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2007年8月

2007年8月31日 (金)

自治会組織に対する補助金について

晴れ 夕刻 ときどき雨

 今日で八月も終わりです。国の来年度予算における各省庁の概算要求がでたのではないでしょうか。今後、年末にかけて財務省が来年度予算原案を策定する予定でしょう。

 さて、本日は【江田島市の自治会組織等に対する補助金】について。本年度の補助金額は592万1000円。昨年度が388万1000円でしたので204万円の増額なんです。因みに一昨年度も388万1000円。

 地域自治組織の3団体といわれるのが自治会・女性会・老人クラブ。昨年度予算で補助金がマイナスとなったのは女性会の130万円。(昨年度より1万8000円減。一昨年度より18万5000減。)老人クラブ連合会は現状維持の825万5000円。(一昨年度は872万2000円。)

 判りやすく記すと3団体への市からの補助金額(予算書ベース)は、

  H17年度 H18年度 H19年度
自治会 388万1000円 388万1000円 592万1000円
女性会 148万5000円 131万8000円  130万円
老人クラブ 872万2000円 825万5000円 825万5000円

 自治会組織に話をもどしましょう。

 旧4町への配分についてです。基本的は均等割と世帯割の合算が旧町の自治会連合体に配分されます。

 均等割=全体額の30%を4町で配分します。592万1000円÷4=44万4075円が各旧町自治会連合体に分配されます。

 世帯割=全体額の70%を江田島市全世帯数で割った金額x各町世帯数の金額が旧町自治会連合体に配分されます。江田島町156万7784円。能美町81万8672円。沖美町55万5413円。大柿町120万2860円。

 旧町の自治会組織連合体が受ける補助金総額(均等割+世帯割)は、

江田島町
(13自治会)
能美町
(3自治会)
沖美町
(10自治会)
大柿町
(5自治会)
201万2000円 126万3000円 99万9000円 164万7000円

 それぞれの自治会組織連合体が上部団体の運営資金を除いた金額を30%均等割、70%世帯割にして下部自治会に分配しているのが基本構造です。

 この補助金の目的は【住民自ら地域の課題を解決できる自立型のまちづくり】の為に有益に利用していただくための公的補助制度と考えてください。国と地方における地方交付税交付金のような性格ももっております。故に、世帯数を基準とすれば、世帯が一番少ない地域が多い地域よりも分配金が高いのです。

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2007年8月30日 (木)

H19年第4回臨時会

晴れ時々くもり

 一時雨がパラパラすることもありました。

10:00~ 平成19年第4回市議会臨時会 出席

議案)

①承認第3号 19年度一般会計補正予算(第2号)
➡賛成多数で可決(自分:賛成)

 8月7日に市長が専決処分した沖美町選挙区の補欠選挙費用320万円を増額補正したことについての承認事案。

②江田島中学校新築工事(建築)請負契約の締結
➡賛成多数で可決(自分:賛成)

 8月24日に指名競争入札した6億1593万円(内消費税 2933万円)の落札工事案件の議会議決。ある議員が19年度一般予算では工事請負金額が5億8000万円であるので問題があるのではないか、という質問をしました。

 教育次長からは19・20年度の2ヵ年事業として3月予算審議で説明しているから問題ないという趣旨の答弁であったかと思います。(答弁を議事録で確認してみます。)

 予算審議の教育委員会編で配布された資料によると江田島中学校新築工事の平成19年度予算要求額では6億750万円(平成19年度は全体の約60%)という数字がある。今一度 検証してみる必要がある。

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2007年8月27日 (月)

安部内閣改造

晴れ

 天気のよい先週末でした。

 今日、安部内閣の改造人事および自民党執行部人事が発表されます。(15:40)

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2007年8月24日 (金)

残暑厳しい日々

晴れ

 旧町の商工会が2008年(平成20)4月1日より【江田島市商工会】としてスタートする合併契約書調印式が昨日ありました。事務所は江田島町。

 2007年(平成19)4月を目標としていた当初から1年遅れです。事務所の位置が問題だったと中国新聞記事。私見とすれば、会員が集まりやすい(時間的に均等な)場所に事務所を設置すべきだと思います。若しかしたら江田島町小用地区がその場所かもしれませんが、どうでしょうか。

 中国新聞朝刊。2006年度(平成18)市町税徴税率国民保険税を除く。)についての記事(ワイド中国)。県内23市町(14市、9町)のワースト2が我らが江田島市。88.1%

