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2005年8月

2005年8月31日 (水)

2005年(平成17) 8月 日記

2005年8月1日(月) 晴れ
【昭和16年夏の敗戦】

 日本道路公団の民営化委員会で活躍している、猪瀬直樹(いのせ・なおき)氏のノンフィクション作品。単行本が昭和58年(1983年8月世界文化社刊)。何年か前に一読したのですが、読み返しても衝撃的な作品です。
 
 昭和16年4月1日、日本の若い俊英(30代)を各官庁(当時の満州や朝鮮における行政官含む)、陸海軍、民間企業から30数名集めて、【内閣総力戦研究所】が発足しました。若き俊英が模擬内閣として英米戦の机上演習を繰り返した結果を時の近衛内閣(首相:近衛文麿、陸相:東条英機)に対し、【日米戦必敗】をその年の夏報告しております。

 第3次近衛内閣総辞職後の平成16年10月組閣した東条英機内閣において12月8日から真珠湾攻撃を含む太平洋戦争が始まりました。

 机上演習で【必敗】の結論を無視した東条内閣。昭和天皇が不戦論者であり、行政の長である東条英機陸軍大将(首相兼陸軍大臣)が統帥権の権化である陸軍参謀本部に抵抗できなかった、法律的な仕組み。かつマスコミに扇動された日本国民。

 いまでも東条英機氏は先の大戦における最大の犯罪者と認識されている日本ですが、実質的には違うのではないのだろうか?明治憲法(大日本帝国憲法)においての天皇の権限、行政権(内閣)と統帥権(実質的には軍部の権限)の制度的瑕疵があるのではないでしょうか?

 美濃部達吉氏(東大教授)か唱えた【天皇機関説】(註)も今になってはまともな議論のような気がします。

 戦後60年。色々と思考するよい機会でしょう。

(註)
【天皇機関説】
 大日本帝国憲法下で確立された憲法学説。統治権(主権)は法人たる国家にあり、天皇はその最高機関として他の機関の参与・輔弼(ほひつ)を得ながら統治権を行使すると説く。ドイツの学者・イェリネックに代表される国家法人説(主権論としては国家主権説)に基づく。

2005年8月2日(火) くもり時々晴れ
自民党の改憲草案1次案

 現行憲法は11章103条。今回の自由民主党の憲法改正草案の1次案は、10章98条。
 今回の草案の特色としては、
 ①自衛軍保持(現行憲法9条の改正)
 ②国民の責務
  基本的に国民には憲法が保障する自由や権利もあるが、権利の濫用は認めない。

 自民党としては、11月の結党50周年大会に草案を示す予定です。憲法問題は国民全体で考えないといけないもの。自民党以外の政党も党としての憲法草案を作成し、国民に広く問題提起していただきたいものです。そして、それぞれの党がたたき台である草案をもとに多いに議論していただきたい。

2005年8月3日(水) 晴れ
年金

 国民年金の2004年度(平成16年度)決算収支は3年連続赤字。赤字額は1707億円。(前年度は500億円)
 一方、厚生年金は2359億円の黒字。しかし、厚生年金基金の【代行返上】の移換金という一時的な増収がなければ、実質約5兆1495億円の赤字。来年度は非常に厳しい数字となるのではないだろうか。

 郵政民営化以上に、寒々しい【年金問題】の将来について、国会で議論していただきたいものです。

2005年8月4日(木) 晴れ時々くもり
∞(=無限)

 昨夜、NHK教育番組で【宇宙】についてのものを見ました。地球がある太陽系は銀河系(天の川銀河といっていたような。)に所属する一体系の一つであり、つまり、無数の太陽系のような集団がある。また、銀河系と同じような銀河という単位は宇宙に無数に所在する、というのが現在の通説のようです。
 銀河系ですら我々が存在する太陽系という集団を無数に包含し、かつ、その銀河群が無数にあるとするならば、地球と同じような星(惑星)は無数に存在するのでしょう。故に、UFOや宇宙人という概念も生まれてくるわけで。
 人間は、えてして自己の相対的価値を気にする生物といえます。故に、隣の人が気になったり、隣の国が気になります。そして絶対評価をしてくれる【主】=神とか仏を求めて、自分の価値を確認することで安心するのでしょう。
 地球においてはある一定のルール(国連憲章、各国の憲法や法律、野球においてはそのルール。地域においての慣習など。)で人間社会が営まれております。ルールを守って、初めて成立するのが人間社会。住んでいる国や地域が異なれば、同じ事件でも判断は180度異なることもあります。仲良く生活をするためには、相手方の考え方も理解しなければなりません。お互いが忌憚なき意見をいって相互理解することこそ、平和が訪れることでしょう。
 今日は観念的なお話となりました。

