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2006年6月

2006年6月30日 (金)

懐かしき同級生との再会

(雨ときどきくもり)

 夕刻に中学同級生と遭遇。現在、市内で司法書士として頑張っております。15年くらい振りでしょうか。同大卒の新進気鋭の同級生です。”身近な法律家”として今後のご活躍を大いに期待しております。

 読者のみなさん、【法律】とはどういうものと考えておりますか?

 日本国において、簡潔に表現すると【日本国憲法】を最高法規として、憲法に反しない社会ルールと定義できるのではないでしょうか。【法律】はいろいろな見方をすると、【道理】、【道義】、【社会規範】、【私権の調整機能】、刑事法においては【犯罪予防】などなど、いろいろな定義ができます。

 【憲法論】での最大の焦点は、【公共の福祉】と【基本的人権の尊重】の【整合性】です。これは永遠のテーマ。

 一時期、【WIN WINの法則】=『みんなが勝ち組み』という言葉がもてはやされたことがあります。

 資本主義社会である以上は、みんなが幸福になることはありえません。儲かる人がいれば損する人もいます。⇒故に、近年なら『勝ち組』、『負け組』なんていう言葉がマスメディアの無責任報道で定着しているのではないでしょうか。

 【椅子取りゲーム】=資本主義です。最近議論となっている、【敗者復活戦】の仕組みを作れば日本も面白い国となるでしょう。公務員給与制度における【能力給】の導入については一長一短がありますが、検討事項としてもよいのではないでしょうか。

 

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2006年6月29日 (木)

税金滞納問題

(晴れ)

 21:30~22:30に江田島市地域でまとまった雨が降りました。

 江田島市の18年度予算における市税収入は約26億7千万。旧町時代からの市税滞納額は10億円近いのではないでしょうか。

 江田島市においては、滞納税者対策として、広島県から【マルサ(国税庁査察部)】のような優秀なエキスパートを派遣していただいております。県職員の極めて有能なエリート職員を派遣していただいていると考えます。

 徴税業務は市職員では出来ない業務なのでしょうか。県職員派遣人件費が余分にかかってしまいます。

 徴税業務においては、人権侵害のないよう(憲法上の人権侵害でなくでも、個人人格を否定する言動のないよう) お願いしたいものです。

 追伸) 大学同期の政府系金融機関が入社3年目でボヤいたこと

     【胡子君、我社の貸付金回収手段はマチ金より厳しいよ。】

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2006年6月28日 (水)

蒸し暑い夏の訪れか

(晴れ時々くもり)

 カリスマ美容整形外科医の息女誘拐事件のニュースが一日中駆け巡る。

 一方で、【通貨の番人】 TOPの資産運用に絡む報道。21:00現在のNHKでは、北朝拉致事件の被害者である横田夫妻の孫、キム・ヘギョンさん関連の特集番組。

 気がつけば、2006年も残すところ2日で折り返し地点です。お互いに悔いのない2006年としましょう。

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2006年6月27日 (火)

真夏のような日差し

(晴れ)

 朝は霧が立ち込めていました。その後、急激に晴れ渡り、真夏のような一日となりました。

 今日の中国新聞朝刊による興味深い記事。特集【足もとの安保 2 基地と地域】。米国陸軍の秋月弾薬庫。

 17年度に総務省と防衛施設庁から受けた基地関連の交付金及び補助金は5億2千万円。(昨年度一般会計192億円余:平成18年3月6日提出の補正予算額の約2.7%。)

 合併による思わぬ影響がある。国からの【特定防衛施設交付金】(正式名称は不明。)が自治体に閉める対象施設の面積割合基準があるようです。合併しても10年の経過措置があるがその後に影響が出てくる。

 旧江田島町(30.12km2)に占める割合が約6%。江田島市(100.88km2)となって約2%。

 いかに江田島町が防衛施設に依存していたか、ということです。

 合併してから10年後から地方交付税の算定基準が厳しくなるのと同じです。(合併特例により、10年間は合併しなかったものとして地方交付税が計算される。)

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2006年6月26日 (月)

大雨洪水警報

(雨)

