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令和4年(2022)12月22日(木)、大柿市民センターで開催された令和4年度第3回江田島市公共交通協議会の会議要点録及び配布資料が市HPで公開されました。(➡こちら)
報告事項及び協議事項については以下のとおりであり、簡略的にまとめてみました。
議題(➡会議要点録)
(1) 報告事項
ア 広島県地域公共交通ビジョンの策定について(➡資料)
令和4年4月に設置された広島県地域公共交通協議会(➡県HP、設置要綱、委員名簿)が令和4年度~令和5年度の2ヵ年で市や町の行政区分を越えた交通施策の方向性を示す県地域公共交通ビジョンを策定することになっています。
昨年12月までに3回の協議会が開催され、県地域政策局交通対策担当からビジョン策定の経過について報告があり、委員からの質疑・意見が交わされています。
県の協議会では、県全域であるためマクロ的な議論になるが、市町の交通協議会に参加し、各地域の要望を聞きながらビジョンの策定を進めるという県担当者の回答です。
2022年 5月14日 広島県地域公共交通協議会の設置
イ 江田島市原油価格高騰対策緊急支援金の追加措置について(➡資料)
燃料単価の上昇率(R3.4→R4.4月)を基に算定した燃料高騰相当分(試算値)の1/2の額を支援。6月補正で実施した支援金と同様のスキームであり、既に 1/2 の額を支援しているため、追加措置分をあわせると満額(10/10 )支給 。
※6月補正実施:R4年度第1回公共交通協議会(➡会議要点録)
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した交通事業者に対する支援事業について(➡資料)
このたびの支援内訳(予算額3,550万円)
対象事業者 |
航路名 |
支援金額 |
航路事業者 |
小用/宇品 |
370万円 |
中町/宇品 |
970万円 |
三高/宇品 |
680万円 |
小用/呉 |
450万円 |
切串/宇品 |
610万円 |
切串/天応 |
220万円 |
バス事業者 |
- |
150万円 |
タクシー事業者 |
- |
10万円 |
ウ おでかけ無料乗車dayの実績について(➡資料)
令和4年9月2日(金)と11月5日(土)で実施された市内路線バス(全路線)、おれんじ号を対象に誰でも無料で乗車できるサービス。(➡計画時の資料)
無料であるため瞬間的にその日だけ利用者増という結果ですが、来年度は陸上交通だけでなく、航路を含めたイベント実施を検討するなど、更なる需要喚起を図っていく予定。
2022年 8月24日 令和4年おでかけ無料乗車dayを実施
2022年10月18日 令和4年おでかけ無料乗車dayを実施(その2)
(2) 協議事項
ア 江田島市乗合タクシー運行業務委託について(➡資料)
令和5年度の運行業務委託業者の選定は、競争入札では金額のみの選定になるため、総合的に運行内容等を判断できる公募型プロポーザル方式により実施。
路線 |
江田島北部線、江田島北部朝夕便 |
沖美北部線 |
沖美南部線 |
応募事業者 |
2 |
1 |
1 |
優先交渉者 |
(株)江田島タクシー |
三高タクシー |
(有)能美タクシー |
イ 江田島市地域内フィーダー系統確保維持事業の事業評価について(➡資料)
平成22年(2010)10月から市内の交通空白不便地域の移動手段を確保する目的で運航している予約乗合型タクシー(おれんじ号)及び乗合タクシー(江田島北部朝夕便)の運行に関する令和4年度の事業評価(案)について、公共交通協議会で協議されました。
事務局からの説明に対し、委員からの質問及び意見はありませんでした。
2010年 8月 7日 H22第2回公共交通協議会
2010年10月 1日 公共交通の社会実験スタート 2010
【追記】新型コロナウイルス
1月5日、広島県内の新規感染者数は昨年8/19発表分以来の8000人を超え、8039人(前日比4081増)でした。
県内3大都市では広島市が3528人(1737増)、福山市は1453人(659増)、呉市は502人(268増)。
一方、江田島市は63人(21増➡HP、県公表資料)で1日当たりで過去最多を更新しました。
※1月4日(水)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。
一日も早い、コロナ収束を願うばかりですが、一人ひとりが、引き続き、マスクの着用、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。
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