2023年6月 4日 (日)

第2回縁づくりフェスタ2023@宮ノ原

晴れ時々くもり

 午前中は江田島町の宮ノ原交流プラザ(旧・宮ノ原小学校)で開催された第2回縁づくりフェスタ2023に行ってきました。(➡昨年の様子

 開催趣旨としては、外国人市民が集住する地域であり、日本人市民との交流でお互いを知る、多文化共生推進の一環として昨年度から開催しています。

 今回は地域団体(自治組織)である宮ノ原まちづくり協議会と江田島市国際交流協会、各種団体(人権関係)との共催でした。

 フェスタのスタートは宮ノ原芸能伝承保存会による笛・太鼓によるオープニングセレモニー。その後、15分ほどの江田島市における外国人市民の実情や日本語教室(日本語クラブ)についての紹介がありました。

 100円均一のフリーマーケットや新鮮野菜販売、中国、ベトナム、フィリピン、アメリカ、日本の料理を提供するブースもあり、とても賑やかに、そして和気あいあいとしていました。

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2023年6月 2日 (金)

世界最大級のコンテナ船が出航@呉

雨のちくもり

 ものづくり県である広島県。自動車産業や造船業などが支えています。本日、呉市にある造船所(➡こちら)から超大型コンテナ船(24000TEU型)が出航しました。

2022年12月15日 24000TEU型コンテナ船の建造@呉

202362-ctnr-vsl-24000teu-and-ferry 左写真は出航の様子ですが、全長400m、幅60mの超巨大船は呉と小用を結ぶフェリーと比べるとその大きさが分かります。

 今後、アジアと欧州を結ぶ定期航路に就航するものと思います。

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2023年6月 1日 (木)

R5年度ふるさと納税寄附金の使い道

年(くもりのち雨

 ふるさと納税は都市部に集中する税収の地方への分散などを目的として平成20年度(2008)にスタートした制度であり、今年度で16年になります。

Furusato-nouzei-2022  左は江田島市の令和4年度(2022)までのふるさと納税寄附の状況です。(➡市HP)14年間で累計8,908件、1億9,163万701円の寄附を頂いています。

 令和4年度は単年度で1,993件、5,063万6,000円を受けています。ただし、寄附額から返礼品や一括代行業務委託費(➡参考)などの経費を控除した収入がどれだけあるのかは公表されていません。

 ふるさと納税制度が導入されて様々な問題も起こっています。制度設計では想定外の事象もあり、過度な返礼品で寄附を募る自治体も多数出ました。

 本来、『その地域を支援する代わりに所得税・住民税等の一部免除』という制度です。返礼品はその地域の特産品であるべきで、寄附金が増えるほど、その地域の特産品が消費される、そのことによって生産に携わる全ての人に恩恵がある、という仕組みです。

 しかしながら、寄附金を集めたいがために、その地域の産品ではない誰もが欲しがる商品を返礼品としてラインナップすることで寄附を募る自治体が増えてきました。(税金の取り合い合戦➡財務省・財務政策総合研究所資料

 平成29年(2017)4月に総務省がふるさと納税の寄附額の3割を超える返礼品の自粛を求めた通知を出した。(→H29.3.31、→H29.4.1)その後、総務省が示す限度額を超えた自治体が地方交付税交付金の交付額減額について係争しています。(➡2023.5.12東京新聞

2018年 33010年経過のふるさと納税制度

 ふるさと納税制度を利用した江田島市への寄附額と江田島市民の他市町村への寄附額や実質の収入について議会が確認し、議会報告会(市民懇談会)などで報告いただけたらと思います。(過去に議員が一般質問で取り上げたことがあります。➡参考

 江田島市では平成27年度(2015)からふるさと納税寄附金の使い道を市HPで公開しています。(➡こちら

2015年 3月26日 ふるさと納税の使い道、公開へ 

 令和5年度(2023)の使い道(予定)は以下の通りです。(➡PDF

事 業 内 容 充当額(予定)
保育施設備品購入   500万円
特色ある保育事業、世代間交流事業    40万円
妊婦健康診査交通費等助成   100万円
新規就農者支援対策事業補助   100万円
オリーブ振興推進補助    60万円
新規漁業就業者支援事業補助   250万円
がんんばりすと応援事業   600万円
観光振興施設整備事業(地元関係者ゆかりの地整備)   100万円
観光案内看板修繕、設置工事    30万円
学校図書館リニューアル事業の備品購入   480万円
小学校図書購入    40万円
小学校教育振興備品購入   100万円
中学校図書購入    20万円
中学校教育振興備品購入    70万円
図書館図書購入   340万円
江田島伝統芸能保存会事業、民俗文化財継承事業補助    50万円
文化財散策マップ作成    15万円
合  計 2,895万円

※赤字で示した事業については、議会が決算認定時(令和6年9月定例会に上程)、使い途の検証(費用対効果)を綿密にする事業だと思います。

 特に江田島伝統芸能保存会事業・民俗文化財継承事業補助は気になるところです。(➡参考 ) 。

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2023年5月31日 (水)

世界禁煙デー 2023

雨のち晴れ

 梅雨の晴れ間ということで午後から爽やかな時間帯がありましたが、明日以降、台風2号の影響もあり大雨の予報となっています。(➡NHK

 5月31日は『世界禁煙デー』です。喫煙による健康被害を減らすため、平成元年(1989)にWHOが定め、喫煙しないことが一般的な社会習慣となることを目指した「たばこか健康かに関する活動計画」を開始しました。

 また、日本では厚生労働省が平成4年(1992)から世界禁煙デーに始まる1週間を「禁煙週間」として定め、各種の施策を講じています。(➡厚労省HP参考

 最新タバコ情報が公開する成人喫煙率(JT全国喫煙者率調査➡こちら)によると、成人男性では昭和41年(1966)にピークであった83.7%と比較すると平成30年(2018)には27.8%と激減しています。

 尚、JTの喫煙者率調査は個人情報保護の観点平成30年をもって調査を終了しています。(➡JTのHP

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2023年5月30日 (火)

ごみ分別アプリ「さんあ~る」配信開始@呉市

雨時々くもり

 呉市の新たな試みとして、ゴミの収集日や分別方法をスマホ等で確認できる無料アプリを今日(5/30)から配信しました。(➡呉市HP

 品目名から分別の種類や出し方の注意点を調べることができるほか、収集日を知らせるアラーム機能があります。現在は日本語だけだが、令和6年度(2023)中に英語やポルトガル語、中国語、ベトナム語に対応する予定という。

 アプリの名前は「さんあ~る」(➡こちら)。民間事業者が開発したアプリでこれまでに全国の自治体も利用しています。広島県内では安芸高田市(➡HP)、北広島町(➡HP)がすでに導入しています。

 家庭ゴミは捨ててしまえばただの廃棄物ですが、分別してリサイクルすれば貴重な資源になります。手軽に使えるアプリで、家庭ごみの分別やリサイクルの促進を図ることがねらいです。

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2023年5月29日 (月)

2023梅雨入りと江田島市防災Web

くもりのち雨

 気象庁は29日午前11時、「九州北部と四国、中国地方、近畿、東海が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。(➡NHK

