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2009年2月15日 (日)

三次に学ぼう 議会報告会

 広島県で行政・議会先進地域の三次市。2月13日の中国新聞に三次市議会の議会報告会の記事が掲載されました。昨年度に続いての2回目だそうですが参加市民の数は408人から713人へ。いかに市民の関心が高いかということがわかります。

 第一回は平成19年8月7日から10日までの4日間、今回と同じ市内19か所で県内初として行われ、報告会の成果として議会運営に反映すべき5項目が提言されています。

(1)議会がもつあらゆる情報を積極的に公開し、市民との「直接対話」の促進に努め、市民の意見を政策提言に反映する。

(2)地域の現状を分析する調査活動を強化し、市政運営に関するチェック機関として、その役割を充実させる。

(3)政務調査費を活用した調査研究活動については、その成果が政策立案に発揮できるよう、議員の政策形成能力をさらに高める。

(4)「議会だより」の発行にあたっては、審議の状況を明確に掲載すると同時に、特別な事項については、「テーマ」を設定して特集する等、内容の充実をめざす。

(5)議会基本条例の制定については、早期制定に向けて今後も調査研究を続け、さらに議論を深める。

 今回はこの提言を踏まえたよりよい報告会になったのではないでしょうか。今後は議会基本条例や市民が議会を評価するモニター制度の導入を検討しているという。地方議員の存在意義が問われている時代です。江田島市議会も早急に議会改革へ舵を取らなければならない。まずは動いてみること、これが大事です。

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