2005年8月5日(金) 晴れ
郵政法案、参院特別委 可決

 本夕、参議院特別委で郵政関連法案可決されました。
 来週月曜日(8/8)の本会議で採決される予定。秋の政局が気になります。

2005年8月6日(土) 晴れ
60周忌 in 広島 と 消防団活動

 先の大戦収束から60年を迎えた夏。還暦という言葉がございます。旧暦において、十干(ジッカン)と十二支(ジュウニシ)を順次組み合わせて年月日に当てたものであり、年の場合、同一の組合せは六十年ごとに再現する。
 野球の甲子園球場は、「甲(きのえ)」と「子(ね)」の年、大正13(1924)年8月1日に完成。

 本日01時20分から、テレビ朝日系列で【朝まで生テレビ 激白第2弾・元帝国軍人】(元軍人の方々が80歳を超えていらっしゃるので録画放送)を見ました。

 大本営の帝国陸軍参謀何某氏もいらっしゃいましたが、事の本質までは戦後生まれの私には見えてこないような気がします。

 何故、日ソ中立条約がありながら、8月9日にソ連軍が満州に攻撃をし、満州にいた日本の軍人や軍属の凡そ60万余人がシベリアに抑留(最高で11年間抑留)されて重労働されたのか、不思議なのです。色々な書物を読んでいると、Key personとすれば、瀬島龍三氏という人物でしょうか。

 ポツダム宣言受諾で無条件降伏した日本であるのであれば、ソ連における旧日本軍人のシベリア抑留はポツダム条約9条違反と解釈することもできます。私の不勉強かも知れませんが、その議論は鳩山一郎内閣時に発表した日ソ共同宣言(1956年、昭和31年)以降の冷戦時代においても無かったような気がします。(世論に訴えていない。)
 北方領土問題(2島先行返還若しくは4島一括返還論)のみが新聞やテレビなどのマスメディアで取り上げられた問題だったのではないでしょうか。

 かつて中国の【残留孤児】問題がありました。遠因がソ連参戦である、ということを今の20代、30代といった若き日本国民(当時は小学生前後か、若しくは生まれていなかったかも知れません。)も十分に認識すべきではないでしょうか。

 19:30より、地元消防団の8月の訓練に参加。今回は、婦人防火クラブへの消火栓取扱い指導(新開地区、中地区)でした。
 火災は何時起こるかわかりません。消防団員(男性)は日中はそれぞれの職場で仕事をしております。在宅しているのは主としてご婦人方。その方々が消防署員(本職)が駆けつける前に、スムーズに初期消火していただけるように消防施設の取扱いをご理解いただけるように、という趣旨です。

2005年8月7日(日) 晴れ
Identity(アイデンティティー)

 坂本龍馬と岩崎弥太郎。

 ともに江戸末期(幕末)に日本国を変えたいという志をもった若者であり、土佐藩(現在の高知県)の地下侍家系。(武士と農家の中間層。江戸幕府以降に土佐藩を支配したのは山内家。それ以前の秀吉時代まで土佐を支配していた長宗我部【ちょうそかべ】氏の家来であった子孫が地下侍となったと言われております。)
 坂本龍馬は、出身地の土佐というコミュニティを越えて日本全体を変えていくことに重心をおいており、合理的に薩長同盟などを手がけた人物。当時としての常識では無理なことを実現するエネルギーがあったのですが、余りにもラディカル(radical)であるが故に、誤解が生じた部分があったのではないでしょうか。
 一方で、岩崎弥太郎(三菱財閥の創始者)は、基本は【家族主義】的なところがある。今あるのは祖先がいるからであり、生まれ育った地域や【家】に重きをおいていた様な気がします。

