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2007年9月10日 (月)

朝晩は秋です

晴れ

 網戸を開けたまま寝ているのですが、明け方は寒さで目が覚めました。今、20:20ですが山側の窓からはひんやりとした風と虫の音。昼間はまだ残暑厳しいのですが秋ですね。

 さて、本日より62日(11月10日まで)の会期で第168回臨時国会が始まりました。最大の焦点は11月1日に期限が切れるテロ対策特別措置法の延長問題でしょう。

 安倍首相は臨時国会での延長ができなかった場合は、内閣総辞職の決意である、とマスメディアが報道しております。衆議院で可決され参院送付されたとして、参議院で否決されても衆議院で2/3以上で再可決したときは法律となる、という【衆議院の優越】ということも報じられております。

 一方で参議院が衆議院の可決した法律案を受け取った後、議案審議を引き延ばした場合はどうか。会期中の【60日以内に議決しないときは参議院が否決したものと看做せる】(憲法59条4項)とありますが、衆議院での2/3以上の再可決という【衆議院の優越】性を利用するのは会期62日では無理。

 必要に応じて【両院協議会】⇒【成案】⇒【両院で可決】⇒【法律成立】という方法もありますが、民主党代表の見解からすると難しいのではないでしょうか。審議未了で廃案、となることもありえます。特措法の延長ができなかった場合の日米関係や国際的な日本の評価がどうなるのか、ということも気になります。

 【ねじれ国会(野党が参議院で過半数)】といわれております。いろいろなパターンが考えられます。各政党とも【国民の目線】で日本国の在り様を考えていただきたいとともに国際的な立場も考慮しなければなりません。国民の代表である【国会】の決定に対しては冷静に受け止めなければならないことも国民は忘れてはなりません。

 雑学的な豆情報

 海外にある日本国大使館の大使公邸料理人。彼らは外務省職員ではありません。赴任する大使が直接、個人的に雇うそうです。給与も大使次第。外務省が最大で月16万円を補助しております。

 週刊モーニングで【大使閣下の料理人】という漫画が連載(1998-2006年)されておりました。国際情勢や国内政治の時事問題も織り込んだものだったと記憶しております。【公邸料理人の食】も外交にとっては大切な役割である、と認識しました。

 外務省は大使公邸に勤務する料理人に来年度から【称号】を与える方針を固め、具体名の検討に入ったそうです。各国首脳に和食をふるまう機会が多い役回りとあり、その地位を高めることで日本の食文化の発信力を強化する狙いなのだそうだ。

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