 昨日からの雨は本日夕刻まで続きました。

 朝8:00ごろは小康状態でしたが、急に真っ暗となり、雷を時折ともなう集中豪雨の午前中でした。

 呉市内の小学校(中学校もそうかもしれません)は”警報”が発令されると、自動的に休校となるようです。

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2006年6月25日 (日)

第12回江能修友会総会

(雨)

江田島・能美島出身の修道中・高(旧制中学含む)の同窓会がありました。

修道学園(中・高)同窓会長である大田哲哉広島電鉄社長を来賓として、広島アンデルセンでの会でした。

あいにくの雨でしたが、総会後の懇親会では皆さん少年時代に戻ったのではないでしょうか?肩組みながらの校歌合唱は、いつも楽しい。

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2006年6月22日 (木)

サッカーW杯 in ドイチェランド

(まだ雨が降ってます) 22日22:40@日本LT

 Dusseldorf在住の先輩と連絡。彼からのブラジル戦まえの今回W杯総括を下記に引用します。彼も高校時代には凄い選手でした。

 【日本の友人から、日本戦3戦のチケットを手配してもらいましたが、今回のお粗末試合、途方にくれています。選手も頑張り、監督も全力にて采配しているのにも係わらず、歯車がかみ合わず、今日の試合を突っ走って明日帰国でしょう。今回のチームの失敗は、選手達をスター化したマスコミ、サポーターの責任。スポーツ選手が芸能スター気取りでは、勝負に勝てるわけが無い。
 すこし調子にのった制裁をワールドカップがしっかりと与えてくれます。98年フランスでの惨敗、02年を過ごしてから全然98年の経験が生きていないのでは、先に繋がるわけが無いよね。後二時間したら仕事を終えてドルトムントに出発。全日本の再出発となる御仕置きゲーム、しっかりと目に刻んで、更なる強いチームつくりに励んで欲しいものです。】

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当面の課題

(雨)

 議員定数という問題があります。

 地方自治法第91条によると、人口5万未満の市及び人口2万以上の町村の議員定数は26人以下と定めてます。

 議員の中には、定数を減らすと、【市議がいない地区が困る=民意が届かなくなる】からと主張する人々がいます。

 現在、江田島市では自治会組織の拡充を行っていると思います。仮に、議員がいない自治会地域があったとしても自治会での要望を行政に訴えることにより、民意は反映されるような気がします。議員がいるからその地域がよくなる、ということはありません。議員も一市民であり、自治会の総意要望のほうが議員の一言よりも強いということなんです。

 憲法がいうところの主権在民に保障される機能として、漸く言われ始めた【住民自治】になるのではないでしょうか。

 議員報酬がないイギリス地方議会制度などの欧州地方自治の仕組もこれから勉強してみようと思います。無報酬(実費のみ)にすれば立候補するメンバーも変わるでしょうね。

 そういう意味での政務調査費というものは必要です。

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いとしのヒナゴン

(雨)

 2004年(平成16)11月24日、市長選挙前、東京の友人(郵船同期)より小包が届きました。共に将来の物流のあり方を語り合った友です。

 封を開けると『いとしのヒナゴン』(文芸春秋社)。合併問題、教育、福祉、財政など、いま地方自治が直面している諸問題の解説書とも言えます。広島県比婆郡の『ヒバゴン』を題材にしております。同期の温かきエールでした。

 昨年5月28日から広島で上映されました。中学同期の中国新聞記者からも”映画を見たほうがいいよ。”という連絡頂きました。

 本を贈ってくれた同期は有楽町の映画館で昨夏みたようです。本と映像のギャップがあるので、私は映画を見ませんでしたが、今日、DVDで漸く見ました。

 原作(本)を読んだイメージと似た感じで、面白かった。

 同じくの郵船同期で奥田民生さんの歌が大好きなやつがいる。私が高校生/大学生のころに妹たちがはまっていた【ユニコーン】メンバーなんですね。1994年以降に知りました。

