江田島市の議員報酬についてどう思いますか?
雨のち晴れ
来年度より2年間で市長・副市長(2名)・教育長の給与(給料・期末手当)を減額し年間527万4,090
円(2年で1,054万8,180円)の人件費削減策を打ち出した市長です。一方で市議会はどうかと市民のみなさんは思うでしょう。
議会としては平成19・20年度の2年間実施した議長・副議長7%、議員5%の報酬カットを今年10月31日の任期まで延長する方向にあります。市長を含めた特別職(市長プラス副市長・教育長)が2年間の給料カット(市長7%、副市長・教育長5%)からさらなる給与(給料・期末手当)カットに踏み込んでいるなかであまいといわれるかもしれません。左の写真を見てください。県内14市で一番少ない報酬です。(もともと27万円ですが減額表示をしています。)
私はさらなる議員報酬カットには反対です。その理由は”続き”を読んでみてください。
参考までに安芸郡の町議会議員の1ヵ月の報酬はというと、
府中町(定数18) : 290,000円
海田町(定数16) : 254,000円
熊野町(定数16) : 260,000円
坂 町(定数12) : 246,000円
江田島市の議員報酬を更なるカットしたくない理由は以下のとおり。
①若い人が立候補できない。
月額手取り19万円(以下に詳細あり。)では20代から50代の市会議員になりたい人が立候補できない。
②議会としては今年11月より定数6減で人件費を総額1,000万円余をカットする。(市長・副市長・教育長の給与カット527万の2倍です。)
年間受取額 月額報酬 控除 月額手取分
(税込) (4月分) (所得税等)
平成18年分 4,280,175円 270,000円 62,800円 207,200円
平成19年分 4,174,200円 256,500円 63,300円 193,200円
平成20年分 4,133,700円 256,500円 66,100円 190,400円
※共済掛金などの市負担分は除く。
仮に平成22年3月まで現行カット率(正副議長7%、議員5%)とすれば議員一人当たり年間413万円(正副議長は少し多い)の報酬額。来年3月まで議員報酬カット率が続くとすれば、平成21年度(4月から平成22年3月まで)の議会としての人件費削減額は、
413万円÷12ヵ月 X 削減6人 X 5ヵ月(11月から平成22年3月)= 1,032万円+α
※αは市負担の共済掛金など。
私の意見に疑問がある方もいるでしょう。いろんなご意見をお待ちしています。
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