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2005年5月

2005年5月31日 (火)

2005年(平成17) 5月 日記

2005年5月1日(日)
メーデー

 昨夜来からの雨が降るメーデー。
【メーデー】とは何だ?【May Day】を日本人的に発音すると【メーデー】。日本では【労働者の日】だそうです。
 100年前(日露戦争時代)から比べると、労働者階級の生活レベルは格段に飛躍し、資本家と変わらないような気がします。国内における【メーデー】記念行事を担当する方々は、中国や北朝鮮で【メーデー】のシュプレヒコールを挙げるべきではないだろうか、と考えてしまいます。
 プー太郎やNEET【ニート】(Not in Employment, Education or Training)、パラサイト人間が20代から30代に多くを占めているのが日本社会です。いまさら階級闘争の象徴であるmay day 行事は時代錯誤ではないのか。

2005年5月2日(月) 晴れ
いよいよゴールデン・ウィーク

 明日からGWの終盤に入ります。最近、鉄道・船・バスなどの事故が多発しております。GW中にこのような大惨事が起こらないことを祈ります。

2005年5月3日(火) 晴れ
夏のような日差し

 お昼より大柿町小古江、大原、大君、柿浦、飛渡瀬地区を車で回ってみましたが、夏のような日差しですね。5月1日にまとまった雨が降ったので良かったのですが、畑仕事をする人には大変暑い一日でした。今日は田植えをしていた人もおりました。
 中学校の同級生が花を専門にした農家をしております。久々にお邪魔すると、今週日曜日の【母の日】にむけたカーネーションの出荷をしておりました。2トン車(幌付)に約1,800鉢も入るそうです。夕刻より呉・東広島・福山へと配送するということでした。

2005年5月4日(水) 晴れ
BBQ

 伯父さん家族(従兄弟の子供含む)と私の家族でサンビーチ沖美(入鹿海岸:江田島市沖美町)にてバーベキュー大会。朝からの強い日差しで子供たちは海辺ではしゃいでいました。昔を思い出しながら、松葉相撲や葦(ヨシ)笛を従兄弟の子供たちと楽しみました。彼等・彼女等(従兄弟の子供たち)にとって楽しい一日として記憶に残っていてくれれば有り難い。

2005年5月5日(木) 晴れくもり
GW最終日

 4月29日からのGWもあっという間に終わりました。昼過ぎより風が強くなってきました。明日はどうやら雨のようです。
 明日は金曜日ですので明後日からまたお休みに入る方々も多いことでしょう。GWで疲れた身体を癒すには丁度よいのではないでしょうか。

2005年5月6日(金)
2007年問題【団塊の世代】

 厚生労働省の定義によりますと、【団塊の世代】とは1947~1949年(昭和22~24年)生まれと定義されております。第一次ベビーブーム世代の大量定年退職が2007年から始まります。
 企業にとっては団塊世代が大量に定年退職するとバブル期以降に採用縮小をしているので30代の中堅社員が少ないというイビツな年齢構成となっております。
 一方、国においては年金受給者が大量に増加していくことを意味しており、年金制度の根幹が揺らぎかねません。また、介護保険制度においても65歳以上の受給資格者も増加することも併せて考えなければならない。危機が近づいております。

2005年5月7日(土) 晴れ
消防団総会

 本日は五月晴れ。気持ちの良い一日でした。
 夕刻より地域消防団の総会に出席。昨年度決算報告、本年度事業計画(分団訓練、点検の月行事や江田島市消防団・方面隊行事など)他を確認しました。
 昨年は台風による高潮対策が頻繁にあり、江田島市においても被害が沢山でました。今年は台風が来ない年であるよう願うしかないですね。
 先日5月3日に友人と会ったとき、彼は雲を見て『あれは地震雲かもしれん。2週間以内に地震が起こるかも。』と言ったことをふと思い出しました。天変地異が起こらないことを祈るしかない。

2005年5月8日(日) 晴れ時々くもり
釣り

 朝から3人でアジ釣りに出かけました。洋上は肌寒い一日。釣果は、アジ7匹、タイ1匹、チヌ1匹他。久々の船釣りで感覚を取り戻すのに少し時間がかかる。いよいよ明日から連休が明けて本格的な5月となります。

