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2006年6月21日 (水)

平成18年第3回市議会定例会②

(晴れ)

 午前中は昨日に続く議員の一般質問(2名)を終えて本定例会に提出された報告事項/承認事項/議案審議となりました。

 本定例会のトピックスとすれば、

①指定管理者制度導入における管理者指定。

②ウィンロード(宇品-三高)の深夜船便が6月末で休止するに伴い、江田島市としての深夜便の社会実験として、ウィンロード社に協力していただく赤字部分の補助金に関する補正予算案です。

 ①については、取敢えずは公募をせず、現行委託者を指定管理者とする。極めて不透明なものとしては、(有)おきみウェストマリンを【サンビーチおきみ】、【江田島市やすらぎ交流農園】、【入鹿海浜施設】の指定管理者として指名したことでしょう。

(有)おきみウエストマリン。資本金300万円。旧:沖美町が160万円を出資している第三セクター法人。(江田島市の出資比率は53.3%)

 2006年03月31日時の第11期決算報告書によると、第11期の経常損失2,118万余円。前期繰越損失を併せると本年3月31日現在での未処理損失は3,263万余円の赤字。(所謂、累積赤字)

 資産(8,276,344円)を全て現金化したとしても負債(37,915,507円)をまかいきれない。昨期(第11期)決算においては3,000万近くの債務超過です。

 議員質問において、産業部長のコメントとして【破綻した場合の江田島市損失は出資金160万円のみ】である、という発言において議論収束しました。本当にそうなのか、という疑問もあるが、産業部長のコメントを信じて賛成しました。

 ②について、

 とある議員(全員協議会では助役もそのようなことを言っていたような気がしますが。)が懸念するように、宇品-三高の深夜便を12月までの半年を延長する実験をしても成果(利用客の拡大)はないでしょう。その議員が言われたように、新規航路を開設する為の手続きが3ヶ月とすれば、江田島市企業局の宇品-高田・中町線において【三高】を寄港地として追加申請してもよいのではないでしょうか。そうすれば能美島の深夜便問題に関しての一区切りができます。

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