晴れ
昨日までの肌寒さから比べると暖かかったですね。
中国新聞が今日から江田島市長選を前に【海生交流都市の課題】として特集しています。
4年前の市長選挙前にも同じような特集がありました。2004年(平成16)10月20日~22日までの3回特集です。見出しは【江田島市 迫る船出】。キーワードは、
①一体化
江田島・能美・沖美・大柿の対等4町合併において安芸郡・佐伯郡の境界を乗り越える。
⇒合併当初の1市4制度は統一した感はあるが各旧町の住民にとってサービス面における温度差はある。
②財政難
合併当初の財政調整基金残高は9億7,230万円。他の基金を含めて37億円弱が江田島市に引き継がれた。平成19年度決算においての財政調整基金残高は6億2,330万円。
⇒交付税は年々減少傾向。高齢化による福祉負担の増加と原油高騰等による交通船事業の赤字拡大(平成19年度まで累積赤字が3億3,178万円)。国民宿舎事業や第三セクターの江田島バス(市が約97%出資)も慢性的な赤字体質。4年前以上に厳しい。
③宿題
新市庁舎は当初36億円を見込んで計画していた。
⇒財政難により新市庁舎は3年間凍結という結論。これからし尿処理施設の更新や能美中学校校舎の建て替え問題もある。(今回建て替えの江田島中学校より能美中学校校舎の方が古い) 下水道事業の見直しもある。
合併して4年経ちますが問題が多くなっているのは事実です。いかにすべきかを次期市長が市民や議会に対して具体的に説明し、実行していくか。また、議会はもっと活発に議論し、政策提言をしていかなければならない。【生き残り】をかけて是々非々論で政治活動していく所存です。
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