2005年5月9日(月) 晴れ時々くもり
オーストラリア牡蠣の危機

 岩ガキの「シドニー・ロック・オイスター」が徐々に餓死しつつあり、絶滅が懸念されはじめているようです。餓死の原因となっているのは「QX」と名付けられた謎の寄生虫で、カキの内臓を破壊して飢餓状態にさせる。寄生虫は迅速に移動するうえ、寄生されると致死率がほぼ100%という。
 因みに、日本で養殖されているのは、ほとんどがマガキ(クラッソストレア・ギガ(Crassostrea gigas)通称:ジャパニーズ・オイスター)。病原性微生物への抵抗性、成育性(成長速度と生存率)が良いようです。
 いつだったかの新聞記事で、フランスの牡蠣業界を救ったのが東北地方のカキであったというのを読んだことがあります。
 1998年の統計によると、日本の養殖生産の半分が広島県を占めているといいます。年度は違いますが2001年の広島県生産高(むき身)の25%を江田島市が占めており日本一の生産地です。

2005年5月10日(火) 晴れ
図書館

 江田島市には江田島図書館と能美図書館があります。旧大柿町には公民館に図書室があります。これまで公立の図書館を利用することはあまりありませんでした。読みたい本を書店や古本屋で買っては読んでいたのですが、図書館を利用する楽しみを最近覚えました。

2005年5月11日(水) 晴れ
出納長と収入役を廃止する総務省方針

 総務省は都道府県の会計事務をつかさどる「出納長」と市町村の「収入役」を廃止する方針を固めた模様。
 IT化(コンピューター化)によって会計事務が効率化し、特別なポストを設ける必要性が無くなったと判断しました。国(総務省)は会計事務を副知事や助役が代わりに担うことで人件費削減を模索しております。
 都道府県において、【出納長】は、知事・副知事と並ぶ【自治体三役】 任期4年
 市町村において、  【収入役】は、首長・収入役と並ぶ【自治体三役】 任期4年

【参考数値】 江田島市を構成する旧町の数字
(出展:第49回 広島県町村議会の調
  平成15年7月1日現在 広島県町村議会議長会)

 月給について
         町長   助役   収入役  教育長   議長   副議長  議員
----------------------------------------------------------------
 江田島町  79.0万  65.3万  62.2万  61.6万   26.5万  22.5万   21.0万
 能美町    75.8万  62.5万  いない  57.8万   25.5万  21.0万   19.0万
 沖美町    72.0万  61.0万  いない  56.5万   24.5万  20.0万   18.0万
 大柿町    75.8万  62.0万  いない  58.5万   26.5万  22.2万   20.5万
----------------------------------------------------------------

 但し、江田島町も合併前(平成16年11月1日以前)に収入役を置いていない。

 新設:江田島市の収入役の月給が旧:江田島町の62.2万円と同額、期末手(ボーナス)を4ヶ月とすれば、

  62.2万 x (月給12ヶ月+ボーナス4ヶ月) = 約995万円

 一年間での節約金額概算は995万です。

2005年5月13日(木) 晴れ
大柿町商工会青年部総会

 19:30より総会があり、の後は懇親会でした。
 平成19年3月を目標として、江田島市内の旧4町商工会合併を検討している段階です。美しき能美島・江田島です。がんばろう!

2005年5月13日(金) 晴れ
江田島市内の小学生人口

 今日の中国新聞朝刊に鹿川小学校の記事が載っていました。海上自衛隊の砕氷艦【しらせ】が持ち帰った南極の氷が同校に寄贈されたそうです。児童にとっては貴重な思い出となることでしょう。
 さて、夕刻に柿浦小学校の校門近くを歩いていると、【柿小だより】に目がとまりました。今年4月現在の江田島市内の小学生人口は1,208人。

旧町     小学校名    児童数
---------------------------------
江田島町  切串         94人 
        大須        12人
        津久茂        59人
         宮ノ原        40人
         江田島       147人
        秋月         24人
        小用         45人
----------------------------------
小計                 421人
----------------------------------
沖美町    三高         80人
         沖           28人
----------------------------------
小計                  108人
----------------------------------
能美町    高田          78人
         中町          117人
         鹿川          114人
----------------------------------
小計                   309人
----------------------------------
大柿町    大古           177人
         大君           39人
         柿浦           89人
         飛渡瀬          65人
----------------------------------
小計                  370人