 中国地方は平年(6月6日)より8日、去年(確定値6月11日➡参考)より13日早い梅雨入りです。

 これから梅雨や台風などによる川が増水しやすい出水期(➡参考)に入ります。現在、台風2号が沖縄地方に近づいており(➡NHK)、また、今週は梅雨前線による大雨が心配されます。

 江田島市防災Webというページ(➡こちら)で防災に関する情報を発信するとともに市内5カ所に設置しているカメラで川(木下川、長谷川、高下川、八幡川)の状況を知ることが出来ます。

 尚、5月に梅雨入りしても早く明けるわけではなく、その分期間が長くなる傾向にあるそうです。

 2000年代の中国地方における5月に梅雨入りした年の梅雨明けは以下の通りです。今後、大雨には注意し、避難経路なども確認することが大切です。

  梅雨入り 梅雨明け
2008年(平成20) 5月28日ごろ 7月 6日ごろ
2011年(平成23) 5月21日ごろ 7月 8日ごろ
2013年(平成25) 5月27日ごろ 7月 8日ごろ
2021年(令和 3) 5月12日ごろ 7月13日ごろ

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2023年5月28日 (日)

2023年5月ビーチクリーン活動@長瀬海岸

くもり

 午前中は(一社)広島湾地域資源ネットワーク通称:広島ベイネット)が月一活動している『せとうち海援隊』としてのビーチクリーンに参加しました。

 江田島カヌークラブ の皆さん、Facebookで活動に賛同して駆けつけていただいた市内外の皆さん、昨年のビーチクリーンから時々参加してくださる㈱ヤマサキの皆さん(➡参考)と広島ベイネットのメンバーで総勢16名が約1時間の活動で16袋(30リットル/袋)を回収しました。

※カヌークラブの皆さんの回収したゴミについてはカウントしていません。

 活動後は冷やしたオリーブ茶を堪能しながら会話を楽しみました。これも活動では重要なコミュニケーションになります。

 長瀬海岸ではSUPやカヌー体験を楽しんでいる皆さんもいらっしゃいました。

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2023年5月26日 (金)

119番通報における映像通報@江田島市消防

くもりのち晴れ

 市HPで119番通報時の補完機能として映像通報(ライブ通報)の運用をすることについて公開されています。(➡こちら

 従来の119番通報だけでは現場(火事や交通事故)の状況や傷病者の様態を十分に伝えることができない場合があります。通報内容から司令員が必要と判断した際に、通報者の同意を得たうえで利用を案内することになっています。

 スマートフォン(以下、スマホ)等で映像を送受信することで通報を受けた消防本部も状況を把握し、的確な応急手当の方法を通報者に伝えることができます。(通信料は通報者負担)

 スマホによる送信方法は、通報時に教えていただけるということです。事故や熱中症など1分1秒を争う傷病もあります。

 因みに呉市消防局も令和3年(2021)6月1日から同様のシステムを導入しており、病気・事故・火災などの現場状況を通報者にスマートフォンで映像を撮影してもらうことで、指令室でより詳しく現場状況を把握する運用をしています。

 消防指令員が通報者の電話番号宛にショートメッセージ(SMS)を送信し、メッセージを受信した通報者は、メッセージを開きURLをタップしてウェブブラウザから映像通報システムを起動するという流れを説明しています。(➡呉市HP

 一足先に導入している呉市消防局の現状を視察するのも良いかもしれません。

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2023年5月25日 (木)

高速船シースピカ、G7広島サミットで活躍

晴れ

 サミット第1日目(5/19)、G7サミットに集う各国首脳が宮島を訪問したことはご存じと思います。(➡NHK

 サミット会場のグランドプリンスホテル広島から宮島までの移動手段は海上交通でした。(バイデン米大統領はヘリコプター)

 首脳を宮島まで運んだのがシースピカでした。(➡こちら)この船は瀬戸内海汽船とJR西日本が瀬戸内海クルーズの旅を企画立案するツールとなっています。(➡JRTTプレス発表

2020年 821観光型高速クルーザー「シースピカ」就航

 シースピカは江田島・小用港を泊地にしていることもあり、市民のみなさんにも馴染みのある船なのではないだろうか。

 新型コロナ明けとなった令和5年(2023)5月、これから国内外問わず、人の流れが動いてきます。この3年間、江田島市においても観光産業(宿泊施設、飲食業、特産品など)が芽生えています。

 恵み多き宝の島、えたじまに多くのみなさんがご来島いただき、楽しい思い出を作っていただくことを願っています。

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2023年5月24日 (水)

ドイツからの来客@江田島荘

晴れ

 G7広島サミットで来日したドイツ関係者が江田島荘を訪問し、ドイツ郷土料理をイメージした江田島産イノシシを食材にした料理や江田島ビール(➡参考)を堪能したというニュースがありました。(視聴期間限定➡TSS

 新型コロナ禍で観光業の厳しい期間が続いていましたが、5月8日から感染症法ではインフルエンザなどと同じ5類に移行したことによりこれから旅行客も増えてきます。

 また3月には江田島市が観光ヘリコプター運行会社と航空機(ヘリ)を活用した産業振興と災害応急対策に関する協定を結んだことによりインバウド(外国人旅行客)誘致にも拍車がかかると思われます。

2023年 3月21日 江田島市、観光ヘリ会社と協定

 恵み多き宝の島、えたじまに多くの皆さんにご来島いただき、楽しい思い出を作って欲しいと願っています。

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2023年5月23日 (火)

第3次総合計画策定支援業務に係る公募型プロポーザル実施

晴れ

 現在の第2次総合計画が令和6年度(2024)までの計画期間であることにより、令和7年度(2025)から期間10年間の次期総合計画(第3次)を策定することになります。

2023年 4月 2日 R5年度当初予算概要~未来に向けた指針づくり

 次期総合計画を策定するにあたり、支援業務を委託する業者選定として公募型プロポーザルを実施することが市HPに公開されました。(➡こちら

 第3次江田島市総合計画策定支援業務に係る公募型プロポーザル募集要項(➡こちら)から抜粋したものを下記に転記します。

Ⅰ 公募型プロポーザルの概要

 本市の現(第2次)総合計画は平成27年度から令和6年度までの計画で,江田島市内外の人々に島の恵みを実感してもらうことを最終的な目標とし,市民参画による協働と広域的な視点に立った交流をベースに「協働と交流で創りだす『恵み多き島』えたじま」を10年後の目指す姿(スローガン)として掲げてまちづくりに取り組んできた。

 その現計画が令和6年度で計画期間終了となる。その検証結果に加え,避けては通れない少子高齢化による人口減少やDX社会の進展など本市を取り巻く社会情勢や多様な主体の意見を幅広く取り入れ,さらには,まちづくりを自分事として取り組めるよう地域住民の意識の醸成を図り,10年後の江田島市のあるべき姿を示した次期(第3次)総合計画を策定する。