 Identity。辞書では、①同一であること。②身元。本人であること。③本質。といった訳語となります。

 両人の行き着く目標は同じなのですが、手法としては【坂本流】と【岩崎流】が有るような気がします。互いに相反する手法なのですが行き着く目標は皮肉にも同じ。
 自由人たる坂本龍馬は、岩崎弥太郎の地に付いた(先祖に帰着する、帰る場所のある)精神を羨ましく思い、一方で、シガラミから逃れられない岩崎弥太郎は、自由人である龍馬に傾倒していたように感じます。【坂本流】が天才的であるのに対して、【岩崎流】は努力型であるとも言える様な気がします。
 今現在の日本において、【坂本】的なる人物と【岩崎】的なる人物の再出現を必要としているのではないでしょうか。
 何故か、ふと、高校生のときの現代国語で学んだ、作家【中島敦】の【山月記】を読みたくなりました。

 人間は年を重ねるごとに、【理由=弁解、言い訳】を求めるものなのだろうか。

2005年8月8日(月) 晴れ
衆議院 解散

 郵政関連6法案の参議院(本会議)採決が本日昼にありました。
 投票総数233。賛成108、反対125、欠席・棄権8で否決。それを受けて、小泉内閣は本日、衆議院の解散をしました。

 シーリング(ceiling)。来年度国家予算策定のための各省の概算要求が策定見送りとなっております。衆院解散による政治的空白が約1ヶ月あります。

 私見とすれば、小泉内閣が総辞職すべきでした。

 500億円余をかける総選挙をするまでもない事象のような気がします。

 江田島市(特に旧:佐伯郡)は秋の選挙シーズンに突入。9/11投票日予定の総選挙。10/16投票日の市議会議員選挙。11/6投票日の県議会議員補欠選挙・県知事選挙。

2005年8月9日(火) 晴れ
猛暑

 朝晩は涼しくなっていますが日中は大変に暑い日が続いています。皆さんくれぐれもご自愛下さい。今日は60年目のナガサキの日。風化させてはならない。
 ドイツ(Dusseldorf)は既に夏は終わり、秋に向かっているとのことです。個人的には秋が好きです。
 昨日の衆院解散によりザワザワしてきました。住みよい日本を真剣に考えてくださる方々を選ばなければなりません。有権者の一人として、立候補者の考えや訴えていることを注視していきたいと思います。

2005年8月10日(水) 晴れ一時雷雨
自民党がぶっ壊れる?

 自民党は、竹中平蔵郵政民営化担当相(参院比例選出)を次期衆院選候補として擁立する方向で検討を始めた模様。郵政民営化法案に反対した亀井静香元政調会長の選挙区、広島6区からの出馬が有力視されているとの憶測が永田町(国会周辺)で流れている。
 反対派の急先鋒としてマスコミにも頻繁に登場する、小林興起氏(東京10区)の選挙区から、小池百合子環境相(衆院比例近畿ブロック)が立候補する意向を固めたとの報道もあります。
 自民党は法案に反対した37名の前衆議院議員を公認せず、対抗馬を立てることを週内に正式決定する。

 私見としては、自民党の反対した議員も【改革】には反対ではなく、性急なる審議不在の今国会に上程された法案と議決手続きにおいて反対しているのではないかと思います。

 別な見方をすると、【都市部(特に東京)】対【地方】という構図も見えてきます。これまで議論されてきた【一票の格差】とか【国税の使われ方:地方交付税交付金と言われる国から自治体への仕送り。日本の人口1割が住んでいる東京都は0円。】都市部の方々からすると、地方は過保護すぎるのではないか?、という議論です。また、民営化されると郵便局が無くなるのではないか、という過疎地を多く抱える地方。

 来年度予算シーリング(概算要求基準:各省庁から財務省に対して、これだけの予算が必要です、という要望書。)に関連して社会保障費関連(医療、年金などの福祉)の自然増(高齢化が進むため)を2200億円圧縮するように小泉首相が谷垣財務大臣に指示。ますます高齢者にとって住みにくい国となり、子供を抱える世代の家計圧迫が進むことになります。

 【小さな政府】=【民間にできることは民間に】の方向性は正しいと考えます。郵政民営化も今後の検討課題ですが、社会保障費が今後、年に1兆円増加していく予測がでております。05年度当初予算ですでに年20兆円を突破。一般会計歳費が約48兆円において、その比率は約40%。

 【国】は【防衛】・【外交】・【司法】に特化していただき、国会議員の削減、道州制による国家公務員削減・県会議員削減・地方公務員削減などによる人件費抑制によって【小さな政府】を確立していかなければ50年後の日本国はないのではないでしょうか?
 いろいろな角度からの構造改革を考えていかなければ。

