ダンボールも値上がり?
晴れ時々くもり
リサイクル資源の【古紙】はつぶし溶かして新たにダンボールや印刷用紙として再生されます。日本の古紙回収率は昨年2007年実績で73.6%と世界でもトップクラスです。
日本では昨年3126万トンの紙類を生産していますが、そのうち60%に古紙を材料としており、ダンボールにいたっては90%。商品・製品の重要な梱包資材であるダンボール。【世界の工場】として急成長している中国も段ボール・紙箱の需要がすごい勢いで増しています。
回収率が高い日本は高品質な【古紙】生産国ともいえます。日本の古紙回収量に占める輸出比率は5~6年前はわずか2~3%だったものが昨年は20%前後が輸出され、なかでも80%強が中国向けという。中国向け古紙は2006年が過去最高で319万トン。
日本は古紙が不足し始め、製紙メーカーの古紙調達コストもここ1~2年で2倍くらいになったといいます。こういったことも私たち消費者にとってじわじわと影響がでているのではないでしょうか。
5月21(水)晴れ
午後より産業建設委員会を傍聴しました。
(1)下水道事業について
江田島市は下水道事業を中長期的に見直す方針。これまで下水道全体計画区域に入っている地域でも将来の人口や家屋数などの予測をもとに規模を縮小する地域もでてきます。
下水道計画区域から外れた区域は合併浄化槽などの代替手段をお願いすることになる。因みに専用住宅かつ下水道処理区域外の市民には予算の範囲内で補助金を受けることができます。
現在の計画を遂行するには今後130臆円近くの事業であり、江田島市の将来的な財政負担となる事業です。速やかに計画変更をすべきです。
(2)江田島市浄化センターについて
老朽化している江田島市場化センターに関する事案。し尿および浄化槽汚泥の集約処理方法としては、①し尿処理場更新(案)17億600万円と②下水道施設投入(案)10億1800万円とで費用比較検討しています。こちらの問題も下水道事業に関連するものであり、早急に方向性を示さなければならないと考えます。
(3)【サンビーチおきみ】について
サンビーチおきみの運営に関しては、今年3月31日をもって指定管理者である(有)おきみウエストマリン(江田島市が過半数を出資する第三セクター)の指定契約期間が終了したことにともない、現在閉館中です。経緯については中国新聞(2008年3月29日朝刊)で報道されました。
多年にわたる水道・下水道料金の滞納(約2000万円)や累積債務6230万円(2007年10月末)の拡大が指定管理制度の期間更新を行わなかった理由。しかるに江田島市が過半数を出資している以上、市の責任も大きい。今後は施設の一部改修工事を行い、早期に新たな指定管理者を選定して再開を目指す方向。
江田島市にとっては能美海上ロッジとともに観光・宿泊施設として貴重な財産です。早急なる再開を望みます。尚、おきみウエストマリンについては【第三セクターの解散もしくは破産の申し立て】を検討している。
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