 このため,この計画策定を支援し,本市の明るい未来を共に計画していただける事業者を選定するために,公募型プロポーザルを実施するものである。

Ⅱ委託業務内容

業務名 第3次江田島市総合計画策定支援業務
委託期間 契約締結の翌日から令和7年(2025年)331日(月)まで
業務内容 別紙 第3次江田島市総合計画策定支援業務に係る公募型プロポーザル仕様書(➡こちら)のとおり。
事業費 14,460,000円(消費税及び地方消費税の額を含む。)以内
内訳 令和5年度 8,193,000円(➡予算概要
   令和6年度 6,267,000

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2023年5月21日 (日)

G7広島サミットも無事閉幕

晴れ

 昨日(5/20)はウクライナのゼレンスキー大統領が仏政府専用機で広島空港に降り立ち(➡こちら動画ニュース)、各国首脳と会談したのも衝撃的なニュースでした。(動画ニュース

 外務省職員の大学同期がサミットで提供された食事メニューが外務省HP(➡こちら)で紹介されていることを教えてくれました。19日の夕食メニューには“瀬戸の品”として能美牡蛎酒蒸しが提供されています。(➡こちら

 本日、無事に広島サミットが終了し、平和公園で議長国の岸田首相が総括をアナウンスし、質疑応答がありました。(➡こちら

 被爆地ヒロシマで紛争当事者国(侵攻されている側)の大統領を迎え、平和について議論されたことは歴史的な出来事であったと思います。

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2023年5月20日 (土)

総会シーズン 2023

くもりのち晴れ

 例年、5月から6月にかけて各種団体の当年度総会が開催されます。10時から江田島市国際交流協会の令和5年度総会が開催されましたが、別団体の理事会と重なったので今回は欠席しました。

(過去の総会)※令和2年・3年は新型コロナウイルス感染症により書面決議
2019年 5月18日 令和元年度江田島市国際交流協会総会
2022年 5月21日 令和4年度江田島市国際交流協会総会

 総会資料を拝見すると令和4年度(2022)の活動もよくわかり、出席した理事の話では新型コロナウイルス感染症が5月8日から感染症の5類に移行したことにより、総会参加者も多くいらっしゃったということです。

 夕刻には呉市に出向き、G7広島サミット関係で来ている大学同期と3年ぶりに会食しました。国際情勢など堅い話もしましたがとても有意義な時間を過ごすことができました。

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2023年5月19日 (金)

多文化共生推進プラン(素案)のパブリックコメント募集

雨のちくもり

 令和4年度(2022)に策定予定であった多文化共生推進プラン(➡令和4年度予算)ですが、年度内に策定できず、期間を延長しています。

 このたび市HPで素案についてパブリックコメントを実施することが公開されました。(➡こちら

多文化共生推進プラン策定の目的

 江田島市における外国人市民数は,コロナの影響により一時減少したものの,長期的には増加で推移しています。市民の誰もが, 異なる 言語や文化の違いを 尊重し, 互いに認め合い,その個性と能力を十分に発揮することができる多文化共生社会の実現が重要となっています。

 そのため,江田島市における社会環境の変化を踏まえ,外国人市民が安心して生活できるよう,また,地域社会の一員としてその能力を十分に発揮できる環境づくりに向けた具体的行動計画を示すため,本プランを策定します。

 江田島市に住む外国人市民は令和5年(2023)5月1日現在で769人と人口の割合は3.63%と高い水準にあります。特に沖美地区では9.77%となっています。

2023年 4月10日 カキ養殖業のいま 2023
2023年 511R551日の江田島市人口

 国の政策により外国人労働者を誘致する動きは今後も加速され、日本人市民と外国人市民が協働で地域づくりをしていく時代になっていくものと予測されます。(➡参考HP参考コラム

 江田島市においても日本人市民が減少していくなかで水産業を中心として外国人市民が一定規模在住することで外国人比率はますます高くなっていくことが推測され、将来的には多文化共生によるまちづくりに関する市条例を制定することも必要ではないかと思います。

(参考)➡静岡市HP静岡市多文化共生のまち推進条例 
     半田市多文化共生社会の推進に関する条例

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2023年5月18日 (木)

JRローカル線での気づき

くもりのち雨

 G7広島サミット(5/19~5/21)の開催により、今日から一部道路等の交通規制が始まりました。

 東南アジア系出身(英語が話せる)の外国人を広島駅まで送る機会があり、本来なら車で行くのですが交通規制のためJRを利用しました。

 久しぶりに乗車した呉線(➡参考)ですが、車内アナウンスで各駅を出発した段階で『Next stop is “Kawaraishi”.』など次の駅についての説明があったことに新鮮さを感じました。

 以前はなかったような気がしますがいつから導入したのだろう。新型コロウイルスで一時、“インバウンド”(➡参考)が下火になっていましたが、今後、増加していくと思います。

 海外渡航経験のある人ならわかると思いますが、自分の理解できる『言語』で発信される地域情報に安堵することもあります。

 3%を超える外国人市民が生活する江田島市(➡R5.5.1人口)も『外国人市民への応報発信』を行政として考えなければならない時期に来ています。

 行政だけでなく市の意思決定機関(議決機関)である議会(➡参考)が『有権者』ではない『外国人市民の生存権(➡参考)』についてどう認識しているか気になるところ。

2018年 7月27日 災害時における情報発信~やさしい日本語編
2021年12月 6日 江田島市でコミュニティFM開設を考える2021
2022年10月24日 旧能美海上ロッジ跡地活用~サウンディング型市場調査

 12時半ごろに広島駅に到着しましたが、駅構内ではサミットの警備として香川県警の警察官がパトロールをしていました。

 夕刻にはアメリカ合衆国のバイデン大統領が広島に到着し、岸田総理と会談しました。(➡NHK①NHK②テレ朝)現職米大統領として広島市を訪問したのはオバマ大統領以来7年ぶりになります。(➡外務省HP

2016年 6 1江田島産の花も演出

 いよいよ明日からサミットが始まります。実りのあるサミットになることを願っています。

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2023年5月17日 (水)

今週金曜日からG7広島サミット2023

晴れ

 早いもので今週金曜日(5/19)から広島市南区でG7広島サミットが3日間の日程(5/19~5/21)で開催されます。(➡首相官邸HP公式HP

2022年5月23日 2023年G7サミット、広島開催の方針

 広島市で開催されるにあたって全国から警察官や車両が集結(➡Youtube)しており、広島市内も至る所でパトロールをしています。(➡NHK)期間中は最大で約2万4千人の警備体制ということです。

※江田島市の人口(2万1163人)を超える警備体制
(➡R5.5.1現在の江田島市人口

 一昨日の事ですが、呉市内においても山梨県警のパトカーや機動隊車両を見受けました。5/18(木)~5/22(月)の期間、呉市内でも呉駅周辺の一部道路(今西通り・蔵本通り)やクレアラインが交通規制の予定です。(➡広島県警HP

 何事もなく無事に広島サミットが成果のある会議となることを祈っています。

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2023年5月16日 (火)