50名を割る小学校が6校。とても寂しい限りですが、これが現実です。

2005年5月14日(土) 晴れ
代行返上

 昨年読んだ幸田真音(こうだ・まいん)氏の【代行返上】を読み返してみました。
彼女は【ザ・ヘッジ 回避】、【日本国債】、【マネー・ハッキング】など最近の金融経済をテーマとした作品を発表しております。
 【代行返上】は民間企業の厚生年金基金が国に代わって(代行)していた運用部分を国に返す(返上)ことですが、昨年の通常国会でも話題になりました。現在の低金利時代ですので運用利回りが確保できず、年金の積立不足が生じます。また、会計制度の変更によって積立不足を貸借対照表の負債として計上しなければならなくなり、企業としてのメリットがなくなったことに起因します。
 サラリーマンの厚生年金は給与天引であり、年金を支払っているという実感はないでしょう。かく言う私もその類でした。昨年、年金制度問題で揺れた国会ですが、根本的な問題解決となっていないのは言うまでもありません。

2005年5月15日(日) 晴れ
低空飛行

 昼過ぎに大黒神島近辺を小型プロペラ機が超低空飛行をしました。深江地区沖野島あたりを旋回して広島方面に帰っていきました。あのような飛行は初めて見たのですが昔のゼロ戦なんていうのもあのように飛行していたのだろうか。

2005年5月16日(月) 晴れ
10年後は消費税19%か

 財務大臣の諮問機関である【財政制度等審議会】は、本日、歳出削減や増税を行わなければ、プライマリー・バランス(以下PB:基礎的財政収支)の赤字額は2005年度16兆円から2015年24.9兆円に膨らむと試算を表明。増税しないとすれば、2015年度PBを均衡にするためには歳出規模を30%削減しなければなりません。この削減は先ずもって難しい。
 一方、歳出削減をせずに、増税だけでまかなおうとすれば、消費税率を現行水準の5%から19~21%に引き上げる必要があります。社会保障給付費(年金、医療、介護など)の伸び率を経済成長率程度に抑えたとしても(高齢化社会が益々進むとすれば無理だろう)、消費税率に換算して17~19%の国民負担が必要であると試算。

 尚、2002年1月の【経済財政諮問会議】(2001年1月、内閣府に設置:議長は内閣総理大臣。)中期展望で、「2010年代初頭のPB(財政の基礎的収支)の黒字化」という政府目標の達成を策定しました。2001年5月に小泉首相が所信表明演説においてPBの均衡を図るという構造改革の目標を表明した。
 PBとは、「借入を除く税収等の歳入」から「過去の借入に対する元利払いを除いた歳出」を差し引いた財政収支のことをいいます。PBが均衡(プラスマイナス0)すれば、毎年度の税収等によって過去の借入に対する元利払いを除いた毎年度の歳出をまかなうこととなります。赤字だと孫や子供に借金を残すということです。

2005年5月17日(火) 晴れ
平成の大合併 in 広島県

 【平成の大合併】の余波により、昨年から今年にかけて広島県内では首長(市長・町長)や議員の選挙が目白押しです。平成17年3月31日現在で86市町村あった広島県も29市町(村が無くなる)となりました。今年4月25日に佐伯郡湯来町が広島市に編入合併したので現在28市町。平成18年の今ごろは23市町になる予定です。
 さて、市町村合併もさることながら、今年11月の広島県知事任期終了に伴う県知事選挙があります。3期12年の藤田雄山知事が4選を目指すのかどうかに全国都道府県が注目するところとなります。

 今年4月1日に佐伯郡選挙区(定数2名)選出の沖井修議員が病死されました。(享年76歳)同氏は昭和3年生まれで深江小学校と修道の先輩です。私の物心ついたときには大柿町の町長でありました。故・沖井議員の経歴は以下の通りです。同氏のご冥福をお祈り申し上げます。

昭和03年05月 12日生
昭和20年03月 修道中学校卒業
昭和24年03月 龍谷大学予科卒業
昭和26年03月 早稲田大学文学部卒業
昭和28年03月 早稲田大学大学院修士課程修了
昭和46年04月 大柿町長就任(平成元年2月退職)
平成元年11月 広島県議会議員当選
平成03年      広島県議会議員再選(2期目)
平成07年      広島県議会議員再選(3期目)
平成11年      広島県議会議員再選(4期目)
平成15年      広島県議会議員再選(5期目)