 【いとしのヒナゴン】主題歌が奥田民生さんの【すばらしい日々】。そういえば、元会社同期がカラオケで歌ってました。

 ひょうんな事から昨年11月上旬に、広島市議会議員さんと会食後の二次会で、彼の行きつけのスタンドだったような気がしますが、【さんのず】というスタンドに行きました。

 そのお店のマスターとママが奥田民生さんのご両親。お父さんは元広島市議会議員というのをその時初めてしりました。2004年(平成16)10月30日の広島市民球場コンサートの話も聞いたような気がします。

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2006年6月21日 (水)

つぶやき

(晴れ)

 何年ぶりだろう。大学同期からの電話。(実家の連絡先を登録しているから繋がったのでしょう。) 彼はとある県を本拠地とする地銀マン。(バブル期より健全経営している地銀、とう評価を受けていたと思います。) たまたま東京勤務となり、私がいた会社界隈を歩いて、私に連絡してくれた次第。

 共通の先輩がBOJ(Bank Of Japan = 日本銀行)勤務。先輩の連絡先を彼に報告し、本日は看板。(勿論、先輩宅にも同期連絡先は報告。)今度、お互い同期の外務省中国担当とメシを食べよう、ということでお開き。

 東京で今回の同窓会が【花咲けばいい】なぁ、というだけです。

 いつぞやの記事にも書きましたが、Iターン・Jターン・Uターン。

 かくゆう私も5年前にUターンしている。(H13年7月。今年が6年目) いろんなシガラミを振り切って帰った能美島(大柿町)。

 政治活動に進んだ最大の理由=30年後の能美島を当時の町執行部/議会に託せなかった、という理由です。(四町合併問題が暗礁に乗り上げたことも一因。)

 学校の統廃合問題。

 【学校の統廃合】で基本的に一番困るのは【県】かもしれません。

 何故か。それは小中学校の先生の給与は【国】と【県】の折半であり、今回の江田島市の小中学校の統廃合問題となると教員の働き場所が少なくなります。

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平成18年第3回市議会定例会②

(晴れ)

 午前中は昨日に続く議員の一般質問(2名)を終えて本定例会に提出された報告事項/承認事項/議案審議となりました。

 本定例会のトピックスとすれば、

①指定管理者制度導入における管理者指定。

②ウィンロード(宇品-三高)の深夜船便が6月末で休止するに伴い、江田島市としての深夜便の社会実験として、ウィンロード社に協力していただく赤字部分の補助金に関する補正予算案です。

 ①については、取敢えずは公募をせず、現行委託者を指定管理者とする。極めて不透明なものとしては、(有)おきみウェストマリンを【サンビーチおきみ】、【江田島市やすらぎ交流農園】、【入鹿海浜施設】の指定管理者として指名したことでしょう。

(有)おきみウエストマリン。資本金300万円。旧:沖美町が160万円を出資している第三セクター法人。(江田島市の出資比率は53.3%)

 2006年03月31日時の第11期決算報告書によると、第11期の経常損失2,118万余円。前期繰越損失を併せると本年3月31日現在での未処理損失は3,263万余円の赤字。(所謂、累積赤字)

 資産(8,276,344円)を全て現金化したとしても負債(37,915,507円)をまかいきれない。昨期(第11期)決算においては3,000万近くの債務超過です。

 議員質問において、産業部長のコメントとして【破綻した場合の江田島市損失は出資金160万円のみ】である、という発言において議論収束しました。本当にそうなのか、という疑問もあるが、産業部長のコメントを信じて賛成しました。

 ②について、

 とある議員(全員協議会では助役もそのようなことを言っていたような気がしますが。)が懸念するように、宇品-三高の深夜便を12月までの半年を延長する実験をしても成果(利用客の拡大)はないでしょう。その議員が言われたように、新規航路を開設する為の手続きが3ヶ月とすれば、江田島市企業局の宇品-高田・中町線において【三高】を寄港地として追加申請してもよいのではないでしょうか。そうすれば能美島の深夜便問題に関しての一区切りができます。

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2006年6月20日 (火)

平成18年第3回市議会定例会①

(晴れ)