江田島市消防本部、公式インスタグラム開設

晴れ

 消防本部が5月から公式インスタグラムを開設して情報発信することが市HP(➡こちらインスタグラム)で公表しました。

※「インスタグラム(Instagram)」とは、全世界で月間10億人以上が利用している、圧倒的な人気を誇るSNS。(➡参考

SNSとは(総務省HP
 ソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service)の略で、登録された利用者同士が交流できるWebサイトの会員制サービスのこと。代表的なものとしては以下の通りです。(➡参考
 Facebook(フェイスブック)
 Twitter(ツイッター)
 Instagram(インスタグラム)
 YouTube(ユーチューブ)
 LINE(ライン)

 公式インスタグラム開設のねらいは、火災予防や予防救急をはじめ、市民が普段見ることのできない日常業務、訓練の様子などを写真や動画等をアップし、消防行政をより身近に感じてもらうということです。

 江田島市としては危機管理課が防災Twitterや災害情報メールで実際の災害情報を案内していますが、このたびのインスタグラムでは日ごろの活動を広報するという役割のようです。

2014年11月28日 いよいよ防災ツイッター
2018年 8月23日 防災に関する情報発信

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2023年5月15日 (月)

ふるさと寄附金の受付は6月再開

晴れ

 市HPで現在中止しているふるさと寄附金(ふるさと納税)の受付を6月中に再開する予定と発表されました。(➡こちら

 ふるさと納税一括代行業務委託に係る公募型プロポーザルで昨年度まで取り扱っていた事業者ではなく新らたな事業者が選定され(➡こちら)、準備に時間がかかるため受付を中止しています。

 受託した(株)スチームシップは主に九州の自治体のふるさと納税支援事業(➡参考)を手掛けており、中国地方では江田島市が初めてだそうです。

 中国地方でのふるさと納税支援事業の拡大にむけて近々、広島県内に拠点を設ける予定で、江田島市も候補地の一つとして能美市民センター別館を内見したことが同社HPで知ることができます。(➡こちら

2022年10月17日 サテライトオフィス誘致の公募型プロポーザル

 新たな拠点を江田島市に設置していただき、また、ふるさと納税制度の寄附増額に繋がることに期待したいと思っています。(➡これまでの寄付金)スチームシップ社のHPで示す寄附拡大への取り組みは以下の通りです。

寄附の拡大に向けた取り組み
■返礼品のバリエーションの数を増やす
■各ポータルに合わせ返礼品画像をブラッシュアップする
Webページの作りこみをおこなう
■既存事業者の方へのコンサルティング
■新規事業者の開拓

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2023年5月14日 (日)

R5年度第3回日本語クラブ

くもりのち晴れ

 午前中は高田交流プラザで開催された日本語クラブに参加しました。

 日本語クラブの参加者はフィリピン8(おとな1、中学生1、小学生6)、日本10でした。

 小学生は算数、漢字など、自分のやりたいドリルをして、休憩のあとはドリルの続きをする子、絵を描く子、日本地図パズルに挑戦する子と様々です。

 中学生はボランティアと一緒に学校の宿題である数学と英語をしていました。

 大人はボランティアと一緒に絵カードを使ってひらがなを覚えています。少しづつですが日本語を学んでします。

 えたじま日本語クラブは、GWのある5月、お盆のある8月、年末年始の12月と1月は月1回の開催です。(➡参考)昨年までは4会場でしたが、今回から大柿地区(大柿市民センター)が加わり、市内5会場になりました。(➡こちら

 地域によって住んでいる外国人市民の属性(在留資格や年齢層)が異なります。それぞれの日本語クラブでは参加する外国人市民のニーズに対応した運営に心がけています。

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2023年5月13日 (土)

R5年第2回臨時会の日程について

 市HP(➡こちら)で令和5年第2回臨時会の案内が公開されました。夕方には防災行政無線で傍聴のご案内が放送されていました。

 毎年2月定例会で翌年度の予算案を中心とした議案が上程され、5月には補正予算案や年度初めで議会を開催するいとまがない時に市長が議会の議決を経ることなく決済する専決処分の報告が議会になされます。

専決処分
 予算や条例などを首長が議会の議決を経ずに自らの権限で決めること。地方自治法で定めており、緊急で議会を招集する時間が無い場合のほか、議会が議決すべき議案を議決しない時などでも認めている。
 処分後には、議会で報告して承認を求める必要があるが、承認を得られなくても決定は有効とされる。

 審議される議案等は以下の通りです。(➡日程

番 号 案 件 名
報告第1号 専決処分の報告について(中町/宇品航路船舶建造工事請負契約の変更について)
承認第1号 専決処分の報告と承認について(江田島市税条例の一部を改正する条例)
承認第2号 専決処分の報告と承認について(江田島市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)
議案第41号 令和5年度江田島市一般会計補正予算(第2号)

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2023年5月12日 (金)

(一社)全国過疎地域連盟

晴れ

 昨年5月に限界集落について掲載しました。(➡こちら)今回インターネットで過疎について調べていると一般社団法人全国過疎地域連盟(➡HP)という法人を知りました。

 法人役員には過疎自治体の首長(知事、市町村長)、議長(県・市町村議会)などが就任(➡名簿)しており、定款(➡こちら)には、目的及び事業について下記のように記載されています。

目的 第3条 当法人は、会員相互間の緊密な連絡提携により、過疎対策事業の充実強化を図り、過疎地域の産業、経済の開発振興と地域住民の生活、文化の安定向上を図ることを目的とする。 
事業 第4条 当法人は、前条の目的を達成するため、次の事業を行う。
(1)過疎地域の振興のための施策の推進及び予算の確保のための運動
(2)調査研究及び資料の収集整備
(3)機関誌その他刊行物の発行
(4)情報の交換
(5)その他必要な事業
 2 前項の事業は、日本全国で行うものとする。

 ご存じの通り、江田島市は平成16年(2004111日に江能4町(安芸郡江田島町、佐伯郡能美町・沖美町・大柿町)が合併してできた市であり、旧町から引き続き全部過疎市町村に指定されています(➡参考)。

 国の支援を受けるため、直近では、令和3年(202141日に施行された新たな過疎法、『過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法』に基づいて江田島市過疎地域持続的発展計画を策定しています。(➡市HP

2021年1112過疎地域持続的発展計画(案)の意見書提出

 話は元に戻りますが、(一社)全国過疎地域連盟の定款では、会員になる資格として、過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法(令和3年法律第19号。附則を含む。)において、同法の特別措置の対象となる市町村(以下「過疎市町村等」という。)とあるので、申し込みをしていれば、江田島市も会員になっているのではないかと思います。

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2023年5月11日 (木)

R5年5月1日の江田島市人口

晴れ

 海上自衛隊関連の卒業・入学・転勤などにより、江田島市では一年間で最も人口が少ないのが3月末で、最も多いのが4月末になります。

Population-in-may-fm-h17-to-r5  そこで最も人口の多い5月1日現在の住民基本台帳人口に絞って、平成17年(2015)から令和5年(2023)までをまとめた表が左になります。

 江田島市の令和5年5月1日現在の人口は前月比208人増の2万1163人(うち外国人市民769人、3.63%)。

 日本人市民は前月比204人増(社会増337、自然減37人)、外国人市民は前月比4増(転入27、転出23で社会増4、自然増減0)でした。(市HP住民基本台帳➡エクセルPDF

