予算審査特別小委員会(文教厚生)第1日目
晴れ
予算委員会(文教厚生)に出席しました。午前は市民生活部所管の一般会計予算・住宅新築資金等貸付事業特別会計。午後は教育委員会所管についての一般会計予算についての審議でした。執行部の予算説明後に各委員による活発な質疑のあと賛成多数で承認されました。
市民生活部所管(主要事業の抜粋)
・合併浄化槽設置費への補助金(下水道区域見直し) 1,966万円
一基当たりの補助金額は5人槽50万円、6・7人槽72万円、10人槽110万円
・住宅用太陽光発電システム設置費への補助金 104万円 (13基分)
2万円/kWで最高4kW (最高8万円/基)
・ごみ処理
家庭一般廃棄物収集運搬業務 3億1,349万円
環境センター管理運営事業(粗大ゴミなど) 1億1,767万円
ごみの減量化につとめましょう!
・秋月処分場適正化事業(20年12月定例会一般質問)
当初1億6,000万円といわれていたが最終的には総工費8,600万円で収まりそう。
・葬斎センター運転業務委託料
来年度より3年間で業務委託契約(6,772万円)。入札に1社だけ応札(従来の業者)。
教育委員会所管(主要事業の抜粋)
・通学支援事業 4,905万円
スクールバス5台 運行委託 1,890万円
バス通学児童・生徒への定期補助金 2,686万円
・市が負担する小中学校の臨時講師賃金 5,871万円
特別支援や英・数・国・体育などで必要とする教員を市が雇い入れるため。
尚、教育委員会からの沖美町カキかきマラソン補助金がなくなったことに対しての質疑について、執行部からは来年度にイベント自体が無くなるというわけでなく担当セクションを調整中とのことでした。カキなどの特産品ピーアールとなれば産業振興担当部署が適当ではないかという議論がある。
ちょっとした疑問
Q. 江田島市にある葬斎センターから出る遺灰に含まれた貴金属はどうなるの?
A. 民間業者が委託を受けて遺灰は静岡県のほうに送っている。
(残骨灰処理処分委託料 36万7,000円)
なぜそういったことを質問したかというと、公営火葬場から出る遺灰に含まれた貴金属(歯の治療や人工骨などで金・銀・パラジウムなどを利用)を自治体が回収して換金したり、遺灰そのものを売却したりして収入に入れている自治体があると新聞報道されていたからです。2007年度(平成19)、名古屋市が年間約1,000万円、東京都で約300万円の売却益があったというが遺族側は知らされていないようです。尚、遺灰の所有権について大審院(現在の最高裁判所)が1939年(昭和14)に、収骨前は遺族の所有、収骨の後は市町村の所有という判決を出しています。
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