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2006年10月17日 (火)

火の車

(晴れ)

 放射冷却(夜のあいだに地面から熱が奪われて地面の近くの温度がぐっと下がること。)による朝冷えの広島県地方。

 午後より、【議会広報特別委員会】に出席。

 中国新聞朝刊記事。

 広島県内23市町の2005年度(平成17)普通会計決算概要。全市町の実質収支は黒字。しかし、13市町が実質単年度収支は赤字となりました。簡単に説明すると、【貯金を取り崩してトントン】とした、ということです。

 江田島市も合併当初は十数億あった【貯金(財政調整基金残高など)】が2005年度(H17年)で5億3千万。県内14市(町を除く)で最少。市で10億円、町で3億円が望ましい、という広島県の見解。

 財政の危険水域と言われる【経常収支比率95】を超えた県内8市町のうち、ワースト4は①安芸太田町 99.9、②府中町 99.6、③廿日市市  98.5、 ④江田島市 98.1

 経常収支比率 = (経常的経費-経常特定財源)÷経常一般財源

 経常的経費=人件費、生活保護費などの扶助費、公債費(借金の返済)

 経常特定財源=市としての臨時収入、特別交付税、寄附金、土地売却益など

 経常一般財源=市税、固定資産税、地方交付税、地方贈与税など

 つまり、必ず払わなければならない費用が収入の98.1%ある、ということです。民間企業でいうところの設備投資には150億のうち1.9%の2億8500万円余しか使えない、ということです。

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