 本日より会期8日間で江田島市議会定例会が開催されております。今日明日で12名の一般質問があります。
 本日の登壇された議員のなかで、議会において極めて不適切な表現をする議員発言があったと感じたことを記します。とある審議会の委員選定に関する質問でしたが、議場が一瞬凍りついた感じでした。後日、議事録(→こちら)を精査することとしたい。本日15:30まで10名の議員の質問が終了しました。
 その後、全員協議会が開催され、【深夜便運航に係る社会実験の実施について(案)】(総務部企画振興課)に関する6月補正予算案上程に係る執行部説明会がありました。
 今回の全員協議会は【議会に提案予定の議案についての説明と質疑】=【事前審議】です。基本的に全員協議会での質疑及び意見は会議録に残りません。

(追記)全員協議会とは、法的根拠のない事実上の会議。会議規則に拘束されないので各議員の忌憚のない意見が発表できる機会でもありますが、会議録・傍聴人が無い以上、【密室議会】となる短所もあります。

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2006年6月19日 (月)

明日より市議会定例会

(晴れ)

今回の注目すべき議案の一つは、指定管理者制度です。官から民へという流れの一環です。

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2006年6月16日 (金)

補助金

(晴れ)

 民間航路に500万余の補助金が上程されるかもしれません。

 水面下の駆け引き。ところで、2番煎じというか10,000煎じ(みんながやっているからという意味で1万煎じ)によるUIJターンで団塊世代を誘致しようとしている江田島市の基本計画。現役世代の一人として、私見を物申したい。Please turn off the program immediatelyです。

 15年後は75歳以上。国民保険/老人保健/介護保険の特別会計が悲鳴を上げます。本年度当初予算での一般会計(自治体の裁量財源)からの繰入金は、

①国民保険: 2億6,500万余

②老人保険: 5億5,400万余

③介護保険: 4億6,100万余

合計で12億8千万円。一般会計約150億の8.5%。20-40代の働き盛り(お子さんを含めたら一世帯4人。)の世帯を誘致できる環境づくりに注力をしなければ。

 

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2006年6月14日 (水)

村上ファンド

(晴れのちくもり)

6/13(火) つまり、昨日ですが、新聞を読み返す。

中国新聞経済面の記事によると、村上ファンド前代表、村上世彰氏がシンガポールの有力華僑財閥ホンリョン・グループ系列企業の株式を保有していることが判明したようです。

【華僑】 :「中国・台湾・香港・澳門(マカオ)以外の国家・地域に移住しながらも、中国の国籍を持つ漢民族」を指す呼称。

 【シンガポールの有力英字紙ストレーツ・タイムズによると、同容疑者(村上世彰氏)と台湾出身の華僑実業家とされる父親、兄の三人で発行済み株式の計3%(二百十四万八千株)を持つという。】 ? 村上容疑者は日本人ではなかったのですね。

注)青字は筆者が補足。

 日本銀行総裁、福井俊彦氏の責任民間時代(富士通総研理事長)に1999年秋頃1,000万円を村上ファンドに出資していたことが判明し、2003年の日銀総裁就任以降から現在まで出資を続けているようです。

 平成の【リクルート事件】にならなければよいのですが。

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2006年6月13日 (火)

議会広報特別委員会

(晴れ)

 いよいよ6月20日(火)から27日(火)までの8日間を会期として、第3回江田島市議会定例会が開催されます。それに伴い、【議会だより】を編集する議会広報特別委員会が開催され、委員として出席しました。

 議会の流れとしては、

 6月20日~21日  一般質問

 6月21日~22日  議案審議

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2006年6月12日 (月)

早朝の地震

晴れ

 朝5:00前からウトウトしていたら、いきなり激震。呉・広島市地域は震度5弱~4。震源地が大分県であるというNHKの速報(5時10分ころ)は速かった。

 5年前の3月24日(土)お昼過ぎにあった芸予地震を思い起こしました。当日はまだ東京時代。急遽、大柿に帰ったことを記憶しております。急遽帰った理由は、1995年(平成7)1月17日 午前5時45分頃の阪神大震災という大惨事があったからです。

 幸いにも大惨事とならず、ホッとしております。

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2006年6月 9日 (金)

皇太子御成婚記念日

(雨のち晴れ)

