平成21年3月定例会(第2日)
くもりのち晴れ
議会2日目。昨日に続いて平成20年度補正予算案7会計(住宅新築資金等貸付事業特別会計、港湾管理特別会計、公共下水道事業特別会計、農業集落排水事業特別会計、地域開発事業特別会計、公共下水道事業(能美地区)会計)の審議・採決(すべて可決)のあと市長の市政方針(PDF230KB) がありました。その後、平成21年度予算案を予算特別委員会に付託し延会となりました。(明日より予算特別委員会で予算案が審議されます。) 定例会としては3月5日から17日までを休会とし、3月18日から一般質問が始まります。ぜひ傍聴に来てください。
気になる点として、公共下水道事業(江田島・大柿地区)についての平成20年3月時点(直近のものが1年前というのはどうか。。。)の数字として、
普及率 水洗化率
江田島地区 43.0% 85.6%
大柿地区 19.6% 30.5%
大柿地区の水洗化率(下水道が利用できる状態であるが接続をしていない)があまりにも低すぎる。負担金(一戸10万円)と下水道使用料で建設費・処理費を賄うのが前提であり今後の下水道事業だけでなく市の財政にも大きく影響します。
市長市政方針の骨子
平成21年度の当初予算編成の方針は次の3本柱とする。
①持続可能な江田島市実現に向けた「更なる改革の推進」
行財政改革推進室を設置し、「施設の管理運営」、「使用料・手数料の見直し」等を改革に取り組む。滞納対策に加え個人住民税について広島県と協働徴収に取り組む。
②「江田島市総合計画」の着実な推進
【教育・子育て支援】
特色ある個性豊かな学校づくり、学力向上対策、体験活動の推進、教職員の研修強化。第2次学校統合による学校再編の推進。
【地場産業の振興】
果樹・花卉・野菜の生産に対する支援、漁業者の経営安定に向けた支援。
③「地域力を生かした協働のまちづくり」
・市民活動センター準備室を設置し、各支所単位に地域活性化支援員(1名)を配置し、地域と行政のパイプ役として地域課題の把握や新たな組織づくり等を支援。
・県立広島大学と包括協定を締結する。
・広島県が過疎対策として進めている「企業の社会貢献マッチング事業」に取り組む。
追伸)
ある議員の市長本人への補正予算案に関する行財政改革の方向性についての追及に対して、『就任が短くすべてを把握しているわけではない。(私は)神さま仏さまでもなく、そのためにこうしてスタッフ(副市長・部長)がいる。』という弱気の発言だけはやめてほしい。しっかりと堂々と持論を主張してほしい。お互いに江田島市を良くしていこうという気持ちは同じ。ベクトルがあうところでは大いに応援します。がんばりましょう!
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