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2006年11月24日 (金)

温かい昼間

晴れ

 昨日の終日 寒い雨の日とはかわって、温かい日中でした。

 昨日、広島で映画を見てきました。【Death Note 後編】。今の世相に対して訴えかけてました。法律学の根本的な教義は【正義】の実現です。然れども、最終目標の見る方向が違えば、手段が異なります。まさしく映画主人公のような考え方にも至ります。

 簡単に言うと、富士山は見る地点(山梨県、静岡県、神奈川県、埼玉県)からすると全く違った山であり、山頂を目指すには、出発点から山頂制服までの方法が異なる、ということでしょうか。。。目標達成の為には手段選ばず、ということもありえます。

 【硫黄島】。旧日本軍の玉砕(総自決=全滅)した地域の一つです。我が江田島市出身者(大柿町ですが。。。)もおります。昭和7年(1932)のオリンピック ロサンゼルス大会で水泳男子100m自由形で銀メダルをとった河石達吾さん。彼も硫黄島で戦死されております。

 (出典: もう一人のメダリスト

 ”止むに止まれぬ大和魂” なのか、世相として仕方なくなのか、本人様に伺うしかありません。大日本帝国時代の【軍神】第一号であった、広瀬少佐(帝国海軍、日露戦争の旅順港閉塞作戦にて戦死。)が、果たして、軍神として奉られたことを良しとしたのかは判りません。

 先々週に見た映画。【Flags Of Our Fathers=父親たちの星条旗】 第二次世界大戦(≒太平洋戦争)末期の激戦地、硫黄島が舞台。今回はアメリカ側からみた戦争。一方で、日本側から見た映画【硫黄島からの手紙】が12/9公開(太平洋戦争開戦=真珠湾攻撃の翌日、ジョン・レノン命日の翌日)されます。 両方の映画をproduceした、異才、Clint Eastwood氏のhollywood映画界における集大成ともいえる作品群でしょう。

 日米両国家の【正義、なのかエゴなのか】のぶつかり合いです。互いの国の目標は違ってました。所謂、Parallel universe なのかもしれません。判りやすくすると、自民党と共産党の世界でしょうか。今回の【硫黄島】を舞台とした2つの映画は、国家に追従するしかなかった国民の悲しいドラマなのかもしれません。

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