の災害を教訓として対策を検討する、という趣旨説明がありました。被災者からすると憤慨する答弁です。なぜ、前回の教訓を生かしていないのか。

 行政はオールマイティーではない。市民の自助努力も必要です。しかし高齢化しているコミュニティーにできないことを行政が支える仕組みも必要。

 これから5年後の江田島市を想像(現実を直視)することが大切です。【持続可能な江田島市】を掲げて就任した田中達美市長です。思い切った施策をする最後の時かもしれない。 

 いま総選挙真っ盛りですが、一ヶ月後に江田島市議会議員選挙があります。6減の20議席を現職・元職・新人が有権者に自分の想いを訴える。その想いを市民にしっかり説明するのが立候補者の責任。ただ単に『お願いします。』という候補者ではだめ。

 そんな議員は自分の保身しか考えない。なぜ立候補し、江田島市をどうしたいか、というポリシーを主張しなければ。【持続可能な江田島市】について真剣に田中行政と議論することが次の議員の使命です。崖っぷちの江田島市です。もうすぐ広島市や呉市が救済してくれる、という考えの行政マンや議員や市民ではこの島はなくなります。

追伸)私の次なる目標は議会改革。行政と同じ目的(江田島市を持続すること)で議会(公開の場)で討論することは議員の大事な仕事。行政と同じレベルの地方自治法制を最低限身につけないと議論がかみ合いません。

 同じ土俵に経つ努力をしなければ、いつまでも議会軽視という被害妄想に囚われる。(客観的には議員の勉強不足の面もある。) 根拠のない独りよがりな主張をするようでは失格です。

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