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2007年8月 7日 (火)

忍び寄る影

晴れ

 暑い一日でした。

 新聞報道で目に付いたのは【島根県改革推進会議】。島根県財政は毎年度200億円以上の財源不足が見込まれるようで、このままでは2009年度に基金(貯蓄)がなくなる危機的財政状況とのこと。

 推進会議の提言としては、

 ①6~10%の職員給与カットを来年度以降も継続。

 ②2012年度までに職員1000人削減の人数を増やす。

 ③2004年度(平成16)の公共事業費半減(参考までに、普通建設事業の県単独事業は625億4979万円、補助事業267億1252万円。その他を含めた普通建設事業費は961億4611万円。)を目指すのをさらに削減を検討する

 ④県営施設の民営化若しくは廃止を求む。

という趣旨です。2005年度(平成17)決算における財政調整基金残高(柔軟な使用目的可能な貯金)が5億3000万円と14市で最小であった江田島市。

 もう一つ気になる記事。中国新聞の【人口減社会 5県の挑戦 第5部 漂う地域医療①】。

 自治体が運営するのが国民健康保険事業です。公務員、サラリーマン以外の自営業者や年金で暮らす方々が加入する。江田島市においても特別会計で運営しております。2007年(平成19)年度における国民健康保険事業では、一般会計から3億円の繰入金(補助)を予定しております。単独事業としては厳しい状況。

 【国民皆保険】制度の綻びを感じざるを得ない状況がクローズアップされております。

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