2005年8月11日(木) 晴れ
いよいよお盆の季節

 日々徒然なるままに生きている1日。 
 日本人にとっての聖なる【お盆】という期間が到来します。各位、それぞれのご先祖様に対して今ある自分の存在に感謝しましょう。

2005年8月12日(金) 晴れ
日航機墜落事後より20年

 JALの国内線墜落事故より20年経ちました。(昭和60年、1985年8月12日)
 時の流れは速いもので、考える時間を与えてくれません。20年後にこの国が住める環境にあるかどうか不安です。

2005年8月13日(土) 晴れ
お盆

 昨日は午後、将来の広島市を考える政治家候補、廿日市市議、大竹市議、広島義塾の事務方と会合。10月24日に20代、30代の県民と30代国会議員(参院)、他県県議、市議や広島県内の県議・市議を交えて、広島県をどうしていこうか(政治を身近に考えて欲しい)という会を開く予定。その趣旨説明を聞く会合でした。面白い会になるのではないでしょうか?20代・30代で世の中を変えていける、という気持ちを持っていただきたい。

 さて、お盆初日。地元の盆踊り大会に参加。多いに汗をかきました。
 

2005年8月14日(日) 晴れ
お盆(その2)

 江田島市も盆・正月には活気があります。実家に帰省する若い人々が集まるから。今日は、従兄弟2名といろいろな話をしました。テーマが総選挙とか郵政法案の是非、ですから、硬すぎますかね。
 その後、昨日の地区以外の盆踊り会場2箇所をハシゴしました。地域によっての盆踊りの歌や踊りがそれぞれ何処と無しに違います。こんな小さな島の小さな地域において違うわけですので、日本全体においては数百万通りがあるのでしょうね。

2005年8月15日(月) 晴れ一時雷雨
お盆(その3)

 お昼過ぎより一時雷雨。
 本日は遠戚の葬儀参列。夜は地区の支持者の息子さん(享年48歳)のお通夜に参列してまいりました。余りにも早い他界であり、人生とはなんだろう、と考えさせられる思いでした。
 さて、本日は60回目の【終戦記念日】。新聞の投稿欄に【敗戦】の事実直視を!というものがありました。つまり、敗戦しているのであるから、【敗戦記念日】とすべきではないだろうか、という論調です。確かに、先の大戦での戦勝国からすると、【戦勝記念日】であり、日本とすれば【敗戦】という事実があり、堂々と【敗戦記念日】と銘打っても良いのかもしれません。ただ、私としては、【終戦】=戦争(侵略的)は二度としない、と解釈して【終戦記念日】で良いのではないか、と考えます。

 総選挙について
 今回の総選挙の争点をどう捉えるか、とか小泉解散について是非について、中国新聞本社調査が一面に記載されておりませした。中国5県有権者50人へのアンケーアト。対象者数としては、可也少ないような気がします。また、在京キー局や新聞全国紙などの世論調査アンケートも無作為ランダム方式(標本抽出方法はRDD法。RDD法はRandom Digit Dialing (乱数番号法)の略。電話帳に掲載されていない番号を含め、 すべての固定電話番号の中から抽出されます。)でサンプル数は凡そ1,000人。私見としては、今回の総選挙の争点は、【郵政民営化】ではなくて、本当の構造改革をしてくる【政権選択】にあるのではないだろうか。2003年以降、【マニフェスト(manifesto】=政権公約による選挙戦となりました。各政党(Party)が掲げるパーティー・マニフェストを比較して、国政を託したいと思う候補者及び政党を選択すべきであると考えます。マスコミに対しては公平に報道することを望むのみ。

 【郵政民営化】も近い将来必要なことです。自民党が掲げる【小さな政府】とするのであれば、国会議員の大幅な削減と道州制の導入(=地方への権限委譲、及び国家公務員の大幅削減。)を第一目標としてもよいのではないでしょうか。
 但し、少子高齢化が益々進む世の中で、国民が一番心配しているのは福祉問題。社会保障制度をどう解決していくか、ということこそ国会議員が真剣に議論すべきことであると考えます。

