自治会組織に対する補助金について
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今日で八月も終わりです。国の来年度予算における各省庁の概算要求がでたのではないでしょうか。今後、年末にかけて財務省が来年度予算原案を策定する予定でしょう。
さて、本日は【江田島市の自治会組織等に対する補助金】について。本年度の補助金額は592万1000円。昨年度が388万1000円でしたので204万円の増額なんです。因みに一昨年度も388万1000円。
地域自治組織の3団体といわれるのが自治会・女性会・老人クラブ。昨年度予算で補助金がマイナスとなったのは女性会の130万円。(昨年度より1万8000円減。一昨年度より18万5000減。)老人クラブ連合会は現状維持の825万5000円。(一昨年度は872万2000円。)
判りやすく記すと3団体への市からの補助金額(予算書ベース)は、
H17年度 | H18年度 | H19年度 | |
自治会 | 388万1000円 | 388万1000円 | 592万1000円 |
女性会 | 148万5000円 | 131万8000円 | 130万円 |
老人クラブ | 872万2000円 | 825万5000円 | 825万5000円 |
自治会組織に話をもどしましょう。
旧4町への配分についてです。基本的は均等割と世帯割の合算が旧町の自治会連合体に配分されます。
均等割=全体額の30%を4町で配分します。592万1000円÷4=44万4075円が各旧町自治会連合体に分配されます。
世帯割=全体額の70%を江田島市全世帯数で割った金額x各町世帯数の金額が旧町自治会連合体に配分されます。江田島町156万7784円。能美町81万8672円。沖美町55万5413円。大柿町120万2860円。
旧町の自治会組織連合体が受ける補助金総額(均等割+世帯割)は、
江田島町 (13自治会) |
能美町 (3自治会) |
沖美町 (10自治会) |
大柿町 (5自治会) |
201万2000円 | 126万3000円 | 99万9000円 | 164万7000円 |
それぞれの自治会組織連合体が上部団体の運営資金を除いた金額を30%均等割、70%世帯割にして下部自治会に分配しているのが基本構造です。
この補助金の目的は【住民自ら地域の課題を解決できる自立型のまちづくり】の為に有益に利用していただくための公的補助制度と考えてください。国と地方における地方交付税交付金のような性格ももっております。故に、世帯数を基準とすれば、世帯が一番少ない地域が多い地域よりも分配金が高いのです。
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