安倍総裁
(晴れ)
自由民主党(自民党)総裁選。第一回投票で全体の66%の票を獲得した安倍晋三官房長官(51)が、党本部で開かれた党大会に代わる両院議員総会で、第21代総裁に選出さました。
臨時国会が召集される26日の衆参両院本会議で、初代 伊藤博文氏より第90代、57人目の首相に指名される模様。
自由民主党が発足した55年(1955=昭和30)体制以降、自民党総裁で首相となれなかったのは河野洋平 現:衆議院議長のみです。
(戦前) 伊藤博文、山縣有朋、桂太郎、寺内正毅、田中義一、(戦後) 岸信介、佐藤栄作 各氏に続く、山口県出身の8番目の総理となるようです。
因みに、広島県出身の総理は、(戦前) 加藤友三郎、(戦後) 池田勇人、宮澤喜一 各氏の3名。
沖美町に建設予定の産業廃棄物処分場(産廃場)。
建設計画をしている産廃業者(株式会社ユー・ビィ・ケィ、本社:沖美町是長546-1-202)が指定暴力団組織が実質支配しているとみられるリゾート会社から建設予定地の転売を受けいたことが判明した(広島県警捜査4課)、と報道されました。
旧:沖美町時代に産廃業者から自治体(沖美町)に出され、受理された願書は江田島市が引き継いでおり、今後の問題点(争点)となるでしょう。
①財産借受願 (2004年=平成16年7月15日 沖美町役場受付)
借りようとする財産 | 沖美町是長字四郎五郎1782-11番地 公簿(地目)山林、(地積)12,554m2(3,797.59坪 |
使用目的 | 産業廃棄物最終処分場(管理型)の産廃物運搬経路として桟橋からの 搬入路を建設し、使用するため |
理 由 | 廃棄物埋立に伴い、廃棄物搬入経路を航路にて計画し、海岸に新設する桟橋から町有地を利用し搬入路を設けることにより在来の県道36号線を一部横断するのみとなり、運搬車輌が県道に与える影響を最小限にとどめるため |
期 間 | 契約日から15年間 |
②財産譲受願 (2004年=平成16年7月15日 沖美町役場受付)
財産の表示 | 佐伯郡沖美町是長字四郎五郎1798番地 公簿(地目)田、(地積)1,332m2(402.93坪) |
用途 | (1)産業廃棄物最終処分場(管理型)建設用地として利用するため (2)埋立完了後の跡地利用として、町の特産(花き類栽培等)の生産施設用地として、町との協議、指導の元、事業推進をはかる。 |
希望価格 | 2,000,000円 ただし、協議に応じます。 |
代金の支払方法 | 指定口座に振込いたします。 |
③寄附確約書 (2004年=平成16年10月27日、沖美町と事業者の協定書日)
あ)沖美町の漁協振興基金として | 寄附 10,000千円 (1千万) |
い)沖美町の農業振興基金として | 同上 |
う)沖美町の教育振興基金として | 同上 |
但し、寄附の時期は産廃処分場許可取得(許可は県知事)後、1ヶ月以内。つまり、許可後には3千万円の寄附金が沖美町に入ることになっていた、ということです。
【問題点と今後】
2004年(平成16)11月1日、江能四町(安芸郡江田島町、佐伯郡大柿町・沖美町・能美町)が合併する5日前の10月27日に産廃場の建設計画(推進)において、沖美町と産廃業者が【協定書】を締結している、という事実です。
県警捜査4課及び新聞報道がされていることを鑑み、議会としても土地の賃貸借・譲渡契約願書を受理した旧:沖美町執行部の説明を正式な議場(公の場)にて求めていかなければならない。但し、捜査機関の判断結果後となるでしょう。
また、【協定書】 第一条 甲(沖美町)、乙(産廃事業者)は信義を重んじ、この協定を誠実に履行しなければならない。
江田島市としては、捜査機関の結果に基づいて、上記①、②を履行するかどうか、自治体として判断しなければいけません。
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