« 2007年12月 | トップページ | 2008年2月 »

2008年1月

2008年1月31日 (木)

新市庁舎のゆくえ

晴れ

 本日報道されましたように、江田島市新庁舎建設において市長は新年度から3年間凍結することとし、2011年度以降に再検討する方針を示しました。

 建設検討に入った段階で、財政が厳しいなかで、議会の中でも疑問視する声もあったことは事実。新庁舎建設における基金(貯金)も積み立ててない状況下では、交通船事業、バス、国民宿舎の市財政を圧迫する事業もあり、また、江田島小学校・中学校の新築移転事業が進む中ではそうとう無理のあることも事実。

 合併特例債の使える2014年度までに行政・市民・議会で大いに議論すべき問題であると考えます。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2008年1月29日 (火)

大寒波でした

1/26(土) 谷川和穂先生(元法務大臣)を囲む会

  私と同世代の政治家(廿日市市議、広島市議、広島県議)および経営者10名が参加しました。谷川先生の貴重なお話を食事をしながら伺う。演題は【日本に政治的危機がやってきた-国際情勢の激変とそれに対する対応を】 国際経済のなかの日本の在り方を議論しました。

1/27(日) 平口洋江田島市後援会新年互礼会 出席

1/28(月) 議会広報特別委員会 視察@長門市

1/29(火) 議会広報特別委員会 視察@萩市

【議会だより】がますます市民の皆様に読みやすいよう鋭意努力してまいります。

明日より韓国出張です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月24日 (木)

寒い

はれ時々小雪

 大寒が過ぎてより底冷えのする日々が続きます。今日も昼間に小雪がちらつく一日でした。

 【ガソリン国会】が始まってますが、ガソリン(揮発油税)にからむ暫定税率維持を含む【租税特別措置法改正案】。延長を阻止すれば25円/リットルのガソリン値下げとなるでしょう。消費者としては賛成。一方で、地方税の減収になり、ただでさえ四苦八苦している自治体の財政においては強烈なインパクト。

 私の考えとしては、暫定税率を撤廃し、ガソリンの値下げに貢献すべき。行政がコスト改革すればいいんです。【暫定(ざんてい)】といいながら、導入した【田中角栄首相】の時代から30年は超えているよねぇ。そんなの【暫定】ではない。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年1月23日 (水)

地域再生対策費

雨のちくもり

 昨日からの雨が昼過ぎまで影響しておりました。

 午前 広島県立呉特別支援学校江能分級公開授業研究会 視察

 江田島市能美町鹿川にある分級で、高等部1年1組【ぬいぐるみを作ろう】という授業を参観しました。昭和55年(1980)に開校してより早28年。現在は、小学部2名・中学部4名・高等部4名の計10名の児童生徒が在籍されております。

 参観した授業の生徒さんが作った【クマさんのぬいぐるみ】を買って、2歳の姪っ子に手渡しました。昨日、妹が生まれた姪っ子が母親の実家で祖父母と伯父のいる家でお留守番をしております。いつまでも【クマさん】の作者の【温かい心】を感じて欲しいと願う伯父です。

 さて、タイトルの【地域再生対策費】

 簡単にいうと、都市と地方の税収格差を調整する地方交付税(国からの仕送り)。2008年度(2008年4月~2009年3月)で国は都道府県と市町村町に4000億円を仕送りします。(但し、法案が通常国会で通ればの話であり、通っても2008年度は臨時財政対策債という地方債(借金)を発行。後年、交付税として国から補助がある。)

 予算関連法案が通ればという前提でいくと、広島県に支給される2008年度の対策費は28億円という試算を総務省が提示。江田島市にはいくらだろう。。。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月22日 (火)

うれしいひと時

くもりのち雨

 大柿町柿浦港から呉へ。造船会社IHIMU(アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド)の近くを通る航路(コース)です。艤装(船の最終建造工程=仕上げ)岸壁には、【NYK OLYMPUS】、【NYK ORION】という8600個の20フィート・コンテナを搭載できる日本建造船としては最大級コンテナ船、おそらくヨーロッパとアジアを結ぶのでしょう。30万トンタンカーの【土佐】。ファンネル(煙突)には【ニ引】の赤い線。(白地に二本の赤線)