 県選挙管理委員会によると佐伯郡選挙区においての補欠選挙を県知事選と兼ねてするそうです。
 
【佐伯郡区】(定数2名)
 平成15年4月の統一地方選挙においての選挙区内地方自治体と平成16年7月11日の第20回参議院選挙の有権者数は、

  自治体名                          有権者数(比率)  
 -------------------------------------------------------
  佐伯町(H15年03月01日、廿日市市に編入)   10,245人(17.7%)
  吉和村(H15年03月01日、廿日市市に編入)     723人 (01.3%)
  大野町(H17年11月03日、廿日市市に編入)    21,844人(37.9%)
  宮島町(H17年11月03日、廿日市市に編入)     1,810人(03.1%)
  湯来町(H17年04月25日、広島市に編入 )     6,523人(11.3%)
  能美町(H16年11月01日、江田島市を新設)     5,240人(09.1%)
  沖美町(H16年11月01日、江田島市を新設)     3,571人(06.2%)
  大柿町(H16年11月01日、江田島市を新設)     7,689人(13.3%)       
 -------------------------------------------------------
                             計:  57,645人

 一方、【公職選挙法】の第15条(地方公共団体の議会の議員の選挙区)1項には『都道府県の議会の議員の選挙区は、郡市の区域による。』とありますので、広島県【佐伯郡】が上述のように今年で所属自治体が無くなる以上、佐伯郡選挙区(定数:2名)は平成19年4月統一地方選挙の県議選挙において、佐伯郡区は廿日市選挙区1名、江田島市選挙区定数1名(旧安芸郡江田島町を含めて)に変更されるのではないででしょうか。
 ここで問題なのが県議補欠選挙です。今回の補選は旧佐伯郡区が選挙区。補選選挙区内の有権者構成を【平成の大合併】後に引きなおすと、

  自治体名                         有権者数(比率)    
 --------------------------------------------------------
  廿日市市(佐伯/吉和/大野/宮島)      34,622人(60.0%)
  広島市  (湯来町)                   6,523人(11.3%)  
 --------------------------------------------------------
  江田島市以外の小計                 41,145人(71.4%)
  江田島市(能美/沖美/大柿)           16,500人(28.6%)  
 --------------------------------------------------------
                            計:  57,645人

 つまり、今回の補選選挙区と次回平成19年統一地方選挙(県議会選挙本選)の選挙区が大きく変わるということです。旧佐伯郡区においての廿日市編入自治体の有権者は60%。広島市に編入した湯来町の有権者が11%強。今回の補選は本土(本州)から候補者が出れば、その方が当選する可能性が大きい。

2005年5月19日(木) 晴れ
市議政務調査費について

 中国新聞で広島県内15市議会の政務調査費に関する記事がでました。議員活動において【視察や図書購入などの調査研究】は費用がかさむことは否めません。書籍にしても専門書となりますとかなり高額になる。視察においても交通費等を鑑みるとそれなりの費用がかかります。
 今回の記事の争点は、【公金使途の開示】と言うことになるわけですが、私見としては公金である以上は、収支報告書に領収書添付による使途の明示はしなければならないと解します。
 広島県15市議会で【政務調査費】制度を設けていないのは庄原市と江田島市の2市議会。江田島市は今秋の市議会選挙で本格的な議会構成がされると考えられます。江田島市議会もより活発な議会活動を行う上での同制度を制定するべきであると考えます。勿論、収支報告書に領収書添付する使途開示を前提としてですが。

2005年5月20日(金) 晴れ
県議会、定数特別委員会設置へ

 今日の中国新聞に、平成の大合併による影響下、広島県の県議会議員定数や選挙区に関して再考するために【広島県議会議長】のコメントがありました。
 広島県議会としては仮称【議員定数・選挙区等調査特別委員会】を6月22日開会予定の県議会定例会で設置する予定。現行の現議会議員定数は33選挙区70人。2002年の広島県人口は287万人。県民4.1万人に一人県議会議員が1名いることになります。2002年の人口を基準とするとその年の全国都道府県議会議員は都道府県民4.4万人に一人。広島県は平均的な議員数と言えます。