  人口増減 転入 転出 社会増減 出生 死亡 自然増減
日本人  204 337  96  241 5 42 ▲37
外国人     4  27  23   4 0  0   0
全 体 208 364 119   245 5 42 ▲37

 新型コロナウイルス感染症の拡大により、一時、外国人市民が大幅に減少しましたが、入国緩和により再び増加傾向になっています。

※人数で過去最高は令和2年(2020)3月1日現在の800人(比率は3.51%)。日本人市民の減少により外国人市民の割合が増加しています。

 江田島市は外国人市民の割合が広島県内では東広島市(製造業、広島大学などの留学生)に次いで2番目に多い自治体(➡参考)です。

 令和4年度(2022)には「多文化共生推進プラン」を策定することになっていましたが、令和5年度(2023)に期限延長しています。(予算額360万2千円➡参考

 下の表を見ていただきたいのですが、4町で外国人比率が大きく異なります。沖美町が突出しており、100人に9.7人が外国人市民ということになります。今年3月に初めて外国人比率が9%を超えました。

 上述のとおり、日本人市民が減少するなかで比率は上昇しています。外国人市民がどんな仕事をして、どう江田島市に貢献しているか、ということを日本人市民は認識することが大切です。

 また、高齢化率ですが全体の割合は45.18%ですが、日本人市民のみでは46.81%という高い数字になっています。

 外国人市民は20代~30代が多い技能実習生と永住・定住の在留資格を持つフィリピン国籍市民は子ども園から高校までの家族と同居していることで平均年齢が低く、江田島市の高齢化率を押し下げています。

【江田島市】

2023.5.1 人口 前月比 65歳以上人口 高齢化率
日本人 20,394  204 9,546 46.81%
外国人    769    4    15  1.95%
全 体 21,163 208 9,561 45.18%

【4町別】

2023.5.1 江田島町 能美町 沖美町 大柿町
日本人 7,216 4,601 2,568 6,009
外国人   194   178   277   119
全体 7,410 4,779 2,846 6,128
外国人比率 2.62% 3.72% 9.77% 1.94%

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2023年5月10日 (水)

住民基本台帳人口(地区別人口)から見えるもの

晴れ

 江田島市では毎月1日現在の地住民基本台帳人口(地区別人口)を市HP(➡こちら)で公開しています。社会増減、自然増減、市内転居の数字を知ることができます。外国人市民の人数については町単位となっています。(➡R5年5月1日分

 また年2回(3月末、9月末)では地区別の年齢別人口も公開しており、地区ごとの高齢化率を知ることができます。ただし、日本人市民と外国人民を合わせた数となっています。

(参考)➡令和5年3月末現在の年齢別人口
 ※本日現在、大柿町の大君地区と大原地区が逆になっていると思われます。

  令和5年3月末現在における市全体の高齢化率と自衛隊関連施設を除く、高齢化率の最高と最低の地区および住民規模が最大の大柿町大原地区は以下の通りです。(外国人市民含む)

 ※自衛隊関連施設(幹部候補生学校・第一術科学校・古鷹寮官舎・幹部隊舎)は高齢者がいませんので0%です。

R5年3月末 江田島市全体 津久茂 大須 大原(大柿町)
老齢人口 9,827人 122人 115人 812人
人  口 20,955人 361人 166人 2,033人
平均年齢 56.76歳 50.61歳 69.05歳 53.85%
高齢化率 45.7% 33.8% 69.3% 39.9%

※男女別の高齢化率 男性36.6%、女性51.5%

 津久茂地区には自衛隊官舎があるため全体として高齢化率は低くなっています。大柿町大原地区においても地区内の小字(こあざ➡参考)単位で比較すると高齢化率の開きがあると思われます。

 一律に高齢化社会に向けた”まちづくり”といっても住んでいる地域環境によって市民感覚の温度差はあると思います。

2022年 5 9限界集落を考える

 今後の”まちづくり”をどうしていくかは令和7年度からの10年計画である第3次江田島市総合計画を策定する段階でしっかり議論しておく必要があります。

2023年 4 2R5年度当初予算概要~未来に向けた指針づくり

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2023年5月 9日 (火)

農地利用最適化推進委員、追加募集 2023

晴れ

 農地等の利用の最適化を推進する農地利用最適化推進委員(以下「推進委員」)の任期満了に伴い、農業委員会の委員(以下「農業委員」)と連携して担当地区ごとに活動する推進委員を募集しています。(➡市HP現在の委員名簿

※江田島市の場合は、人口割りではなく、合併前の旧4町である江田島・能美・沖美・大柿を【地区】として均等に配置してバランスをとっているようです。

2017年 9月 4日 農地利用最適化推進委員、追加募集 2017

募集人数 4人
任期 農業委員会が委嘱する日
(令和5年11月1日以降)から令和8年10月31日まで(約3年間) 
身分 江田島市の特別職の非常勤職員
報酬 月額25,000円
活動内容 (1)農地等の利用状況調査・利用意向調査の実施
(2)担い手への農地の集積・集約化,耕作放棄地の発生防止・解消並びに新規参入の促進等に伴う現地調査及び指導並びに監視業務等(農業委員との連携)
(3)農業委員会の総会へ必要に応じて出席
(4)農家からの相談対応及び農家への助言・指導
(5)研修会等への参加 

 農地利用最適化推進委員は平成28年(2016)4月1日に施行された改正農業委員会法(➡農水省HP制度説明資料)が施行されてより、農業委員会に設置することになりました。

 農業委員と同様、市町村の非常勤の特別職公務員で、農業委員と力を合わせて、担当区域の担い手への農地集積や遊休農地の発生防止・解消、新規参入の促進などの活動を行います。(参考➡農林水産省資料

 江田島市においても人口減少や担い手不足により耕作放棄地対策などの課題があります。

 令和5年3月23日に開催された令和4年度第1回江田島市まち・ひと・しごと創生有識者会議(➡市HP)において『⑧農地活用希望者のマッチング 』 における農地の賃貸条件の不一致という課題について、農業委員から現状、課題・取組みの報告がありました。

2023年 419R4年度第1回まち・ひと・しごと創生有識者会議~農業編

 耕作放棄地になり得る所有者不明土地の抑止策として、相続で譲り受けた田畑、森林などを10要件が整えば国の管理下に移せる相続登地国庫帰属法が427日施行されました。

2023年 428所有者不明土地の抑止策

 また、農業に企業型経営が浸透してきたという流れもあり、これからの農業をどうしていくか国も法改正による企業参入促進により担い手づくりに取り組んでいます。

2023年 5 1企業による農地取得の動き

 江田島市内においては2009年(平成21)ごろから建設業者等がイチゴトマトオリーブ栽培などに参入しています。

 また、現在進行形ですが農業法人が農地中間管理機構から農地を借り受けてレモン栽培をスタートさせる予定になっています。

2022年7月14日 江田島市、レモン栽培参入企業と包括連携協定を締結

 企業が農地を取得することが可能になった場合、江田島市域の課題であるなりて不足及び耕作放棄地という課題の解決や新たな特産品となる作物に繋がることに期待したい。

 まずは農地の集積・集約化、耕作放棄地の発生防止・解消並びに新規参入の促進等に伴う現地調査が重要であり、推進委員及び農業委員の活動がキーポイントになります。

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2023年5月 8日 (月)

