八幡川洪水災害防止対策(その1)
晴れ
久々の夏らしい天候の一日でした。まだ梅雨明け宣言はされていませんが、太陽がでている日はすでに夏です。
13:00より題名の第1回検討会に出席しました。大古自治会(大柿町大原地区と小古江地区)と地区住民(今回の水害被災地)の合同会議です。議員としては大原地区の山本一也議員と私が出席。
この検討会の趣旨は次の2点に集約される。
①今回の水害に対する問題点の検証
②今後の災害防止対策に関する行政への要望
約1時間30分の会議。被災地域住民から過去の事例や経験談、そして今回の水害に至るまでの詳細な状況を伺いました。主な論点としては、
■大雨警報・台風時はポンプ場・樋門管理に市職員の応援体制が必要。
■誠意ある人にポンプ場・樋門管理を委託してほしい。
(技術指導は行政がしっかりバックアップすることが前提。)
■水害の後処理の道路清掃(ヘドロが堆積)を市が責任を持って速やかにすること。(できない場合は市民ボランティア活動への支援。)
■大柿町に在住の市職員は災害予測時に支所で待機してほしい。
(市内他町在住職員も各支所(能美町は本庁)に待機すべき。)
■大原ポンプ場のため池のヘドロを早期に除去。(山本議員からは旧町時代より要請しているが、除去費用が約2億5,000万円かかるので財政的に無理と回答があったことの報告。)⇒ ため池に派生する葦(あし)の除去だけでもお願いしたい。
これから自治会としての要望案をまとめることになります。
ところで、江田島市災害対策本部条例という市の法律があります。今回の水害に対して市が条例に則った対応ができたかどうかの検証も必要。【絵にかいたモチ】でないことを願う。
災害というのは想定できないことが起こるものです。その時のベストを尽くせば非難されることはありません。今回のことをひとつの事例として、被害を最小限にするための対策を行政・市民・議会が一体となって構築することが大切です。水前寺清子さんの【三百六十五歩のテーマ】のように♪一日一歩、三日で三歩、三歩進んで二歩さがる♪。たとえ一歩でも、着実に前進することこそ大事にしたい。
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