明日からH20年12月定例会
晴れ
また寒い日となりました。明日10:00から12月定例会が始まります。
まず田中市長の所信表明があります。これから4年間の彼の政策基本方針が打ち出されます。時間のある方は是非、議会の傍聴をしてみてください。
この定例会の主な議案は、2つ。
(1)江田島市下水道事業の施行に伴う分担金等の滞納処分に係る事務手続等に関する条例案
負担金、分担金及び使用料の滞納が増えています。滞納対策のための条例です。滞納処分に関する事務をする職員を任命し、時効などで不納欠損(法的に徴収することができなくなる)にならないようにする目的です。
滞納処分とは・・・
納税義務に関して国または地方公共団体などの租税債権者がとる強制徴収の手続きのことです。
滞納市税について、法律(地方税法第231条)は「督促状を発した日から起算して10日を経過した日までに完納しないとき」は「財産を差押えなければならない」と定めています。
今回の下水道事業などの分担金、使用料などは地方自治法第231条の3で、地方税の滞納処分と同じように処分することができます。
つまり、督促状を発した日から10日経っても支払わないときは滞納者の財産(動産、不動産、給与、地代、家賃、売掛金、預貯金、有価証券等)を差し押さえ、その差押財産を換金して納付にかえます。
(2)江田島市交通船事業会計補正予算案および一般会計補正予算案
12月13日(土)の中国新聞朝刊にも記事がでていたように、交通船事業の運転資金不足を補うため、9000万円を一般会計から補てんする予算案です。補てんしなければ船は止まってしまいます。
また、昼間の乗客が少ない時間帯に走らせる小型高速艇(中古)を購入するために一般会計より10年間の長期貸付をすることも補正予算案に盛り込まれています。
小型高速艇の1航海あたりの消費燃料は軽油100リットル。ニュー千鳥が220リットルです。平成20年度の軽油平均単価が100.9リットルですから、1航海あたり12,108円のコスト削減となるわけです。小型高速艇を1日6航海するスケジュールで燃料単価が90円で2463万円の燃料費削減を予測しています。
○江田島市船員の給与の種類及び基準に関する条例 (期末手当) 第16条 期末手当は,年2回在職期間に応じ,かつ企業の経営状況を考慮して支給する。 (勤勉手当) 第17条 勤勉手当は,船員の勤務成績に応じ,かつ企業の経営状況を考慮して支給する。 |
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