新型コロナウイルス、「5類」へ移行

晴れ

 新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが今日(5/8)から、これまでの「2類相当」から季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行しました。(➡参考

 今後、法律に基づいた外出自粛の要請などはなくなり、感染対策は個人の判断に委ねられることになります。3年余り続いた国のコロナ対策は大きな節目となりました。

 感染者の全数把握から定点把握に変更されることにともない、日々の新規感染者総数の公表はなくなります。これまで広島県、広島市、福山市、呉市、江田島市の新規感染者数を記載しましたが本日で終了します。

 5月8日、広島県が発表した県内の新規感染者数は189人(前日比244減)でした。

 県内3大都市では広島市が77人(93減)、福山市は25人(17減)、呉市は12人(26減)。

 一方、江田島市は2人(±0➡HP県公表資料)でした。
※5月7日(日)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

 「5類」に移行しましたが、一人ひとりが、引き続き、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年5月 7日 (日)

GW最終日 2023

 GW最終の日曜日でした。県内各地で大雨警報や注意報が発令されました。土砂災害、洪水などの災害が発生しないことを祈っています。

 午前中は家族を広島空港まで送りました。東広島・呉自動車道から山陽道を利用すると1時間20分前後で到着することができます。とても便利になったことを実感しています。

 2023年(令和5)5月19日(金)~21日(日)の期間、G7広島サミットが開催される関係で全国から警察関係者が広島県に配備されています。空港周辺で警察車両の多さに驚きました。(➡県HP

【追記】新型コロナウイルス

 5月7日、広島県が発表した県内の新規感染者数は433人(前日比216増)でした。5月8日から「5類感染症」(➡参考)になりますが、GW後の状況を注視する必要があります。

 県内3大都市では広島市が170人(68増)、福山市は42人(24増)、呉市は38人(28増)。

 一方、江田島市は2人(±0➡HP県公表資料)でした。
※5月6日(土)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

3月13日から、マスク着用は個人の判断が基本になりました。(参考➡厚労省HPNHK

 一人ひとりが、引き続き、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年5月 6日 (土)

新型コロナウイルス感染症 2023GW

 GW最終の土日は雨模様です。

 新型コロナウイルス感染症は5月8日から「5類感染症」(➡参考)になりますが、新規感染者数は一進一退となっています。

 分類として5類になりますが、依然として新型コロナウィルスによる死亡や後遺症について課題が残っています。

 人の動きが活発であったGW後の感染者数の状況を注視する必要があります。

確認日 4/29 4/30 5/1 5/2 5/3 5/4 5/5
広島県 115 130 502 423 166 180 217
広島市 55 47 218 204 66 98 102
福山市 17 16 68 47 31 20 18
呉市 4 10 33 14 6 6 10
江田島市 0 1 6 4 0 0 2

【追記】新型コロナウイルス

 5月6日、広島県が発表した県内の新規感染者数は217人(前日比37増)でした。5月8日から「5類感染症」(➡参考)になりますが、GW後の状況を注視する必要があります。

 県内3大都市では広島市が102人(4増)、福山市は18人(2減)、呉市は10人(4増)。

 一方、江田島市は2人(2増➡HP県公表資料)でした。
※5月5日(金)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

3月13日から、マスク着用は個人の判断が基本になりました。(参考➡厚労省HPNHK

 一人ひとりが、引き続き、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年5月 5日 (金)

令和の大普請を終えた福山城

くもり

 令和4年(2022)に築城400年を前に大普請(大改修工事)を終えた福山城に行ってきました。

2019年 5月25日 福山城築城400年 BEST HIT FUKUYAMA
2021年1213福山城の大改修とグリスロ

 GWということもあり、多くの観光客が訪れていました。何度か訪問した城ですが、新たな展示手法でとても見ごたえのある出来栄えでした。

 『城泊』も検討しているということで、城を活かした観光やまちづくりに向けて取り組んでいます。早ければ令和6年(2024)春からスタートするということです。(➡日経

【追記】新型コロナウイルス

 5月5日、広島県が発表した県内の新規感染者数は180人(前日比14増)でした。5月8日から「5類感染症」(➡参考)になりますが、GW後の状況を注視する必要があります。

 県内3大都市では広島市が98人(32増)、福山市は20人(11減)、呉市は6人(±0)。

 一方、江田島市は0人(±0➡HP)でした。
※5月4日(木)の結果です。

3月13日から、マスク着用は個人の判断が基本になりました。(参考➡厚労省HPNHK

 一人ひとりが、引き続き、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年5月 4日 (木)

令和5年度一般廃棄物処理実施計画の公表

晴れ時々くもり

 令和5年度(2023)の一般廃棄物処理実施計画が市HPで公表されました。(➡こちら

 実施計画は平成26年(2014)2月に策定された江田島市一般処理廃棄物基本計画(➡こちら)に基づいて毎年策定されます。

 基本計画は平成26年度(2014)を初年度とし、16年後の令和12年度(2030)を最終目標年度としています。

 毎年度の実施計画では、計画処理区域内の一般廃棄物の排出量の見込みを算出し、収集運搬計画や中間処理計画などを策定します。

 ごみ処理については、循環型社会の構築のため、行政は市民や事業者と協力しながら取り組むとともに、ごみ削減に向けてどうあるべきか一緒に考えていく必要があります。

【追記】新型コロナウイルス

 5月4日、広島県が発表した県内の新規感染者数は166人(前日比257減)でした。5月8日から「5類感染症」(➡参考)になりますが、GW後の状況を注視する必要があります。

 県内3大都市では広島市が66人(138減)、福山市は31人(16減)、呉市は6人(8減)。

 一方、江田島市は0人(4減➡HP)でした。
※5月3日(水)の結果です。

3月13日から、マスク着用は個人の判断が基本になりました。(参考➡厚労省HPNHK

 一人ひとりが、引き続き、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年5月 3日 (水)

GWの後半スタート 2023

晴れ

 気持ちよく晴れた一日でした。2023年(令和5)のゴールデンウィーク(GW 4月29日~5月5日)も折り返して後半となりました。

 ただ週末土日(5/6、5/7)もあるのでもう少しのんびりできるのではないでしょうか。新型コロナも一息つき、今年のGWは久しぶりに各地で賑わいが戻っています。

 昨日、広報えたじまと議会だより等、市や各種団体の広報誌が届きました。広報委員にお伝えしておりましたが議会だより2月号で気になるところの訂正はありませんでした。

2023年2月27日 議員・議会の権限について

 今年、議会報告会が開催されるのであれば確認してみたいと思います。昨年中止を決定して1年が経ちました。この間、議会報告会をどう開催するかなど、議会内で意見を交わしていることと思いますが、果たして、開催されるのか気になるところです。

 2022年6月30日 令和4年度議会報告会も中止

【追記】新型コロナウイルス

 5月3日、広島県が発表した県内の新規感染者数は423人(前日比79減)でした。5月8日から「5類感染症」(➡参考)になりますが、GW後の状況を注視する必要があります。

