子ども議会
くもり
旧大柿町で昭和59年8月24日に大柿町制施行30周年記念行事の一環として【子供ミニ議会】を開催したことがあります。小学生が本会議場で本物の町長(執行部含む)に一般質問するものです。当時の議会だよりには次のような一議員のコメントがありました。
・現職(町会議員)顔負けの質問内容。
・将来を担う子供たちにとってこの上ない勉強。
・町は子供の願いが実現できるよう努力してほしい。
近年、地方議会の議場を会場として子どもたちが議会審議を疑似体験する【子ども議会】が増えています。平成19年で市議会153市、町村議会で31町村。参加する児童・生徒の年齢層や主催者、模擬議会内容についてはいろいろあるようです。目的としては、
・自分たちの地域を知ること。
・地方自治(議会や行政の仕組)を学ぶ。
・選挙への理解と認識を深める。
・自ら考え自ら行動する(自治)ことを学ぶ、などなど
子ども議会で児童・生徒が参加・活動すると家族・友達・近所・地域の人たちも関心をよせて自分たちの住んでいるまちについていろいろと意見が出てくるでしょう。市役所も学校も自分たちのまちのことを考えていくでしょう。
市長は今年の市政方針で「地域力を生かした協働のまちづくり」を3本柱の一つとして取り組むことを宣言しました。まちづくりの主役である市民の意見をしっかりと聞いたうえで、地域と行政がお互いの役割を認識し、相互に連携しながら市政を推進していく必要を唱えています。まちづくりの基本は住民自治にある。
選挙権・被選挙権はありませんが子どもたちも市民です。彼らの視点や考え方をまちづくりに活かすことも大切で市の活性化につながるのではないだろうか。江田島市も子ども議会開催についてぜひ取り組んでほしい。
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