 今日の中国新聞朝刊。呉市の議員報酬を今年4月から3年間(現職の在任期間)、5%カットという条例を3月定例会で議員提案する予定。年間約1490万円の削減効果。

 因みに江田島市議会は、昨年4月から1年間という期間で、正副議長7%・議員5%の報酬カットを実行中。来年度も続けるものと考えてます。

 さて、本日、姪が健やかに誕生しました。これで私も5人の甥姪をもつ伯父です。この子ども達の世代が成人するまでしっかりと【クニのかたち】を創っていかねば。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月21日 (月)

大寒

雨のちくもり

 川端康成氏の「雪国」の書き始めに【国境の長いトンネルを抜けるとそこは雪国であった。】というくだりがあります。

 呉市広から東広島にむかうトンネル。まさしくそのような光景を目の当たりにした日でした。通常国会がはじまりましたが今年が波乱の年とならないよう祈るばかり。地方に明るい日差しがくるよう精進いたします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月20日 (日)

せんたく

 今冬一番の寒い一日。朝起きると雨。島内を車で走ってみましたが、野登呂(のとろ)山、古鷹山の山頂付近がうっすら雪化粧。

 【せんたく】

 知事や有識者らが参加する運動組織「地域・生活者起点で日本を洗濯(選択)する国民連合」。

 発起人代表は北川正恭早大教授(前三重県知事)であり、【ローカル・マニフェスト】推進を提起している方です。三重県知事の前には衆議院議員もされておられた方であり、中央(国)と地方の行政の仕組みなどを良くご存知の方。

 発起人メンバーには、東国原英夫(そのまんま東)宮崎県知事、松沢成文神奈川県知事、山田啓二京都府知事、古川康佐賀県知事、佐々木毅学習院大教授ら14人。

 明治時代以来の【中央集権】制度が温存される現体制と【地方分権】への方向性(national minimum=小さな政府)を目指す日本国政府の行政制度改革に対して、【霞ヶ関】の仕組造りに物申す集団であると考えます。

 私は大いに賛同するものです。自民党や民主党という政党の議論とは別問題。地方議会には自民・国新・民主・公明・社民・共産などの国政政党なんて関係ありません。

 明治の板垣退助氏などの【自由民権運動】になぞらえて、【平成の民権運動】とマスコミでは報道されておりますが、明治と平成の民権運動の趣旨はまったく別次元です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月18日 (金)

ことばの重要性

晴れ

 午後より市立鹿川小学校(江田島市能美町)であった平成19年度「ことばの教育」ステップ・アップ事業 能美中学校区合同公開研究会に出席しました。研究報告の後、中学生・小学生の授業を参観させていただきました。(高田小、中町小、鹿川小、能美中の各1クラスがモデル授業)

 研究主題は【児童・生徒の「学力」の向上をめざして】であり、「言語技術」の導入による授業改善、言語環境の整備を通してのものです。

 確かに、【受け答えの技術】と【情報を正しく伝える技術】というものは児童・生徒だけでなく、私達おとなにも大変重要な技術です。また、【情報を正しく理解する】ことも大切だと思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月17日 (木)

あれから13年

晴れ

 寒い一日でした。午後より議会広報特別委員会に出席。

 13年前、5:45だったでしょうか、阪神大震災が発生しました。私は前日の夜、新幹線で東京へ帰りました。翌日6時前、関西地方の友人から電話がありましたが、それほど大したことではないと思い、出社。

 徐々に明らかになる災害の甚大さに驚いたことを記憶しております。台風もそうですが、自然の恐ろしさを痛感した出来事でした。

 起こってしまうことは避けられませんが、その後の災害対策をしっかりして最小限度の被害で済むよう日ごろ心がけなければならないと考えます。

 震災で亡くなられた方々にあらためて心よりご冥福をお祈り申し上げます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月16日 (水)

明暗

くもりのち晴れ

 米軍再編に伴う再編交付金を受ける大竹市は阿多田島の診療所運営に今年度分1億2300万円のうち7000万円(交付金の56.9%)を基金として積み立てることを決定。

 これは2006年12月に艦載機の移転を容認したことを受けて国が昨年11月に示したものです。

 一方、米空母艦載機部隊の移転を反対し続けている岩国市は新市庁舎建設補助金はまったく受けられない。これから市長辞職による市長選挙が予定されます。

 この隣り合う自治体の現状についてみなさんどう思われますか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月15日 (火)

