生活の足 小用~呉航路
晴れ
今日は小用から船で呉に行ってきました。7:15小用発の第5便(フェリー)です。車両6台、乗客は約50人でその7割が学生といったところです。一便早い7:09発の高速艇はそれ以上の人数が乗船します。この便は通勤客が多い。
江田島市のバス路線はなんといっても港が起点となります。江田島バスは基本的に小用港の船便にあわせてダイヤを組んでいます。利用者数が他の港(中町、高田、秋月、三高)に比べて圧倒的に多いということが理由でしょう。
少し古い資料(1997年広島県)ですが平成6年の利用者人数は以下の通り。
港 | 乗降客数 |
小用港(切串港含む) | 299万3,996人 |
中田港(中町・高田) | 96万9,509人 |
三高港 | 60万8,499人 |
大柿港(柿浦・大君) | 8万9,530人 |
県の管理港として小用と切串をあわせて小用港といいますが、おそらく小用が200万人強ではないでしょうか。そういった意味で小用を起点とした路線バスのダイヤ編成というのは当然のことです。
昨年4月から江田島バスによる路線一元化によって以前の呉市営バスと能美バスの乗り換えの不便さは解消されました。しかし、今年の4月ダイヤ改正後においてもまだ一部不便になったとの市民の声も聞こえます。
たしか昨年に【広報えたじま】と一緒にバスについてのアンケートが配られました。どのくらいのアンケートが回収できたのかわかりませんが、今一度、路線バス利用者がどういった方々なのか、どういったニーズなのかということを改めて調査しなければならないのではないだろうか。
幸いにも今年度から支所単位に専任の「地域活性化支援員」が配置されました。地域と行政のパイプ役として地域課題の把握や新たな組織づくりに向けた支援をします。できることなら地域活性化支援員がこのバス問題について地域自治会等と直接意見交換してもらいたい。
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