 県内3大都市では広島市が204人(14減)、福山市は47人(21減)、呉市は14人(19減)。

 一方、江田島市は4人(2減➡HP県公表資料)でした。
※5月2日(火)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

3月13日から、マスク着用は個人の判断が基本になりました。(参考➡厚労省HPNHK

 一人ひとりが、引き続き、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年5月 2日 (火)

いよいよ新造船『瀬戸ブルー』就航

晴れ

 中町/宇品航路に就航している江田島市所有のスーパー千鳥瀬に替わる新造船『瀬戸ブルー』(船価4億4999万9千円)が完成し、いよいよ5月13日(土)に就航します。

2021年 5月29日 市有船、ニュー千鳥の更新(新造船建造計画)
2021年 7月 7日 中町/宇品航路船舶建造委託業務に係る公募型プロポーザル
2021年12月 2日 中町/宇品航路船舶建造委託業務に係る公募型プロポーザル事業者選定結果
2022年11月25日 新造船の船名、瀬戸ブルーに決定

 最大搭載人員150名、全長28m、91トンの双胴船で最高速度は26ノット(時速48.152km)となっています。

 13日には中町12時12分発の初便の出港にあわせ、10時30分~11時に船内見学会、11時10分から出発式が開催されます。(➡参考、広報えたじま5月号➡表紙もっと知りたい!こうきょうこうつう vol.28

 尚、令和5年度から令和6年度までの継続費として、ロイヤル千鳥に替わる2隻目の船舶更新費用(4億7600万円/2年度)が予算計上されています。(➡R4年度第4回公共交通協議会資料R1第11回全員協議会資料

【追記】新型コロナウイルス

 5月2日、広島県が発表した県内の新規感染者数は502人(前日比372増)でした。500人超は2月27日(519人)以来です。5月8日から「5類感染症」(➡参考)になりますが、今後の感染状況を注視する必要があります。

 県内3大都市では広島市が218人(171増)、福山市は68人(52増)、呉市は33人(23増)。

 一方、江田島市は6人(5増➡HP県公表資料)でした。
※5月1日(月)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

3月13日から、マスク着用は個人の判断が基本になりました。(参考➡厚労省HPNHK

 一人ひとりが、引き続き、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年5月 1日 (月)

企業による農地取得の動き

晴れ

 農業に企業型経営が浸透してきたという。理由としては農地法改正により農地を借りるリース化の解禁で企業参入が容易になった。(参考➡農林水産省HP

2003年(平成15) 構造改革特区に限って認める
2009年(平成21) 全面解禁

 過疎地域や中山間地域などで農業の後継者不足や耕作放棄地の拡大が問題になっており、企業の参入によって農地の集約や再生を対策のひとつにしました。

 少し古いデータですが、令和2年(2022)12月末現在で農地を利用して農業経営を行うリース法人は3,867法人。1年当たりの平均参入法人数は2009年の農地法改正前の約5倍のペースで増加しています。

 企業が農地を所有して営農するのは現在のところ限られた特区のみ(参考➡農林水産省HP)となっていますが、今後、条件付きで所有を認める方向にあります。(➡日経)これからの動きに注目していきたいと思います。

 江田島市内においては2009年(平成21)ごろから建設業者等がイチゴトマトオリーブ栽培などに参入しています。

 また、現在進行形ですが農業法人が農地中間管理機構から農地を借り受けてレモン栽培をスタートさせる予定になっています。

2022年7月14日 江田島市、レモン栽培参入企業と包括連携協定を締結

 企業が農地を取得することが可能になった場合、江田島市域の課題であるなりて不足及び耕作放棄地という課題の解決や新たな特産品となる作物に繋がることに期待したい。

【追記】新型コロナウイルス

 5月1日、広島県が発表した県内の新規感染者数は130人(前日比15増)でした。

 県内3大都市では広島市が47人(8減)、福山市は16人(1減)、呉市は10人(4増)。

 一方、江田島市は1人(1増➡HP県公表資料)でした。
※4月30日(日)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

3月13日から、マスク着用は個人の判断が基本になりました。(参考➡厚労省HPNHK

 一人ひとりが、引き続き、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年4月30日 (日)

R5年度第2回日本語クラブ

くもりのち晴れ

 午前中は高田交流プラザで開催された日本語クラブに参加しました。今日は光源寺で恒例の『えたじま手作り市』が開催されたので、臨時駐車場としてグラウンドは多くの車が出入りしていました。

 日本語クラブの参加者はフィリピン8(おとな2、中学卒業生1、中学生2、小学生3)、日本13(うち見学者3)でした。

 小学生は算数、漢字などやりたいドリルをしていました。中学生はボランティアと一緒に英語ドリルをしました。先日フィリピンから江田島にきた中学生はボランティアと一緒に絵カードでひらがなにチャレンジ。

 中学校を卒業した子は、ボランティアとタブレットを使いながら日本語の勉強です。まだ来日して1年も経っておらず、日本語を熱心に学ぼうとしています。

 大人はひらがなの練習をしています。子どもが成長するにしたがって日本語が上手になります。少しでも追いつきたいと一生懸命です

 高田交流プラザでは小さい時から日本の学校で学ぶ子どもたちには学習支援、来日して間もない子どもや大人にはひらがな、カタカナ等、基礎的な日本語から始めます。

【追記】新型コロナウイルス

 4月30日、広島県が発表した県内の新規感染者数は115人(前日比253減)でした。

 県内3大都市では広島市が55人(105減)、福山市は17人(26減)、呉市は4人(31減)。

 一方、江田島市は2日連続の0人(±0➡HP)でした。
※4月29日(土)の結果です。

3月13日から、マスク着用は個人の判断が基本になりました。(参考➡厚労省HPNHK

 一人ひとりが、引き続き、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年4月29日 (土)

昭和の日 2023

 午前中から降り始めた雨が降り続いた一日でした。午前中は庭のお手入れなどをして過ごしました。

 私が子どものころ、4月29日は『天皇誕生日』という祝日でした。当時の天皇である昭和天皇の誕生日。昭和64年(1989)1月7日に崩御され、時代は平成へと移りました。

(参考)「みどりの日」がなぜ「昭和の日」に? 429日はこう変わった

 祝日としての天皇誕生日は、平成天皇(現・上皇)時代は12月23日、令和時代となった今上天皇になってからは2月23日です。

 昭和天皇が崩御されたあとも『みどりの日』(1989〜2006年)になり、さらに「昭和の日」(2007年〜)と名前を変えながら祝日のままです。

 参考までに、昭和天皇の祖父であり、今上天皇の高祖父(祖父の祖父)ある明治天皇の誕生日は11月3日であり、いまは『文化の日』として祝日です。

 因みに、大正天皇(今上天皇の曽祖父)の誕生日は8月31日。

【追記】新型コロナウイルス

 4月29日、広島県が発表した県内の新規感染者数は368人(前日比101増)でした。

 県内3大都市では広島市が160人(29増)、福山市は43人(13増)、呉市は35人(23増)。

 一方、江田島市は0人(1減➡HP)でした。
※4月28日(金)の結果です。

3月13日から、マスク着用は個人の判断が基本になりました。(参考➡厚労省HPNHK

 一人ひとりが、引き続き、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年4月28日 (金)