原油高のあおり

晴れ

 2007年度、景気の後退による地方自治体の税収入が大幅に減った。もともと地方債は税収不足でも建設事業(橋、道路、建物など)に限り発行(借金すること)が認められるものですが、税源不足を補う基金も底をつき、義務的経費(人件費、扶助費、公債費など)が賄いきれない状況となり、赤字地方債(借金)を発行することを余儀なくされることになります。15道府県が総額1400億円、7政令市で280億円、58市町村が130億円の減収補てん債の発行を希望している。

 一方、原油高による燃料高騰で瀬戸内海の旅客航路の減便・廃止がぞくぞくと続いている。江田島市においても民間1航路の廃止、市営船の減便と市民の生活に影響がすでにでている。広島県も江田島市などの6自治体に対し、本年度、初めて補助の一部を補てんすることが報道されたことはご存知だと思います。市民の生命線の確保の為に創意工夫をしていかなければ原油の高止まり(若しくは続騰)のままでは限界があります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月 8日 (火)

救急車の有料化について

くもり一時晴れ

 午後より議会広報特別委員会出席。2月1日発行の【議会だより第13号】の編集会議です。委員会終了後に何名かの議員で救急車の問題となりました。

 昨今の原油高により、当初の予算措置をしていた江田島市消防庁の燃料費用が賄い切れない状況にある、というような話題でした。

 一部にはタクシー代わりに利用する人もいるという話も聞く。

 【悪質な利用者】がいるとするならば、例えば、市内の病院までは2000円、呉市内の病院までは5000円というような条例を制定してもどうでしょうか?【救急車】が無料であるのが当たり前、というのもおかしい。救急車両(無料)が導入される以前がどうであったかも考えてみる必要があると思います。

 全国各地で所謂、【常連さん(悪質利用者)】がいる、というのも事実のようです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月 7日 (月)

岩国市問題に思う

くもりのち晴れ

 米空母艦載機の岩国移転問題と岩国市の新庁舎建設費をめぐる市長と議会の対立により、市長辞職にともなう【市民の声】を問う市長選挙が来る2月3日告示、10日投票の日程で執行されます。

 2005(平成17)年10月、日米政府合意により厚木基地(神奈川県)からの空母艦載機部隊の移転案が公表されました。平成20年度完成予定の岩国基地滑走路沖合移設完了後に、艦載機を厚木基地から岩国基地に移すというものです。この時から今の【岩国問題】が始まりました。旧:岩国市の住民投票で約90%の市民が反対した基地移転。

 平成の大合併による新:岩国市の【新市庁舎】建設財源。国は移転反対をする以上は補助金を凍結する、という強硬姿勢。

 国が自治体をいじめている、という見方もある。一方で、日米同盟、防衛および外交問を考えると日本のどこかの地域が負担しなければならない、という見方もある。戦後の沖縄しかり、厚木だってそうだ。

 江田島市においては、 2003(平成15)年に旧:沖美町がNLP(Night Landing Practice=夜間離着陸訓練)誘致問題で大いに揺れたことは市民にとって記憶に新しいことではないでしょうか。

 江田島市のシンボルともいえる【旧:海軍兵学校】にしても、戦前から施設があることによる恩恵があったことも事実、さりとて江田島の平野部を占拠したことも事実。民家が急斜面に点在するのはそのためでしょう。明治時代に設置された警察署であっても【兵学校の拡張】によって何回か移転して現在の場所だそうです。

 岩国だってもともとは帝国海軍の航空基地があり、敗戦後に米軍が継承したというものではないでしょうか。

 いろいろな視点で考えていかなければならない難しい問題です。個人の尊厳(基本的人権)を尊重する【日本国憲法】であっても【国家利益】を優先することは否めない。 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月 6日 (日)

そうそうの山火事

晴れ

 昨年は36件の火災が江田島市内で発生しました。本日14:08頃に大柿町大君で林野火災が発生。消防車23台、約200名、ヘリコプター2機が出動。焼損面積は16:57現在で70アールです。延焼は阻止していますが17:30現在で鎮火していない。

 今日は江田島市の消防出初式でした。

 くれぐれも火の用心。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月 1日 (火)

明けましておめでとうございます

晴れ

 最大の寒気団が日本列島を覆っております。くれぐれもご自愛下さい。

 今年2008年が皆様にとって素晴らしい年となることを祈念申し上げます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年12月 | トップページ | 2008年2月 »