 13年前の1993年(平成5)の今日、皇太子と大和田雅子さんの結婚式でした。

 当日は雨。私が大学4年生の就職活動真っ最中。当日は大学サークル(法律学研究会)先輩と電話で面接してました。(T海上)

 昨日、気象庁は九州北部・中国・四国・近畿・東海の各地方が梅雨入りしたとみられる、という曖昧な発表をした。

 10年近く前に【梅雨明け宣言したあとに梅雨に戻ってマスコミのバッシングを受けた】苦い経験から、事勿れ主義(責任回避)に陥っている国家公務員様。堂々と【宣言していただきたい。】 自然現象は科学では解明できないのは皆理解できます。一部マスコミの無責任な発言には毅然とした態度をとって欲しい

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2006年6月 8日 (木)

シンドラーエレベータ社

(くもりのち雨)

 入梅でしょうか。

 シンドラーと聞いた瞬間、Steven Allan Spielberg監督の1993年(米)映画【シンドラーのリスト=Schindler's list】のことかと思いました。

 エレベーター業界で世界大手(昇降機メーカー世界第二位の関連会社)とは、私の不勉強です。

 今回の東京都港区住宅公社マンションでエレベーターに挟まれて亡くなられた16歳男性のご冥福を祈ります。シンドラー社エレベーターでの事故が全国で1999年から270件はあるという報道。つまり、単純計算(7.5年間)で年間36件余あった、ということです。

 メーカーが悪いのか、保守点検している業者が悪いのか判りませんが、メーカーの責任は重大です。海外(香港・米国)においても死亡事故例が2002-2004年に2件ほど発生しているようです。

 シンドラーエレベータ社のコメントとして、エレベーター業界世界第二位で、100カ国以上で製品を販売し、毎日7億5千万人に利用されている、と報道されているが、7億5千万人はどういう根拠で算出しているのか、ふと疑問に思いました。

 それにしても、これまで監督官庁はどのように行政指導をしていたのか、という疑問が残ります。

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2006年6月 7日 (水)

改革先進自治体 ”三次市”

(晴れ)

 市長交際費などで色々議論ありました三次市ですが、吉岡広小路市長のもとに三次市はイノベーションまっしぐらですね。

 中国新聞朝刊(中国総合版)によると、市長母校、早稲田大学の大学院と人材育成・地域づくり・産業振興、IT戦略などでの連携基本協定を締結。三次市は四年前から市職員の派遣などを通じて早大院・公共経営研究科と交流しているということです。

 そういえば、昨年9月17日(土)に広島市で開催されたローカル・マニフェスト推進大会in 広島で早稲田の学生がおりました。(恐らく夏休みでしょう。大学は9月20日くらいまで夏休みです。)

 東京にある大学でなくてもいい。広島には沢山の教育機関があり、将来の広島を担う素晴らしい人材の宝庫です。江田島市も広島にある大学の研究室と交通・産業問題などについて、もっと積極的に連携してなければならないと思います。大学生さんの貴重な意見は傾聴に値します。良くも悪しくも【流行】を創るのはいつの時代も若者です

 外から客観的に見ると、違った江田島市の姿も見えてきます。

 Try & Error (試行錯誤)によって一歩前進しましょう。水前寺清子さんの歌【三百六十五歩のマーチ】のとおり、”三歩進んで二歩さがる”です。

 ”事勿(ことなか)れ主義”では成長しません。

 タイトルの先進自治体ですが、かつて、灘尾弘吉氏が存命中の能美島はそうであったと思います。能美島と倉橋島を結ぶ早瀬大橋が昭和48年完成するまでは、船によって本土(広島市/呉市)と行き来するしかない島です。

 そのような島から、政治においては衆議院議長・参議院議員・県議会議長、スポーツ界ではオリンピック選手(河石達吾氏栗原恵さん )・プロ野球選手(元阪神の山本和幸投手など)、芸術家(六角紫水氏キリンビールのマーク考案者と言われております。)、歌手では浜田省吾さん が父親(警察官)の赴任により小学生の一時期に江田島町在住してました。能美町では囲碁界に沢山の人材を輩出している。そのような地域は類まれでしょう。