 広島県人口287万人の±5%人口は、272.6万人~301.3万人。その範疇にはいる都道府県は茨城県のみ。人口比±15%に拡大しても京都府が唯一入ります。各府県の比較をすると、

 都道府県  都道府県民  議員定数  都道府県民÷議員   
-------------------------------------------------
 広島県    287万人    70人     4.10万人    
 茨城県    300万人    64人     4.62万人
 京都府    256万人    62人     4.13万人  
-------------------------------------------------

 国政選挙(衆議院・参議院)においては【一票の格差】という議論があります。最高裁判断において、衆院と参院で数字が違うのですが、参院においては5.06と衆院2.309は合憲という数字があります。

 都道府県議会議員がこれまで選出国会議員への陳情機関のバイパス機能とすれば、一票の格差議論は面白い。都道府県議会議員選挙の【一票の格差】を検証することも面白しでしょう。議員あたりの有権者数が少ないほどワーストと考えます。

 都道府県    都道府県民  議員定数  都道府県民÷議員   
---------------------------------------------------
ワースト5
 鳥取県        62万人   38人     1.63万人
 徳島県        83万人   45人     1.84万人
 島根県        76万人   39人     1.95万人
 高知県        82万人   41人     2.00万人
 福井県        83万人   40人     2.08万人
---------------------------------------------------
広島県よりも直近ワースト5都道府県
 福島県       213万人   58人     3.67万人
 栃木県       200万人   54人     3.70万人
 長野県       220万人   58人     3.79万人
 宮城県       235万人   60人     3.92万人
 新潟県       245万人   61人     4.05万人
---------------------------------------------------
 広島県       287万人   70人     4.10万人   
---------------------------------------------------
広島県よりも直近ベター5都道府県
 京都府       256万人   62人     4.13万人  
 岐阜県       211万人   49人     4.31万人
 茨城県       300万人   64人     4.62万人
 静岡県       377万人   78人     4.83万人
 北海道       569万人  110人     5,15万人
----------------------------------------------------
ベスト5
 愛知県       696万人  106人     6.57万人
 埼玉県       693万人   94人     7.37万人
 大阪府       865万人  112人     7.72万人
 神奈川県      848万人  107人     7.93万人
 東京都     1,191万人  127人     9.38万人
----------------------------------------------------

 理論値としては国政選挙と都道府県議会議員選挙は重なるようです。

2005年5月21日(土) 晴れ
第2回広島義塾

 県内若手市会議員、政治化志望、民間サラリーマンや地方自治体職員の勉強会である【広島義塾】の第2回会合が広島市でありました。

2005年5月22日(日) くもり時々雨
似たもの同士

 5月20日(金)よりプロ野球セ・パ交流戦の【広島東洋カープ】VS【東北楽天イーグルス】の3連戦。ここで、各チームの本拠地を比較してみましょう。

            【カープ】              【イーグルス】

①所在地県     広島県287万人          宮城県235万人
②所在都市     広島市112.6万人        仙台市100.8万人
③名勝自慢     宮島(厳島)約20Km       松島 約25Km
④名物自慢     カキ(牡蠣)             カキ(牡蠣)
⑤戦国武将     毛利元就              伊達政宗
⑥サッカー      サンフレッチェ広島(J1)      ベガルタ仙台(J2)
⑦大学        広島大学              東北大学
【註】
①県人口は2002年。
②都市人口は2000年。ともに政令指定都市で中国地方と東北地方の中核都市。
③ともに日本三景。球団所在市役所と日本三景所在役所の距離。
④生食に限れば宮城県が国内1位。総合生産量では広島県が国内1位。
⑤毛利氏は中国地方を平定。伊達氏は東北地方の雄。
⑦広島高等師範の流れを汲む広島大学。日本の教育界においては東の筑波(旧:東京教育大学)、西の広島といわれる伝統校。一方の東北大学は、旧制第二高校(一高は東大予科)・東北帝国大学の流れを汲む東北の雄。
  因みに旧制高校は第一高校(東京大学)から始まって数字のついたナンバー・スクールから最終的(終戦まで)には地名を冠した新潟・松本・静岡・広島・山口などの48校でした。その中でもナンバー・スクールは特別です。因みに、ナンバー・スクー ルとは、
  第一高等学校 ⇒ 現: 東京大学
  第二高等学校 ⇒ 現: 東北大学
  第三高等学校 ⇒ 現: 京都大学
  第四高等学校 ⇒ 現: 金沢大学
  第五高等学校 ⇒ 現: 熊本大学
  第六高等学校 ⇒ 現: 岡山大学
  第七高等学校 ⇒ 現: 鹿児島大学
  第八高等学校 ⇒ 現: 名古屋大学