2005年8月16日(火) 晴れ
【トップ・レフト(Top Left)】

 タイトル名は黒木亮氏の同名小説(祥伝社文庫)です。都銀vs.米国投資銀行の長編国際経済小説。平成12年11月に刊行され、平成14年8月に文庫本化されておりますが、私は平成15年に初めて読んだものでしょう。最近、色んな本を再読しております。本書は一部の企業(国内外)、政治家なども実名として出ており、リアリティに富む小説で国際経済を勉強するには良い教科書でしょう。
 1960年代から発達した【国際協調融資=シンジケート・ローン(Syndicate Loan】。一つの銀行では負担しきれない巨額の融資を複数の銀行が融資団を作ることによって実現する国際融資の方式です。(勿論、カントリー・リスクなどもある。損保業界での再保険のような意味合いもあります。)
 かつて、Japan as No. 1といわれ始めた1980年代においては、金融の中心地であるLondonのシティーで邦銀のジャパン・マネーが席捲していた時代がありました。バブル崩壊以降は、邦銀(主として都銀)の不良債権問題もあり、インター・バンク市場(金融機関同士による短期(1年未満)のお金の貸し借り。)においては、ジャパン・プレミアムという割高な金利がプラスされているほどに日本国及び日本の銀行の信頼度が低下しております。
 今の世界経済というのは、【物の売買】が主体ではなく、【有価証券=株、各国の国債(借金)の売買】とか【通貨売買(為替)】で一攫千金を狙う国際的なファンド・マネージャーが取引している金融市場が主となっている世の中です。つまり、マネー・ゲーム社会となっています。大きく利益を得るチャンスもあれば、大損をする可能性もあります。

 さて、郵政公社民営化。約350兆円と言われている簡保・郵貯資金。現行システムでは、民間への資金提供はありません。殆ど国債購入資金(国の予算を賄う借金)として運用されているのではないだろうか。民営化して果たして街の中小企業への融資へ回るのか?疑問です。また、民営化されたとしても国債購入してもらわないと首が回らない日本国。生き馬の目を抜く国際金融市場で運用するだけの人材がいるかどうか。その点も小泉首相に検討していただきたい。

2005年8月17日(水) 晴れ
新党結成

 亀井静香氏を中心とした方々が、【国民新党】を立ち上げました。
 今後どのような動きが起こるのでしょう。一寸先は闇、という政治の世界です。国民の為の政治をしていただける方々に期待しましょう。

2005年8月18日(木) 晴れ
秋の到来か?

 網戸越しに虫の音が聞こえ始めました。確実に秋へと向かっていることを感じます。
 例年思うのですが、お盆が過ぎるといつの間にか年末。時間の流れというのは速い。昨日に続き、縁戚にあたる大学助教授とお昼に会いました。彼は学生の就職をサポートする立場でもあり、夏休みも無いくらい忙しいとのこと。
 今夕にローカルテレビで、大学の生き残りをかけた戦略特集がありました。2007年問題。一つには団塊の世代(昭和22-24生まれ)の大量退職。もう一つには大学志願者と定員が同数となる。最近、全国的に私立大学の廃校や民事再生手続きを申請する動きが出ております。大学も生き残りをかけた戦いが始まります。
 少子高齢化によって、子供商品をターゲットとする民間企業が増えてきました。靴、衣料品、化粧品などなど。両親や祖父母の6ポケット(財布)で小さな子供たちへどんどん投資(といえるか疑問?ですが)することに企業は目をつけています。本当に良いことなのか考えさせられる。 

2005年8月19日(金) 晴れ
ホリエモンの来襲

 総選挙広島6区にライブドア社長、堀江貴文氏が【無所属】として立候補することを【自民党本部】で記者会見し表明。これにより亀井静香氏(国民新党)、佐藤公治氏(民主党)、堀江貴文氏(無所属)の巴戦となる模様。
 個人的な意見として、東京からの落下傘部隊というのは地方社会に馴染まない。確かに、情報集中している東京とのパイプは持っている。しかし、地方出身議員も議員以前には東京で生活していたネットワークもあります。地域の悩みを本当に理解していただけるかどうか、ということを良く考えなければなりません。

 亀井静香氏 : 東京大学経済学部 卒  ⇒警察庁
 佐藤公治氏 : 慶應義塾大学法学部 卒 ⇒株式会社電通 ⇒ 大臣秘書官
 堀江貴文氏 : 東京大学文学部 中退  ⇒ライブドア社長

