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2008年7月29日 (火)

財政と物価高

晴れ

 今日も30度を超える夏日になりそうです。

 財政健全化に向けて地方自治体の資金調達先が従来の公的機関(政府資金や公定企業金融公庫など)から民間へシフトを加速しているようです。これは違約金なしで繰り上げ返済が可能になったことによるものです。

 自治体はこれまで超長期資金(10年以上)を公的機関から借り入れてきました。民間からの借り入れで借入期間が短くなるうえ、現在の低金利が適用されることから、財政健全化が急務となった自治体が民間金融機関から低利で借入れて高金利の借金を返済し利払い負担を軽減することで財政の健全化につなげようとしているわけです。

 もちろん江田島市も低利な地方債への借り換えによる金利負担減に努力しております。

 漁業者に明るいニュース。水産庁は7月28日、燃料高騰で経営環境が悪化している漁業者向けの緊急対策をまとめました。省エネ事業に取り組む漁業者に、水揚げ高の増加や省エネでもカバーできなかった燃料費の増額分の9割を国が補てんする、というもので総額745億円。

 燃料消費量の1割以上の削減に取り組む5人以上の漁業者グループを対象。ただし、実際の効果がどの程度あるのか。

 国政において国民生活を護る対策を早急に打ち出していかなければ大不況が間もなくやってきます。今年になって将来が見えなくなった若者が引き起こすいやな事件が頻発しております。暗い世の中の幕開けとなってしまわないようしっかりとした経済政策を打ち出してほしい。

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コメント

「江田島市も低利な地方債への借り換えによる金利負担減に努力しております。」という一文をみて思いました。いったい江田島市は、借金の利息をいくら払っているのでしょうか?下水道、上水道、船、国民宿舎、バス等々たぶん今、江田島市では、無借金のところはないのではないでしょうか?すべてこういった努力をしているのでしょうか?努力という言葉しか文章でみえませんが、努力によっていくらがいくらに圧縮されたという具体的な数字を示して教えていただきたいと思います。本当にやっているんですかねー?まさか「やっています。」という言葉だけで、具体的な根拠もなしに紹介しているとは思いませんが・・・もし、万が一やっていないとしたらなぜやらないのかいうくらいの話も紹介していただければと思います。ふと、「一言」が非常に軽く感じたので投稿いたします。

投稿: きになる人 | 2008年8月11日 (月) 22:08

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