 例えば、100万円入ってくると思っていても、88万1000円しか集まらない。11万9000円の何割かは時間が経つと時効によって回収できません。

 2007年度(平成19)当初予算における市税収入予測は30億7415万円(H18年度は26億6990万円)。徴税率が昨年度の88.1%とすれば、集まらない金額は3億6582万円となります。

 つまり、江田島市としては、最悪、3億6582万円が入ってこないという前提で予算配分せざるを得ない、ということを意味している。行政(市役所)が【お金がないからできません】といっている理由はこの点もあることを市民も理解しなければならない。お金も払わずにサービスを良くしろ!、といっている市民も一部にいる、ということなのではないでしょうか。

 昨年、県職員が徴税業務で3ヶ月くらい来て頂いて徴税率アップといっていたのですが、それでも県内では下から2番なんです。

 今年6月から税源移譲により住民税率がアップしました。帳面上の市税収入は増えるのですが、徴税率からすると未収債権が増え、最終的に回収不能債権となり、市の財政をさらに悪化させる原因となるでしょう。

 1990年代からの急激な地方の衰退は何が原因なのか。地方を地盤としている国会議員が東京育ちの2世・3世となったことも一つの要因なのではないでしょうか。

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2007年8月22日 (水)

企業会計特委、傍聴(H19.8.22)

晴れ

 8回表終了時点で誰もが思っていた広陵高校の優勝。40年周期で夏の大会で決勝進出。過去二回が準優勝。まさかの4点差をひっくり返された試合でした。しかし、広島県民に勇気を与えてくれた広陵野球部に深謝。ありがとう!

 13:30~ 企業会計特別委員会 傍聴

 交通船事業、国民宿舎事業、水道事業の平成18(2006)年度事業報告。

交通船事業:事業赤字1億2477万円。借金残高3億2881万円

国民宿舎事業:事業赤字1287万円。累積赤字2億5816万円借金残高4億3491万円。借入金返済は一般会計からの補助金。つまり、本当の事業赤字は1千万を大幅に超えており、このような会計システムを過去に続けていたのであれば、累積赤字は膨大なものです。平成17年度(2006年)の借金返済額は3482万円。決算資料には他会計補助金と記載されております

水道事業:事業利益1124万円。借金残高は資料に記載なし。17年度決算報告書の数字では未償還(借入金)残高は24億9010万円

 その後、本庁舎で職員の方々と意見交換。

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2007年8月21日 (火)

すごいぞ!広陵

晴れ

 センバツの覇者、常葉菊川高校(静岡)との準決勝。最終回はハラハラとしましたが4対3で広陵高校が勝利。明日は広陵にとって40年振りの決勝戦。佐賀代表の佐賀北高校が対戦相手ですが好勝負を期待しております。

 広島県勢としては1988年(昭和63)の広島商業(優勝)以来19年ぶりの決勝戦進出です。懐かしい、私が高校3年生のときでした。我が母校は県大会一回戦で国泰寺高校(旧制広島一中)と広島市民球場で対決。敢え無く負けてしまいました。三塁スタンド応援席でラッキーセブンにゴム風船(阪神やカープの試合のように)をみんなで飛ばしたことを思い出します。今思えばとんでもない高校生だったですね。

 さて、夕刻から呉のニ河球場で開催された広島カープ対横浜ベイスターズ戦を観戦してきました。呉で開催されるのが8年ぶりだとか。私がプロ野球のナイターを観戦したのは10年前の東京ドーム以来でした。室内球場以外とすれば大学3年生の1992年(平成4) 神宮球場での阪神対ヤクルト戦以来。

 ゲームとしては残念ながら9対4で負けてしまいました。チャンスは沢山あったのですが、4番新井選手がブレーキとなった試合でした。次回を期待したいです。

 久々のナイターゲームを楽しんできました。島に帰って、市民球場には1度だけ巨人戦を観に行きました。確か2004年(平成16)4月のデーゲームだったと記憶しておりますが、サヨナラ勝ちをしました。ナイターゲームの独特の雰囲気はたまりませんね。また市民球場に足を運びたい。

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2007年8月20日 (月)