 この三つ巴戦ですが、もともとは自民党であるということです。
 亀井静香氏は今回、離党されましたが自民党。佐藤公治氏も父親である故佐藤守良氏は第二次中曽根内閣第一次改造内閣(1984年11日1日~85年12月28日)における農林水産大臣であり根っ子は自民党。堀江氏も無所属ながら、自民党本部の支援もあるでしょう。
 自民党というのは、いろいろな政策集団(派閥ともいうが)を抱えている政党です。大同小異(細かなことは異なっていても大局的には方向性が同じ)を内包するのが自由民主党。ただ、今回は政治手法とか法案内容に疑義を感じた方々が、郵政法案反対を唱えていると感じます。

 ここでもう一度言います。

 今回の総選挙は【郵政問題】ではなく、【政権問題】が争点であり、【東京】対【地方】という【仁義なき戦い】ということです。

2005年8月20日(土) くもり一時(夕刻より)風雨
広島6区

 市長選でお世話になりました亀井静香氏が三次(みよし)市で【亀井静香を囲む会】(三次市内11ヶ所)を開催することを聞きまして、本日、自宅より約110kmの三次市に赴きました。(朝04:30発でしたので2h+αで着。)意外と近かったですよ。自宅より尾道市(駅)までも約100km超です。
 亀井さんの本拠地は、三次市の右上隣の庄原市。三次後援会事務所を08:00に立ち寄り、広島義塾同士の市議と歓談し、【囲む会】の第一会場であるJA三次東部支店に向かいました。09:20より開催されたのですが、30分前より200名以上の支援者とマスコミでごった返した会場。
 亀井さん本人が会場に入ったときから、割れんばかりの拍手喝さい。静香さんの目が潤んでいる姿(地元の温かさに感無量となったのでしょう。)で支援者の目頭も熱くなっておりました。静香さんも当初予定時間を越えて熱弁を振るわれた。(今回の小泉自民党総裁がやらんとする改革の是非を支持者に訴える。)
 広島県において最も改革先進”市”の吉岡広小路・三次市長も熱い想いで亀井さんなくして広島県北が今後生き残っていけないことを熱弁されました。

《参考文献》
 下記の文献で、亀井静香氏の歴史が学べます。(1999年までの政治歴まで)
【永田町ビッグバンの仕掛人 亀井静香】 執筆:大下英治 :小学館文庫

 日本国においての【亀井静香】像が如何にマスコミによって歪曲されているか、どうか、の判断材料となります。一読の価値あります。(判断は読者個々人。)

追伸)
森(元総理)派に属する小泉さんも亀井さんも元々は福田派(その後、安部派⇒三塚派)の分岐なのですよね。

 さて、夕刻より、江田島市沖美町の水軍フェスタの出店(焼きそば屋)補助として参加。低気圧の通過時間なのか、時折の南東からくる突風と雨で一時開催を危ぶむ状況。20:00以降は穏かな天候となり、予定どうり花火の打ち上げもできました。

 能美島・万歳!

2005年8月21日(日) くもり
新党

 今日、新党【日本】が結成されました。田中康夫長野県知事が代表、小林興起前衆議院議員他での結党。先日は、綿貫民輔元衆院議長・亀井静香氏を中核とする【国民新党】が結成される。北海道においては鈴木宗男【新党大地】が松山千春氏のサポートで結成されました。
 新党の乱立といってよいのか。芽生えといってよいのか。
 似たような現象が1992年以降ありました。
 当時、リクルート事件などの政界汚職や、湾岸戦争における日本政府の対応の遅れなど日本政治の閉塞感や不信感によって決起した人々が新党を起こしました。【日本新党】(細川護煕氏)、【新党さきがけ】(武村正義氏)、【新生党】(羽田孜氏、小沢一郎氏)という各政党。当時としては自民党の腐敗政治に対する決起の部分が大きい。
 今回はどうでしょうか。私見としては、小泉政治に対する【地方の反乱】ではないか、と考えます。