  但し、内地における官立(帝国)大学は7つしかなかった。(旧:帝国大学)北から いくと、
  北海道帝国大学
  東北帝国大学
  東京帝国大学
  名古屋帝国大学
  大阪帝国大学
  京都帝国大学
  九州帝国大学
  
  現在でも7帝大の威力は学界・政財界においては抜群の威力を発揮する。医学の世界では広島県の勢力図は九州大学:岡山大学:広島大=6:2:2です。医学において広島は岡山に負ける。戦前からの岡山医専がある岡山と医学部が無かった広島の差。

  医学部ネタで一つ面白い話をしましょう。

  明治政府以来の日本医学界における双璧は東京大学と慶応義塾。東大閥でなければ、日本医学界で生きていけない時代があったようです。北里柴三郎(熊本出身、東大卒、ドイツ 留学してベルリン大学コッホ教授に師事し、コレラ菌を研究し、最終的にペスト菌を発見。北里大学の発祥の人。)は東大とケンカをして最終的に慶応義塾医学長(医学部長)になる。

  東京には山手線という時計回りと反時計回りを1対とする対面鉄道が一周約60分でJR東日本が運営しております。山手線の線路は上空から見ると、いびつな円ですが、その真ん中を横切るのが【中央線】(山手線内の東京駅-新宿駅を結ぶ。)。

  変死体や事件的遺体の【検死】担当は中央線より北=東京大学、南=慶応大学という【縄張り】が今もあるようです。そのようなことを大学の法医学や刑事政策学で聞くと疲れる。高校2年の時に、福岡出身広島大卒の歴史教師や身近な人間のいうことには、広島市本通りあたりで殺された暴力団の死体が広島東署か西署において管轄でもめた話も実しやかに流れているようです。

2005年5月23日(月) 晴れ
国家公務員給与是正措置案

 【国家公務員給与基本給の是正において中高年最大7%カット】、これが本日の中国新聞朝刊記事。国も自治体も一番の経費は【人件費】。【平成の大合併】の目的は人件費の【圧縮】です。
 平成の大合併において市町村長・助役・収入役の三役を削減。広島県では86市町村が来年3月には23市町(村なくなる)。つまり63自治体が消滅します。市町村3役(首長・助役・収入役)の平均給与を65万円。ボーナスを4ヶ月とすれば65万x16ヶ月x3役x63自治体=18億720万円。

 国が人件費削減するから、県・市町村も右倣えをしなさい、これが国の考え方。一方で、自主的に給与を削減する自治体の動きもあり。

 島根県海士町  :  海士(あま)町職員組合が自主的に20%カット。
               町長が50%カット。
 鳥取県智頭町  :  職員給与20%減問題
 鳥取県       :  職員給与5%カット問題
 広島県庄原市  :  市長15%、助役12%、収入役・教育長10%、議員6%
               職員4-6.5%削減条例施行。

 財政の厳しい自治体は自主的に執行部(長を含めた3役)の収入と職員の収入を削減しています。財政厳しい江田島市【先ず隗より始めよ】ではないでしょうか?

