2004年(平成16) 11月 日記
2004年11月1日(月) 晴れ
祝!江田島市誕生
職員の皆さんは、初仕事となる今日は大変であったと思います。引越し後の新職場でのお仕事、てんてこ舞いだったのではないでしょうか。これからもよろしくお願いします。
ブッシュ氏とケリー氏の支持率はほぼ互角といわれております。4年前の大統領選同様、最後までわからないのではないでしょうか。ケリー氏が勝利した場合、日本の現政権も対米政策の転換をせざるを得ないかもしれません。
2006年春の開校を目指す中高一貫校『海陽学園』。トヨタ自動車、中部電力、JR東海などが中心となり、学校設立には約80社が200億円を寄付します。設立準備財団の事務局長(民間会社出身)曰く、『骨太の人材を育成し、日本の基礎体力を底上げしたい。』 お手本は英国の名門イートン校(全寮制私立校)であるようです。
民間会社が学校教育に乗り出す。この意味を考えないといけません。時代に合う教育が現在なされていない、と解釈すべきか。
2004年11月4日(木) 晴れ
Easy Come! Easy Go!
『Easy come, easy go.』を敢えて日本語訳すると、『明日は明日の風が吹く』とか、故事の『人間万事塞翁が馬』という意味だと思います。ポジティブ・シンキングです。明るい未来に向かって大いに羽ばたきましょう。
チームは中学時代の同級生が数多くいて、中学時代と変わらぬあだ名(?)で呼び合ってます。島に残っているメンバーは少ないのですが、野球が好きで島に集まっている楽しい仲間たちです。対戦相手も若い方々が多く、みなさんのプレーを見ているとすがすがしく感じます。海や山を見ながらの野球、楽しいですね。
小学生のころ、干潮時に砂浜でやっていた三角ベースボール。竹のバットに石のベース、海岸に打ち寄せられた拾ったボールでの野球。懐かしい思い出です。
石原慎太郎東京都知事が以前書いた著書、『No!と言える日本』。今、『No!と言える地方』となるように頑張らなければなりません。そのためには何をすべきか、を考えていかねば。
昨夜からの雨は降り止み、生暖かい一日。夜になりまた雨が降っております。さて、本日、平成16年第1回江田島市議会(臨時会)の召集通知がまいりました。初議会は、11月18日(木) 午前9時より。
主な議題: 1.正副議長の選出
2.市議会規則、定数条例、委員会条例、傍聴条例などの制定
3.常任委員、議会運営委員の選任、農業委員の推薦
4.専決処分事件の議会承認
パレスチナ解放機構(PLO)のアラファト議長が75歳で死去。『民族の象徴』の死によってパレスチナ情勢は混迷するかもしれません。
日銀、福井総裁によるテレビ講演会が開催され1、2年以内にデフレを克服する可能性を示唆しました。広島の経済について、『公共事業や補助金に頼らず、地方が自立するための新たな循環の構築が必要である』ことを強調。自治体と民間がスクラムを組んで解決していかねばならない問題であるということでしょう。そのためには、地方分権を速やかに確立しなければならない。東京一極集中でなく、道州制を核とした地方分権が必要なのではないかと考えます。
2004年11月15日(月) 雨/晴れ
この島の産業について
最近、耳にする話として、産業廃棄物問題があります。沖美町や江田島町で合併前より産廃問題が局地的に問題となっているようです。合併前の行政は住民の反対意見に対して誠意をもって対応していないように見受けられます。島(江田島・能美島)以外からの有害な物質を民間業者が埋立処理したり、焼却処分施設を建設する計画があるということのようです。
米国ニュージャージー州(ニューヨークより車で30分)から帰国した元会社同期の帰国祝いが本日、東京の新橋界隈で行われました。同期から電話連絡いただき、参加者10名前後との会話を楽しみました。入社してより10年経ちましたが、それぞれの人生を進んでおります。
厚生労働省(旧厚生省)の統計による平均寿命は、
男性 女性
1965年(昭和40) 67.7歳 72.9歳
2003年(平成15) 78.3歳 85.9歳
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38年間で +10.6歳 +13.0歳