 【新党大地】は北海道
 【国民新党】は広島・島根・福井など
 【日本】  は都会派の地域集団

 話は変わります。

 お昼前に、元の会社時代にお世話になった先輩からの電話。現在、ドイツ(デュッセルドルフ)に海外赴任されているジャパニーズ・ビジネスマン。今回仕事で一時帰国。本日現在大阪に滞在されており、岡山で会おうよ、という連絡でした。5年近く会っていないので、是非ともお会いしたかったのですが、昨日か本朝のご連絡であれば可能だった。
 来年6月には帰国するだろう、ということだったので来年日本のどこか(恐らく東京でしょう。)でお会いすることを約束しました。

2005年8月22日(月) くもり
朝から晩まで広島ロック

 ホリエモンによって、秋の気配が忍び寄る広島6区は暑い。 
 先日お見舞いに伺った母方親戚の方が93歳で他界されました。通夜に参列。
 その後、商工会青年部の役員会に出席。
 台風11号が今週木曜日-金曜日(8/25-26)にかけて関西方面を目指して北上しております。くれぐれも気象情報にはご注意下さい。

2005年8月23日(火) くもり
人口減少化が始まるのか?

 2005年上半期(1月~6月)の出生届や死亡届に基づくと、半年間で人口が3万1034人減ったことが本日の厚生労働省の人口動態統計(速報)で判明しました。(死亡数は56万8671人、赤ちゃんの出生数は53万7637人。)
 このままの状態が上半期も続くとすれば、自然増加数(出生数-死亡数)が年ベースで初めてマイナスとなり、予測より2年速く人口減少化が始まることになります。

 さて、衆院選。共同通信社による総選挙立候補予定者に対する政策アンケート。
(回答者 649人)
 選挙後の最優先課題は【年金や医療など社会保障改革】と答えた候補が各党とも最も多く、全体の87.5%。その次が、【景気対策】。【郵政民営化】は7番目。与党(自民党・公明党)に限っても優先順位は3番目。
 これでは小泉首相の【郵政民営化】を焦点とする選挙とは言えない様な気がします。

2005年8月24日(水) くもり
国立大学の収支と医療費について

 台風11号はどうやら広島県地方への直接的な影響はなくなったようです。

【国立大学の04年度決算】
 独立行政法人化されて初めてとなる2004年度(平成16年度)決算が昨日、文部科学省の取り纏めで明らかになりました。
 全89大学のうち88大学の総利益合計が約1,100億円。その大部分は、旧国立大学時代から引き継いだ未収授業料や付属病院の薬在庫分。経営努力による総利益合計は約54億円。細かい内容を検討しなければなりません。 
 各大学における総利益の幅は、東京大学が70億円を最高に、1億円に満たない13大学まである。

 但し、決算におけるカラクリもあります。
 
 収益のうち、国からの運営費交付金(税金による補助金)が47.7%という現実です。授業料や入学金では賄えないということ。
 また、費用における人件費が55.3%。研究経費が9.9%。
 今後、少子化がますます進みます。また、自然科学系(理科系)においては研究施設の設備充実(高度化)に多大な資金が必要となります。旧国立大学の統廃合を行い(例えば、北海道・東北・関東・北陸・東海・近畿・中四国・九州というブロック毎に統合。)、大学生の生活関連費や授業料などを国が厚く補助するという方向性はどうだろう。(地方自治における道州制と平行して。)

【医療費】
 厚生労働省発表の03年度(平成15年)医療費総額(国民医療費)は前年度から5,868億円増加し、過去最高の31兆5,375億円。
 年齢別においては、70歳以上の【高齢者医療費】が12兆4,158億円で全体の39.4%。

 医療費の財源は、
  保険料             : 15兆8,225億円(50.2%)
  国と自治体の負担(税金) : 10兆7,468億円(34.1%)
  患者負担           :  4兆9,451億円(15.7%)

 今後の少子高齢化が進む中、医療費問題や介護保険問題が現行制度において、財政を今以上に圧迫するのは必至であり、年金問題も含めた仕組作りこそ早急に対策を検討しなければならない。

2005年8月25日(木) 晴れ
地方自治(権限委譲)

 総選挙前のバタバタした最中(さなか)ですが、地方自治、特に【権限委譲】について少し整理してみます。
 法制度的には2000年4月【地方分権一括法】施行(小渕内閣)によって地方自治体はある程度、国との関係において対等・協力関係になったと言えます。