広島市議の市政報告会

晴れ

 昨夕の雨で昨夜は涼しかったですね。窓を開けて寝ていたら、朝方は肌寒さで目が覚めました。

 19:00~ 豊島岩白広島市議の市政報告会@西区庚午中央会館 に出席

 今年4月8日に執行された広島市議会議員選挙 西区で8,949票で堂々のトップ当選を果たされた豊島岩白(とよしま がんぱく)さん。2005年(平成17)2月5日に彼が主催する【注)谷川和穂氏を囲む会】で初めて会いました。

注)谷川和穂先生は元衆議院議員。(防衛庁長官、法務大臣を歴任。)

 豊島岩白さんはそのとき既に市議出馬を決意されており、まだ選挙まで2年余りの期間がありましたが、ほぼ毎日の早朝の街頭演説(朝立ち)や政治活動を熱心にされておりました。私より2学年下ですが、定期的には私にもメールマガジン(メルマガ)を配信してくださり、彼の熱い想いや志には感服しております。

 さて、本日の市政報告会ですが、総勢100名を超える支持者の方々が出席されておりました。20代の女性も数名おられ、各年代層の支持者の方々が豊島岩白さんへ期待されていることが十分認識できました。市議となられてまだ4ヶ月弱ですが、しっかりと支持者の方々へ説明されている行動はさすがです。これからもお互い切磋琢磨していこうと思っております。

 今日の気になる記事ですが、読売新聞の午後配信。

 ”社会経済生産性本部が全国の自治体を対象に実施したアンケート調査によると、最近3年間で半数近くの地方自治体で、うつ病などの「心の病」を抱える職員が増加傾向にあることが分かった。

 調査は4月、全国1874の自治体に実施され、727自治体が回答した。
 それによると、「この3年間で(職員の)心の病が増加した」と答えた自治体は47・7%に達した。職員数が1000人~2999人の自治体では64・7%、3000人以上では78・6%と、規模が大きい自治体ほど、その割合は大きくなっている。

 「心の病」による「1か月以上の休業者」がいる自治体は53・4%だった。年齢別では、「30歳代」が34・4%と最も多く、次いで「40歳代」が30・8%、「50歳代以上」が16・6%と続いている。”

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2007年8月19日 (日)

40年振りの快挙

晴れ

 朝9時過ぎから小船を運転して船釣りを約1時間半。キスやベラなどを釣り上げ帰宅。早朝よりいけばよかったのですが。。。とんでもなく熱い洋上でした。

 午後より甲子園の広陵高校の試合をテレビ観戦。序盤は対戦相手(今治西)に勢いがあったのですが、広陵ナインの好守備によって流れが徐々に広陵へ。気が付けば6点差の7対1で圧勝。

 昭和2年(準優勝)、昭和42年(準優勝)、そして今年が昭和でいうと82年。40年振りのベスト4だそうです。春の広陵、夏の広商といわれる広島県勢。是非とも広陵ナインに真紅の大優勝旗を勝ち取っていただきたいものです。

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2007年8月18日 (土)

夕凪の街 桜の国

晴れ

 久々にブログ更新。

 みなさん、お盆はいかが過ごされましたか?

 島に帰って7度目のお盆。盆灯篭がはためく光景に変わりなし。ただ集まる人々が年々少なくなる。20年後に私の住んでいる地域に先祖供養をする子孫たちが集うのだろうか。

 お盆のさなか、見てみたい映画を一人で映画館にいって観てきました。タイトルの映画です。前編(夕凪の街)・後編(桜の国)の2部構成です。一つの線で前後編がつながっております。

 映画には監督の【伝えたいこと】があります。私が受けた印象とすれば、【戦争や原爆の悲惨さ】を後世に伝えることも一義的にはありますが、本当に伝えたかったことは、【今の自分があるのは先祖が祝福してこの世にいるということを考えてほしい】ではないかと感じました。

 バブル経済がはじけた1990年代初頭以後、若者がプータローとかフリーターとなり、格差社会が当たり前となり、将来を悲観している人々が多くなりました。オギャーと生まれたときには両親だけでなく祖父母がその誕生を喜んだものです。【この世に生まれてくることの必然性】を訴えたのではないだろうか。

 追伸) 前編の【夕凪の街】(時代は昭和33年) 妙に役者さんの広島弁がしっくりしていて引き込まれました。

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2007年8月11日 (土)

祝!広陵高校 勝利

晴れ

 日本全国お盆休みモードに突入。早朝のニュースより帰省ラッシュの話題ばかりでした。国外脱出組み(海外旅行)も昨年を超える勢い。やはり景気回復しているのでしょうか?若しくは海外旅行代金が安くなったからなのでしょうか?

