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2007年10月22日 (月)

決算審査特別委員会(総務編)

晴れ

9:30~ 決算審査特別委員会 総務常任委員会付託事項についての審議

      管掌事項としては総務費及び消防費です。

 大いに議論したこととしては、企画振興課管掌の【生活交通路線維持事業】です。いわゆる【バス問題】。

 今回の委員会で、私は初めて、呉市営バスと能美バスの路線統合計画が来年度4月1日から始まる予定という計画を知る。行政説明とすれば、ダイヤ改正とか料金体系などを含む具体案が確定してない段階で【議会への説明】はできない、という趣旨説明。あと5ヶ月です。どうするのだろう。確かに、私が9月定例会で一般質問したときの行政説明は【交通問題(海上交通やバス)】に対して【近い将来に説明する】という答弁を頂いた。

 このような行政説明では、3月議会で上程されても如何なものか。

 平成18年度ベースで、江田島市の財布(国や県の補助でなく)から能美バスと呉市交通局への補助金(赤字補填)はそれぞれ5,500万円。つまり、江田島市内でのバス事業に対して1億1000万円を補填している、と説明いただいた。

 地方自治体の事業において、【赤字】=【悪】ではありません。【民間企業】であれば、直ぐやめてしまいます。【バス事業】は一部市民にとって【生命線=必要不可欠】ですから、【税金(血税)】である程度、維持しなければならない。これは【交通船事業】も同じことです。【赤字の幅】をどうするか、というのは別次元の問題。

 バス事業に関する【生活交通路線維持事業費補助金】 平成18年1月16日時点資料

 (1)第一種生活交通路線維持費補助事業・・・国庫補助制度

 (2)第二種生活交通路線維持費補助事業・・・広島県単独補助制度

 (3)第三種生活交通路線維持費補助事業・・・広島県単独補助制度

 (1)~(3)まで、適用する【条件(構成要件)】があり、(2)と(3)においては、県と江田島市が折半するというものです。

 とても複雑なシステムですが、【船事業】においても【生活交通路線】として国や県からの【補助】システムに適用していただくよう市長・議長が陳情していると聞いております。市民の署名活動をしてみませんか? 是非しましょう!

 防災行政無線設備

 旧4町時代のアナログ方式4周波でなんとかやり繰りしているのが現状。テレビと同じように、防災無線も近々デジタル方式を余儀なくされる。新規にデジタル方式設備を設置する費用は7億円+アルファ。江田島市単独でしなければならない。(国の補助はない)

 新庁舎建設(約35億円)、下水道整備(これから約134億円)、し尿処理場関連(新設すれば約25億円)。。。。

 必要最小限に投資せざるを得ない現状を行政が市民に説明する場をつくらなければならないタイミングです。【長】自らが【市民】に説明すれば、市民も納得するのではないかなぁ。私だったらそうします。

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