【機関委任事務】の廃止
  これまで選挙で選ばれた都道府県知事や市町村長を、国の下部機関と見なして、事務を行わせるのが機関委任事務制度。
  地方分権一括法施行によって、約560の機関委任事務が【全面廃止】となる。機関委任事務は原則自治体の【自治事務】となって、国の事務として残すものは例外的に【法定受託事務】となった。
  法定受託事務には、衆参両院選挙や国勢調査、外国人登録、生活保護、河川管理、農地転用、産業廃棄物処理などですが、各省庁の強硬な巻き返し(省益を残すため)により、全体の45%が法定受託事務として残ってしまいました。

 小泉内閣が主張する【小さな政府】とするためには、霞ヶ関(官公庁)の業務を大幅に地方に権限委譲し、霞ヶ関の仕事量を削減し、国家公務員の削減も図らなければならないのでしょうが、官僚たちの【抵抗勢力】に屈してしまった【地方分権一括法】であったような気がします。

2005年8月26日(金) くもり
厚生年金の値上げ

 サラリーマンが加入する厚生年金の保険料率が来月(9月分・10月支払い)より、現行の13・934%(労使折半)から14・288%(同)に引き上げられます。昨年の年金改革で毎年0.345%ずつ2017年まで引き上げられ、最終的に18.30%とする予定。
 少子高齢化、日本経済の停滞や、企業のリストラクチャリングによる厚生年金加入者の減少などが進むと、2017年までに更なる変更が予測されます。

2005年8月27日(土) 晴れ
横笛

 消防団活動が20:00から。
 消防団集合1時間前に、旧:小学校区の祭り鼓笛隊(!?)の練習に参加。15、6年前に吹いていた横笛。何度試しても駄目だった。1時間くらい悔しい思いをしたのですが音すらでません。
 我が島の祭り鼓笛隊の音楽は、幕末における【錦の御旗】を掲げる長州音楽隊と似てます。ドイツから一時帰国している関東出身の先輩にその音色を吟味して頂きました。どう判断いただいたのだろか・・・ 

2005年8月28日(日) 晴れ
キャベツ大量廃棄

 大豊作による豊作貧乏回避(売り渡し値段-(出荷コスト+生産コスト)が大幅にマイナス)のため、北海道、青森・岩手・群馬・山梨・長野・熊本県(7道県)の全農などが、8/25から月末にかけて約1万2290トンを廃棄する計画。
 廃棄に当り、1キロ当り32円の交付金(恐らく税金)される。交付金総額は単純計算で、3億9328万円。
 東京中央卸売市場(8/22現在)の価格は49円/キロ。スーパーなどの小売販売価格は1個100円、というのが現状。
 広島県に在する人間として、広島県お好み焼き組合(あれば)が農家に+αで買い取ることができないもんかな、と思います。また、関西のたこ焼き業界も含めて。
 廃棄処理費用を出すより、日本全国の駅前で、キャベツを配っても良いのでは?ポケット・ティッシュも有り難いが、キャベツも歓迎されると思います。

2005年8月29日(月) 晴れ
仮称【ひろしま若手有志の会】

 気がつけば、【政権選択】を国民に問う総選挙が明日、公示(因みに参議院選挙は告示)され12日間の選挙戦が始まります。
 本日、広島市内において10月末に題名の会を開催する発起人・賛同人のミーティングがありました。国政も然りですが、地方自治体においても行財政改革は直ぐにでも手をつけなくてはならない最重要課題です。行政(県庁とか市役所など)と政治(地方議会)を身近なことであることを行政マン・政治家が布教活動しなければなりません。20代、30代でも国や住んでいる地域を変えていけるんだ!という意識改革があってこそ、10年後の日本があります。

2005年8月30日(火) 晴れ
総選挙公示

 全国各地で激闘の12日間が始まりました。
 国民一人一人が、信じれる候補者や政党を選択する大切な選挙です。じっくり考えて、必ず投票に行きましょう!

2005年8月31日(水) 晴れ
【男たちの大和】  

 31歳の因島市議とお話をする目的で、日帰り尾道出張しました。
 年末公開映画【男たちの大和】の戦艦大和・前部(制作費約6億円)ロケセットがある旧:日立造船向島工場にいきました。その場所は、かつて2万トン級船舶の新造・修繕工場。周辺業務も含めて数千人の雇用人口であったと思います。
 造船不況や海外への技術移転によって、その造船工場はなくなりました。造船業が華やかりしころの瀬戸内海沿岸地域及び島嶼部の産業構造は激変しております。

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