 夏の甲子園大会(第89回全国高校野球選手権大会)において広島代表の広陵高校が南北海道代表の駒澤大学付属苫小牧高校(駒大苫小牧)を5-4で破りました。お盆の週末土曜日ということでしょうか、甲子園球場には沢山の観客がいらっしゃいました。

 テレビ観戦しているとNHKアナウンサーが言ってました。【広陵は春のセンバツ優勝は3回あるが、夏はない。昭和2年(1927)、昭和42年(1967)に夏の大会で準優勝。40年周期です。今年がその3度目の40年目】という趣旨でした。今日の勢いで今年は真紅の大優勝旗を広島に! 

 ところで【高齢者の定義】とは。

 国連世界保健機構(WHO=World Health Organization)では65歳以上の人のことを高齢者と定義し、65–74歳までを前期高齢者75歳以上を後期高齢者としております。因みに、人口の年齢構造では、0–14歳までを年少人口、15–64歳までを生産年齢人口、65歳以上を高齢人口といいます。

 2008年度(平成20)つまり来年4月から75歳以上の後期高齢者を対象とした新しい医療保険制度が始まります。

 新制度が始まることにより、介護保険と同様に、世帯単位ではなく高齢者一人ひとりから公的年金の天引きで保険料を徴収されることになります。(これまでの制度ではサラリーマンの子供や配偶者の被扶養者である人は保険料を支払う必要はなかった。)

 負担増になるか、減になるかは住んでいる都道府県で異なるようです。既に国民健康保険加入の方にとっては今年の11月ごろ示される都道府県の保険水準で明確になります。推測の域ですが、広島県においては負担増となるでしょう。高齢者にとって住みにくい世の中になります。

 思い出しましょう。2008年度(平成20=来年度)から70~74歳の窓口での患者負担は原則1割から2割に引き上げられます。これが国民が熱狂して応援した【小泉改革】の結果です。この10年内で現状が変わらなければ【地方の反乱】が起こる。政党政治の世界では既に【自民党王国】が崩壊しております。

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2007年8月10日 (金)

熱い戦い@H19年大竹市議選

晴れ

 猛暑のさなか県内で市議会議員選挙をしている市があります。人口規模が江田島市とほぼ同じの3万人都市の大竹市です。今回の選挙より定数を18から16名に削減し、21名の候補者が選挙戦を闘っております。

 【議員定数】については見習うべき点もあります。次回江田島市議会選挙では市議の定数は現行の26人から20人となります。その4年後は16名若しくは14名という流れになると思います。

 私の同志議員が3期目を目指して立候補しており、今日は応援弁士として大竹市に行ってまいりました。大手企業の工場地帯であり夜勤の市民の方々もいらっしゃるので12時から3時まではマイクや拡声器での選挙運動は自粛されております。

 同世代の同志は私よりも年下ですが議員としては先輩です。青少年の健全な育成をモットーとする候補者であり、私も彼にはいろいろ勉強させていただいております。選挙戦も残すところあと明日一日限りです。最後まで頑張ってほしい。

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2007年8月 9日 (木)

人事院勧告

晴れ

 暑いですね。今週末よりお盆モードではないでしょうか。

 昨日、人事院が国家公務員の給与について平均年収として9年ぶりにアップする内容を内閣に勧告(助言)しました。主な内容は、

①若手職員(20代中心)に限定して基本給を引き上げる。

②職員全体の期末・勤勉手当(=ボーナス)も0.05ヶ月引き上げる。夏冬ボーナスが基本給の4.45ヶ月から4.5ヶ月となるということでしょう。

 ここで考えなければならないことは、人事院勧告の比較する【民間企業】とは【従業員50人以上】であり地域差を本当に考慮しているかどうかという点。

 また、今回の【人事院勧告】が内閣で了承されれば、都道府県・市町村が【右ならえ】で職員給与体系を【自分の自治体の財政力も考慮せず】改定する【不見識】がおこるのではないでしょうか。【錦の御旗】は【ラスパイレス指数】。国家公務員の給与水準を100として、江田島市は96.3%(平成16)。だからそんなに給与水準は高くない、という理論。人事院の対象民間企業が大手であるからそんな数字はおかしいと思いませんか。