平均寿命が延びた昨今、34歳は若すぎると評価される年齢となりました。
幕末に世の中を変えていった志士たちは30歳前後であることを考えると、どのように考えればよいのか思案いたします。
2004年11月17日(水) 晴れ
これからの江田島市を明るくするには
本日より平成16年第1回江田島市議会臨時会が始まりました。会期は11月18日から24日の7日間の日程。
初議会であり、正副議長の選挙、常任委員の選任、特別委員会の設置などが行われました。明日も専決処分の事件に関する承認案件が上程される予定。
いよいよ江田島市議会も動き始めました。
午後、江田島市議会議長に議員辞職願を提出。明日20日をもって市議会議員を辞職することになる予定です。
なぜ、この時期か、という疑問に思う方もいらっしゃいます。理由は、
②地方自治法第126条により、議員辞職は議長の許可がいる
(昨日、江田島市議会議長が選出される。)
さて、来期国会の中心的議論に注目しましょう。【介護保険制度改革】です。2000年4月に始まった介護保険は法律で施行5年後の見直しが決まっております。政府・与党は来年の通常国会で関連法案を提出する方針。
お昼より深江地区のグランドゴルフに参加。3回目の参加ですが、中々、上達しません。小春日和のうららかなひと時を過ごさせていただきました。
夕刻前に沖美町の海岸線をひとりドライブ。江田島市(能美島・江田島)で最高の夕日を見ることができました。
ふと思うこと。これから30年くらいこの島で人生を過ごす一個人として、今のままでは明るい未来はありません。変革の意識をもたなければ。
現在の国会で論議されている問題は、近未来にやってくる。それを見越した政策を考えていかなければ。国内だけでなく海外とのネットワークをもって柔軟に対応できないと生き残れない。後手後手の対応をするようでは沈没します。
先ほど、某省の同期とコンタクト。最近、対中関係の悪化が懸念されます。
さて、本日の中国新聞に『消防団員の高齢化』の記事がありました。高齢化・過疎化によって広島県で10年間に2,010人減少しているとあります。江田島市においても同じようなことが言えます。市職員が消防団員となることも検討しなければならないのだろうか。
封を開けると『いとしのヒナゴン』(文芸春秋社)。合併問題、教育、福祉、財政など、いま地方自治が直面している諸問題の解説書とも言えます。広島県比婆郡の『ヒバゴン』を題材にしております。同期の温かいエールに感謝。
彼との出会いは、約6年前。ロンドン駐在から帰国されたときに同じ職場で教えを受けました。大仁田厚(おおにたあつし)参議院議員張りの外見と情熱。元帝京高校サッカー部副主将。
彼の発案で会社同僚仲間で駅伝・ハーフマラソン・港区サッカー大会などに参加しました。私が29歳で参加した三浦海岸マラソンはきつかった。練習もせず、ハーフマラソン(約21km)を完走。そのあとに、横須賀での打ち上げ(飲み会)。
その後、先輩はドイツ国デュッセルドルフへ転勤。サッカーの本場でご子息を教育されております。そろそろ日本に帰国するタイミングです。熱き情熱を持った兄貴です。
昨日、修道高校の大先輩である、亀井静香代議士とお会いする機会がありました。若さで頑張れとの激励を頂きました。
別の方からは、幕末の志士たちが勢ぞろいしている(坂本龍馬も写っているので江戸時代)写真のコピーを頂戴しました。今こそ地方から改革する時期に来ているような気がします。
We here hightly resolve...that government of the people, by the people,for the people, shall not perish from the earth.
アメリカ合衆国第16代大統領リンカーンがGettysburgで演説した名文句です。江田島市に置き換えるならば、
『我々はここに....、住民の、住民による、住民のための政治は江田島市から滅ぼしてはならないと固く決心する。』
さあ、明日より新しき江田島市の未来を選択する戦いが始まります。
(公職選挙法にもとづき、明日より当ホームページの更新を停止いたします。)
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