 先人たちの功績は素晴らしい。【島】というだけでハンディを負ってしまいがちですが(実際、私が東京で学生生活をはじめた当初はそうでした。)、胸を張って世界中を闊歩しましょう。

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2006年6月 6日 (火)

村上ファンド

(晴れ)

 昨日、東京地検特捜部(東京地方検察庁特別捜査部)に証券取引法違反容疑で逮捕された【村上ファンド】代表 村上世彰氏。

 日本経済新聞朝刊では、【村上ファンド、運用、大幅縮小へ、農林中金、解約を検討】とありましたが、農林中金も資金運用を託していたのですね。

 中国新聞朝刊にはこのような貴重な情報はなかったようなきがするのですが。

 些細なことですが、ここで情報の格差が出てくるような気がします。

 さて、なんとなく平成リクルート事件になりそうです。

 リクルート事件の当事者としての江副さんの略歴は、

 江副 浩正 氏 (えぞえ ひろまさ、1936年6月12日生) 大阪府出身。リクルート創業者。甲南中学校・高等学校、東京大学教育学部心理学科卒。

 一方、村上さんの略歴は、

 村上 世彰 氏 (むらかみ よしあき、1959年8月11日生) 大阪府(市)出身。灘中学校・高等学校、1983年 東京大学法学部卒 ⇒ 通商産業省(現:経済産業省)入省。1999年 退官(退職)。 ⇒ 村上ファンドの前身組織をつくる。

 【出る杭は打たれる】

 【?】と思った方は、大正時代の【鈴木商店】について調べてみてはいかがだろうか。

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2006年6月 5日 (月)

郵政民営化が江田島市に忍び寄る

(晴れ)

10:30~ 江田島市能美町鹿川に出来た【鹿川浄化センター通水式】に出席。

 旧:能美町時代の平成16年8月着工で6億6千万円余。花火(祝砲程度)や鳩を飛ばすアトラクションありました。記念品はタオルとJA呉の切串支店が販売する【イチジク・ゼリー】 。JA呉をご起用なら、能美町特産にしても良かったですね。

 現在、鹿川小学校や周辺地域市民宅からの処理水 日量10tを処理しているということです。

 小泉首相念願の郵政民営化による江田島市への影響。

 江田島・大柿・能美局の3局で行っていた【集配業務】は江田島局に集約し、能美・大柿局は【窓口業務】のみとなります。

 市長のコメント(中国新聞によると)、【各郵便局長を通じてしっかりと説明を】と言われたようですが、市役所出張所・連絡所の統廃合について、【各支所長を通じてしっかりと説明】していただきたかった、と思うのは私だけでしょうか。

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2006年6月 2日 (金)

ご安航を!!

6/1 (晴れ)

IHIMU呉工場から巨大コンテナ船が出航しました。感慨ひとしおです。

全長300m超のコンテナ船が旧海軍工廠から出立。最速24ノット。

90年近く前のタイタニックが寄港したSouthamptonにこのコンテナ船も寄港するのでしょう。若しくはThames portかもしれませんが。

戦艦”大和”が呉から出航した当時は、国民が驚愕したことでしょう。

6/2(晴れ)

疲れました。

10年後のあるべき方針をしっかりと示さなければなりません。

”がんばれ! 江田島市。”

そろそろ将来を考えて、”島” 脱出計画を実践している20-40代がいます。

今のままでは 【姥捨て山】 となる 江田島市です。

I・U・Jターン。響きが良い団塊世代の老後計画。国保・老保・介保の負担が厳しくなる地方自治体。平成16-17年度の江田島市においても一般会計からの繰出金の3分の2=10億円前後/年 です。現行制度では 【団塊の世代】が帰ってくるほど島に住む子供たちの借金が増える、ということです。

2007年度から政府が導入しようとしている【新型交付税制度】。どうやら江田島市は20%減のようです。平成18年度予測値が53億円余とすれば、来年度は42億円余ですね。

交付税といっても、使えるお金は限られております。過去の借金返済の為の国からの仕送りですから。平成17年度における【地方交付税】58億円。実質使えるお金は12億円というのが執行部意見でした。つまり、それ以外は借金返済でしょう。 

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