 もともとの【人事院勧告】の趣旨は、公務員の給与が低い時代に民間並みにあわせよう、ということだったと理解しております。その趣旨でいくならば、江田島市職員給与は江田島市の民間企業と比較して考えればよいのではないでしょうか。江田島市および県内の民間企業でも一部大手企業を除けば、年間ボーナスを基本給の4ヶ月以上支給する企業はないと思いますが如何でしょうか。

 民間企業は営業努力をして売り上げた利益の中から従業員に対して賞与としてのボーナスを支給します。公務員は納税者の税金から給与およびボーナスを支給されます。民間企業給与と比較するシステム自身が根底から間違っているように感じます。

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2007年8月 8日 (水)

立秋 2007

晴れ

 暦の上では【秋】ですが残暑厳しい一番熱い時期です。くれぐれもご自愛ください。気がつけば、蝉の鳴き声が大きくなったのが認識できます。

 参院選挙後、秋の政局に向けて日々いろいろな報道がなされます。

 一地方に住む国民としては、マスコミで報道される国政は、外国の話のような感じがします。日々の生活に追われる国民としては、今回の首相や側近閣僚の姿に辟易としているのではないでしょうか。

 暗くなるような話ばかりですみません。今与えられた環境の中でベストを尽くしていきましょう。

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2007年8月 7日 (火)

忍び寄る影

晴れ

 暑い一日でした。

 新聞報道で目に付いたのは【島根県改革推進会議】。島根県財政は毎年度200億円以上の財源不足が見込まれるようで、このままでは2009年度に基金(貯蓄)がなくなる危機的財政状況とのこと。

 推進会議の提言としては、

 ①6~10%の職員給与カットを来年度以降も継続。

 ②2012年度までに職員1000人削減の人数を増やす。

 ③2004年度(平成16)の公共事業費半減(参考までに、普通建設事業の県単独事業は625億4979万円、補助事業267億1252万円。その他を含めた普通建設事業費は961億4611万円。)を目指すのをさらに削減を検討する

 ④県営施設の民営化若しくは廃止を求む。

という趣旨です。2005年度(平成17)決算における財政調整基金残高(柔軟な使用目的可能な貯金)が5億3000万円と14市で最小であった江田島市。

 もう一つ気になる記事。中国新聞の【人口減社会 5県の挑戦 第5部 漂う地域医療①】。

 自治体が運営するのが国民健康保険事業です。公務員、サラリーマン以外の自営業者や年金で暮らす方々が加入する。江田島市においても特別会計で運営しております。2007年(平成19)年度における国民健康保険事業では、一般会計から3億円の繰入金(補助)を予定しております。単独事業としては厳しい状況。

 【国民皆保険】制度の綻びを感じざるを得ない状況がクローズアップされております。

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2007年8月 6日 (月)

あれから

くもり

  62回目の平和記念式典(平和祈念式)がおこなわれました。今回は参院選前の6月に久間章生 防衛大臣が原爆投下について【しょうがない】という発言をしたり、4月の地方選では長崎市長が暴漢に襲われ亡くなるという事件も発生しました。

今日は原爆で亡くなられた方々(後遺症で亡くなられた方も含めて)のご冥福を心より祈る一日とします。

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2007年8月 3日 (金)

H19年第3回臨時会

昨夜からの台風5号で大きな被害がなかったようです。但し、市内で6件(江田島町2件、沖美町1件、大柿町3件)の高潮による床下浸水被害があったとのことで、心からお見舞い申し上げます。

10:00~ 平成19年第3回市議会臨時会   出席

議案は市長および副市長(総務部等に関する事務担当)の給料を減額するための条例制定。

【提案理由】

行政サイドの提案理由は、このたびの職員の非違行為(江田島市土地開発公社などの公金不正流用)に対する

①市長  : 行政責任を取るが、給与返上は条例の制定が必要。

②副市長 : 江田島市土地開発公社理事長として監督責任も鑑みて市長と相談した自律目的。

【減額の割合と期間】

①市長が10%   2ヶ月 (9・10月)  7万5800円 x 2ヶ月 = 15万1600円

②副市長が10% 1ヶ月   ( 9月)  6万2000円 x 1ヶ月 = 6万2000円

【議員からの質疑】

Q 市長・副市長の減額率・期間が甘いのでは?

