学校統廃合について
晴れ
先週土曜日(2月7日)に江田島市内の第二次小中学校統廃合に関する記事が中国新聞に掲載されました。対象となっている学校は以下の4校です。(平成20年5月1日現在、特支=特別支援学級。)
【中学校】
1年生 | 2年生 | 3年生 | 全校 | |
三高中学校(沖美町) | 15人 | 12人 | 6人 | 33人 |
【小学校】
1年 | 2年 | 3年 | 4年 | 5年 | 6年 | 特支 | 全校 | |
高田小学校(能美町) | 11人 | 7人 | 8人 | 15人 | 18人 | 10人 | 0人 | 69人 |
柿浦小学校(大柿町) | 2人 | 11人 | 6人 | 16人 | 15人 | 10人 | 1人 | 61人 |
飛渡瀬小学校(大柿町) | 7人 | 8人 | 12人 | 15人 | 7人 | 8人 | 0人 | 57人 |
平成16年の合併時に6中学校16小学校(22小中学校)がありました。
平成18年度 秋月小学校、大須小学校、沖中学校 (3校統合)
平成19年度 宮ノ原小学校、津久茂小学校、小用小学校、沖小学校 (4校統合)
平成21年度 切串中学校、大君小学校 (2校統合予定)
来年度(平成21)より4中学校9小学校(13小中学校)になる予定です。平成20年2月における【江田島市行財政改革実施計画】の進捗状況では5年以内に3小学校の統廃合について再検討することが決まっており、三高中学校は能美中学校の新校舎建設を目途に検討することとなっています。
学校の統廃合についてはいろいろな意見があります。少人数であることのメリット・デメリット。統合されて人数の多い学校に児童・生徒が通うメリット・デメリット。児童・生徒、教師、親、周辺地域住民、市、教師を派遣する県、補助金を出す文科省など、それぞれの立場でそれぞれの意見があります。財政的にも厳しいなかで、出来うる範囲で【こども】にとってよりよい環境づくりこそ私たちおとなの使命です。
ひとつ今考えること。いまのところ統廃合にあがっていない沖美町の三高小学校(児童数94人)と江田島町の切串小学校(児童数80人)。広島市南区宇品に一番近い江田島市の小学校です。
両校とも近くには広島(宇品港)と定期船で結ばれている港があります。宇品地区は再開発によって爆発的に小学生児童が増えている地域であり、受け入れる小学校の能力にも限りがあると思われます。
広島市と江田島市が提携して宇品と三高・切串の通学ダイヤ(スクール・シップ。もちろん一般客もOK。)を設ければ、2つの小学校施設の有効活用とならないだろうか?山・海など自然のある島の小学校にぜひとも通わせたいと思う親も増えてくるのではないか。どうだろう?
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