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2006年1月12日 (木)

旅客船輸送に思う~2006

(晴れ)

 中国新聞朝刊によると、2004年度(平成16年度)の中国運輸局の管轄内において、110航路の定期旅客船(フェリー含む)の71.6%(73航路)が赤字

 運輸局の分析では、輸送人員、車輌の落ち込みについて、【橋の利用定着と少子高齢化による通勤・通学者の減少】。

 江田島市もまさにこのような状況です。最近の原油高(数年前に比べて約2倍)も大きく響いており、江田島市の公営船事業も平成17年度3月期決算において約1億2千万円の赤字込み。大きく足を引っ張っているはフェリー部門。民間航路とコンソーシアムを組むことによる経費削減も可能と考えます。

 例えば、フェリーは沖美町三高-宇品線。高田と三高は車にして約10分。三高-宇品船の3便化。急行(三高-宇品)と各駅停車(三高-大須-宇品)という組合せも検討できる。

 そうすることによって互いに予備船を持っているので予備船が2隻から1隻へ。予備船の年間コストは600~800万円ではないだろうか。

 人件費の検討も必要。また、民間と公営船での燃料一括購入によるボリュームディスカウントも考えられます。

 生活航路の船便の利便性とコスト意識により、改革できる余地はあると考えます。行政職員の方々に経営マインドを持っていただきたい。

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