2005年5月24日(火) 晴れ
地方都市の限界

 広島というのは日本国においては素晴らしい都市でしょう。
 しかし、
 広島のマスメディアは全国ネットの系列化された衛星都市といわざるを得ません。この事実を広島県民が知っていれば良いのですが。。。。 

 全国テレビ系列 広島テレビ(HTV)⇒日本テレビ⇒読売新聞
            ホームテレビ⇒テレビ朝日⇒朝日新聞
            中国放送(RCC)⇒TBS⇒毎日新聞  
            新広島テレビ(TSS)⇒フジテレビ⇒産経新聞 
 広島をカバーしていないのが
            【テレビ東京】=【日本経済新聞】グループ。

 中国新聞の紙面は【中国新聞記者】の記事は微々たるものですよ。私見として、一面の70%は外電(国内外のメディアから買った文章)ではないだろうか。中国新聞は広島(安芸)の70%と備後の65%、島根32%、山口25%、鳥取7%、岡山5%を占める毎日新聞地方版的な要素があるような気がします。(あくまでも私見です。)
 RCC= Radio Company of Chugoku         

2005年5月25日(水) 晴れ
HP更新を忘れた今週でした

 先週末よりのHP更新を忘れました。
 今週末に、高校同窓会を江田島市大柿町で行います。

2005年5月26日(木) 晴れ
【国家公務員の基本給最大7%下げ】人事院方針

 8月の人事院勧告(国家公務員給与に関するもの)に向けて、【人事院】は棒給(基本給)を三十代半ば以降で最大7%。全体で約5%引き下げる方針を出しました。
勿論、物価(衣食住など)の地域間格差があるので東京都などの都市部には【地域手当】を支給する模様。確かに、住宅賃貸においては東京の家賃は高い。私の経験上、杉並区上井草(新宿より西武新宿線で21分)駅より徒歩5分の築20年3DK(55㎡)で家賃月11万9千円(管理費込み)、駐車場代月2万円。しかし、国家公務員は大概官舎があります。極めて家賃が安いことは周知の事実である。(但し、相当古いものもある。)
 但し、仕事がとてもハードであることも否めません。通産省(現:経済産業省)に入省した大先輩の仕事振りを聞いたことがあります。国会開会中は特に忙しく、省内に泊り込むこともざらであり、時給に直すと、学生時代のアルバイトよりも安い。官庁街である霞ヶ関は不夜城のごとく煌煌と明け方まで電気がついております。
 人事院勧告に準じるのが地方公務員の給与体系ですので、今後、地方公務員給与にも影響がでてくるでしょう。
  

2005年5月26日(金) 晴れ
旧日本兵がフィリピンで生存

 大変びっくりしたニュースでした。昭和47-49年(1972-74)に帰国された横井庄一氏(米グアム)、小野田寛郎氏(フィリピン)以来の話。今年が戦後60年という節目の年であり、生存されている方々は既に80代後半。
 恐らく、旧日本兵であれば、終戦後には【戦死】扱いとされている方々ではないかと思います。

2005年5月28日(土) 晴れ
あれから2年

 細々(こまごま)とした整理整頓をしていると、2年前(平成15年)の5月28日(水)朝日新聞朝刊が出てまいりました。前日27日が旧:佐伯郡大柿町議会選挙の告示日であり、広島版に私を含めた立候補者が記載されておりました。
 【光陰矢のごとし】と申しますが、その通りですね。東京から帰って4度目の春です。
 (平成13年7月に帰ってきてより、3年6ヶ月。)

2005年5月29日(日) 晴れ
第11回江能修友会 総会

 母校、修道高校の江田島市同窓会組織【江能修友会】総会がありました。事務方責任者として始めての総会。終了までは緊張の連続でした。
 無事、滞りなく総会を終えたことは、諸先輩方のご配慮と感謝申し上げます。会発足して今年で満10年。
 英語で【decade】という単語があります。【時】の単位で10年間を意味します。日本語においても【10年一昔】とあるように、古今東西において10年というのは節目。次の10年に向けて新たなる挑戦を胸に秘めた今日でした。

2005年5月30日(月) 晴れ
蒸し暑い日中

 東京地方は雨。一方、広島南部は晴天でありなんとなく蒸し暑い感じがしました。町内の支持者数名に挨拶する。

2005年5月31日(火) 晴れ
5月最終日  

  今日は【世界禁煙デー】。
 5月も本日で終わり、江田島市発足してより7ヶ月が過ぎました。市会議員の在任特例は1年で、任期は今年10月31日まで。
 公職選挙法第33条は、任期満了日の前30日以内に選挙を行うことを規定しております。選挙期間7日の市議会議員選挙の予測スケジュールは以下の3パターンなのではないかと考えます。

 告示日        投票日
 09月25日(日)  10月02日(日)
 10月02日(日)  10月09日(日)
 10月09日(日)  10月16日(日)

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