A 過去の他自治体の同様な事案も勘案した結果。

Q 死亡した職員が処分されず退職金支給したのでは住民は納得できない。

A 自治体は法律に則って仕事をしている組織であり、法律上、退職金は払わなければならない。

Q 市長・副市長の減額はわかるが、関係部署上司職員の責任はどうなのか。

A 本日付の辞令交付で1/10減額2ヶ月職員1名、戒告2名、厳重注意1名、文書警告1名を予定している。

Q 今後、このようなことのないような対策は?

A 各種団体の出納事務を扱う件数は65件。通帳および印鑑の保管および出金システムについて7月24日付けで担当部署に通知連絡。

【所感】

 今回の臨時議会は議案1件のみ。私は質疑せず。8名の議員がすべからく聞きたいことを質問してくださいました。当初は議決に反対しようと思っておりました。【減額率・期間が不十分】という感覚です。議員質疑のなかで【相当】と感じ、賛成。ただし、議決のときに【各議員】が左右の議員の動きをみて賛成起立したように思います。法律的な答弁は必ず今井企画振興課長。さすが【県庁の星】です。法律に詳しいプロパー職員育成も緊急課題なり。

 公務員(国家公務員・地方公務員)が法律に則って(従って)仕事をしている以上、市民(国民)も【法律】を勉強しなければなりません。岩波新書の【自治体・住民の法律入門】(金子仁 著)を時折読んでおりますがまだまだ自分の知識とはなっておりません。恥ずかしい限り。

追伸) 流用した金員については、当該職員遺族が7月17日までに全額を市に返済完了。職員が困ったときの相談窓口も必要です。アラーム機能をもつことこそ再発防止。

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2007年8月 2日 (木)

台風5号接近

 午前中は晴れておりましたが、午後よりくもり始めました。午後5時過ぎより風が強くなり、今現在21:00。雨は降っておりませんが強風。

 これから明日未明にかけて広島県地方に最接近し、かつ、満潮を迎えます。台風が過ぎ去るまで油断できない状況です。

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2007年8月 1日 (水)

サマーフェスタ江田島2007 中止決定

晴れ

 うだるような暑い一日ですが、南方より台風5号が接近中です。明日開催する予定であったサマーフェスタ江田島2007は中止と決定されました。(雨天であれば8月3日に順延でした。)海上自衛隊第一術科学校第1グランドで盆踊り、花火などが催される予定でしたが残念です。

 今日の政治トップニュースは赤城徳彦農林水産大臣の辞任です。5月28日に自殺した松岡農林大臣の後任として6月1日に就任してから早くも事務所費など【政治とカネ】を巡る数々の問題が発生し、国民に対する明確な説明がありませんでした。

 前任者と同じスキームやロジックに国民の怒りが増幅し、先の参議院選挙における自民党大敗の一因になったともいえます。後手後手に回りがちな安倍内閣に対してさらなる国民からのバッシングがおこっているのが今現在です。

 【年金問題】自体は安倍内閣の責任ではなく、年金システムや制度発足以来の運用者の不作為が重なって一気に表にでてきた問題だと思います。今回の自民党離れは、先日も申し上げましたが、地方が疲弊したことでしょう。

 地方の味方であった自民党がある時期から【地方切捨て路線】へ変質したからなのでしょう。(ただし、戦後の地方重視であった時代においては都市部のサラリーマンの不満はありました。)プラス 閣僚(大臣)の不見識な発言がマスコミのフィルターを通して国民に【安倍内閣】=【私たちの敵】という認識が増大したのではないでしょうか。

 自民党に期待できない、と感じた瞬間が今回の参議院選挙だったのでしょう。ただし、民主党のいう福祉重視政策をするには財源確保が必至であり、消費税のアップも辞さない、というかもしれません。もしかしたら違う方法もあるのかもしれません。これから自民・民主とも国民にとってよい政治をしてくれることを期待します。互いに切磋琢磨していただきたい。

 江田島市19年度予算で生活航路対策事業費として895万円。海上交通ビジョン推進および社会実験運行補助金として計上しております。昨年度のウィンロード(宇品~三高)便に続く社会実験(夜間船便)を模索しての予算案。

 3月定例会で時期及び航路について質問したのですが、当時の回答は、【既存航路・夏以降】とあったのですがその後どうなっているのだろう。まったく動きの気配すら見えないのは私だけでしょうか。

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