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2009年4月24日 (金)

江田島市であるがために

くもり
 9:30からの合同委員会(産業建設常任委員会・企業会計特別委員会)を傍聴しました。今日は私の傍聴記録のみ記します。(すこしだけ所感を書きます。)
(雑感)
 数名の議員のみ積極的に質疑する。座っているだけで意見もあるのかどうかわからない議員が何名かいる。なんのための議員か、なんのための委員会の委員か。私を含めて傍聴していた議員(産業建設常任委・企業会計特別委に属さない)も発言したいができない。

協議事項
(1)「サンビーチおきみ」・「能美海上ロッジ」・「シーサイド温泉のうみ」 3施設一体運営モデル(案)について

参考資料:運営モデル案概要(産業部商工観光課作成) 

「運営モデル案概要①」PDF824KB
「運営モデル案概要②」PDF650KB 
「運営モデル案概要③」PDF682KB
「運営モデル案概要④」PDF666KB


 江田島市は150万円の予算で(株)休暇村サービス財団法人休暇村協会の関連営利法人)に3施設一体運営についてコンサルタントを委託しました。その報告書を3月末に受けて今回の議会担当委員会に説明となりました。
   3施設を有効活用するために一括運営して指定管理者制度で収支重視という観点で運用するとすれば、指定管理者の運営上のリスク(台風など天災その他にともなう営業上の損失発生)などを考慮すると、市からの指定管理料は年額1,000万円が妥当との意見。

 合同委員会での質疑応答は以下のとおり。(私の記録において)

Q ロッジ・温泉の企業債元利償還額(市の借金返済額)は年間いくら?
A  4,300万(年間)を見込む。
Q  指定管理者の指定期間や指定方法については?
A 期間は5年。一般公募もしくは「海辺の新鮮市場」のように市が指名する。
Q 「サンビーチおきみ」の営業を3月から10月までの8ヶ月間とするのは?
A 冬場の季節は過去の実績として利用者が少なく大幅な赤字の原因となる。能美ロッジの補完的な施設として位置づける。(今回の試算において「サンビーチおきみ」は平成18・19年の利用者数しか判明せず。帳簿類はまったくなし。休暇村の経験による独自の試算=信頼性はあると考えます。破産決定されたおきみウエストマリンがいかに杜撰であったかを理解します。)
Q  「サンビーチおきみ」休館の4ヶ月は従業員はどうなるのか?
A 期間限定での雇用となると思います。休暇村の例ですが、期間限定でも80%は再雇用されています。(再度、雇用を申し込みます。)
Q 1,000万円の指定管理料を毎年支払うのか?(5年間で江田島市が5,000万円支払うことを保証すると受け取られかねないがどうか。)
A  相手が決まってからのことですが、利益が出た場合は折半(利益の半分を市がいただく)ということも視野に入れる。
Q 指定管理制度となった場合、現在働いている職員(職員10名+パート21人)はどうなるのか?
A 一旦、退職して頂き、指定管理者への再雇用を考えている。
 
(2)その他
  ・有限会社おきみウエストマリンの破産についての報告
   平成21年3月6日午後5時 広島地裁呉支部の破産手続き開始
   平成21年4月1日 広島地裁呉支部の同時破産手続廃止の決定確定

  ・江田島小学校建設問題
   古澤建設工業は4月22日付で民事再生決定の報告

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