所有者不明土地の抑止策

晴れ

 相続で譲り受けた田畑、森林などを10要件が整えば国の管理下に移せる相続登地国庫帰属法が4月27日施行されました。(➡政府広報

【参考】法務省HP➡相続登地国庫帰属制度の概要

国に帰属が可能な土地の10要件
①建物がない
②抵当権や賃借権などが設定されていない
③通路や墓地などを含まない
④有害物質で汚染されていない
⑤境界が明らかになっている
⑥勾配30°、高さ5m以上の崖がない
⑦管理を阻害する車や樹木などがない
⑧産業廃棄物などが地下に無い
⑨隣接地の所有者と争いがない
⑩防災措置の必要性や金銭債務の承継等など過分の管理コストがかからない。

 これまで相続した土地を手放したい場合、土地だけでなく相続した全財産が対象となる『相続放棄』などの手段に限られていました。放置された土地は所有者不明となる恐れがあり、将来的に整備事業などに支障をきたすことになりかねません。

 2011年(平成23)の東日本大震災では、自治体等が土地管理者と連絡が取れず、防潮堤建設や集団移転、区画整理といった復興に向けた用地買収が思うように進められなかったこともありました。

 尚、4月に施行された改正民法では、土地や建物の『財産管理制度』が設定され、裁判所が選任した管理人が所有者不明や管理できていない土地・建物を売却できるようになりました。(参考➡国交省資料

 また、2024年(令和64月には改正不動産登記法に基づき、相続した土地の登記の義務付けが始まります。

2017年1222固定資産税に関する相続人代表者指定届
2017年1218所有者不明土地、実に2割という実態
2018年 1 2所有者不明土地への対策
2021年 2 6法制審、土地の相続登記義務化の要綱案まとめる

【追記】新型コロナウイルス

 4月28日、広島県が発表した県内の新規感染者数は267人(前日比37減)でした。

 県内3大都市では広島市が131人(4増)、福山市は30人(14減)、呉市は12人(13減)。

 一方、江田島市は1人(1増➡HP県公表資料)でした。
※4月27日(木)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

3月13日から、マスク着用は個人の判断が基本になりました。(参考➡厚労省HPNHK

 一人ひとりが、引き続き、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年4月27日 (木)

行政相談制度について

晴れ時々くもり

 市民と行政の橋渡し役として行政相談委員がいます。行政相談委員は行政相談委員法(➡こちらに基づき総務大臣から委嘱された民間有識者で各市(区)町村に1名以上が配置されています。

 江田島市では各町1人の4人の行政相談委員がいます。(中国四国管区行政評価局広島県内の市町ごとの行政相談委員リスト

男女共同参画担当委員

 男女共同参画に関する施策についての苦情の処理に関し、中心的な役割を果たしていただくことを目的として、行政相談委員の中から都道府県域ごとに指名されている委員です。広島県内では4名の方が指名されています。

 行政相談制度(➡参考)は昭和36年(1961)に始まり、これまで地域住民の身近な相談窓口として「行政と国民の懸け橋」の役割を果たしています。

 相談内容としては以下のことが例として挙げられます。(行政相談パンフレット➡こちら

行政分野 相 談 例
手続・申請 困りごとがあるが、どこに相談してよいかわからない
社会福祉  児童扶養手当の受給資格について教えてほしい 
道 路  通学路の危険な箇所をなおしてほしい
医療保険 勤務している会社が健康保険に未加入なので、加入するようにしてほしい
交 通 バスの時刻表が壊れ、発車時刻がわからないのでなおしてほしい 

 行政相談委員は、市(区)町役場、公民館、福祉センターなどで定期的に相談所を開設しており、江田島市においても開催しています。(➡令和5年5月

 市HPによると江田島市協議会が日程を組んでおり、行政相談委員だけでなく民生委員児童委員、人権擁護委員も相談会場にいます。(➡HP社協HP)行政に関する悩みや相談事については積極的に活用していただけたらと思います。

 尚、私の経験から相談例と同様のことを市民の皆様から受けたことがあります。道路や交通についても議員や自治会(長)に相談している市民の皆さんも多いと思います。行政相談制度があまり知られていないのかもしれません。

【追記】新型コロナウイルス

 4月27日、広島県が発表した県内の新規感染者数は304人(前日比19減)でした。

 県内3大都市では広島市が127人(28減)、福山市は44人(2増)、呉市は25人(6増)。

 一方、江田島市は0人(1減➡HP)でした。
※4月26日(水)の結果です。

3月13日から、マスク着用は個人の判断が基本になりました。(参考➡厚労省HPNHK

 一人ひとりが、引き続き、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年4月26日 (水)

統一地方選挙 2023

くもりのち晴れ

 先週末、4年に1度の地方統一選挙(➡参考)が終わりました。地方自治体の知事や市区町村長と議員の選挙について、投票日を統一して全国一斉に行うもので4年に一度あります。

 前半戦では、知事や道府県議会議員の選挙、政令指定都市の市長選挙と市議会議員選挙が4/9(日)投票、後半戦では政令指定都市以外の市区町村長選挙と市区町村議会議員選挙が4/23(日)投票でした。

 第1回統一地方選挙が実施されたのは1947年(昭和22)4月。これは1946年(昭和21)の地方自治制度の大改革によるもので、それ以前(戦前・戦時中)は首長については直接選挙ではありませんでした。

 戦前・戦時中の都道府県知事は公選制ではなく勅任であり、主に内務省の役人が知事になっていました。つまり政府によって任命される地方官でした(参考➡政権交代下の地方官人事

 また、市長は市議会が内務大臣に推薦し、内務大臣が勅裁を経てこれを選任し、町村長は町村議会が選出して知事の認可をうけることになっていました。

(参考)
選挙制度の沿革➡PDF統一地方選挙を振り返って(青森県明推協)

 【統一】地方選挙と言いますが、統一率100%は最初の第1回だけでした。昭和の大合併(昭和20年代後半)、平成の大合併などの地方自治体の統合で『選挙の年』がずれたことにより統一率が下がりました。

 また、東日本大震災により震災地域では選挙期日が変わったところもありました。(➡総務省HPH23年地方統一選挙

(参考)
広島県の市町村合併➡PDF
総務省HP➡市町村合併資料集

 また、首長死亡や辞職及び首長・議会のリコール(➡参考HP総務省資料)、地方議会の自主解散(➡特例法)等により選挙期日がずれることもある。

 このたびの第20回統一地方選挙の統一率は27.54%まで下がったということでした。(➡NHK東京新聞

 統一地方選挙は「投票日を全国で同じにすることで、国民の選挙に対する関心を高めることや、選挙を円滑に効率的に行うことを狙い」としており、また、複数の選挙の投票を同じ投票所でできるため経費を抑えることにつながるメリットがあるという。

 しかしながら時代とともに統一率が30%を切るなかで『統一』という言葉に違和感を覚える国民も多いのではないかと思います。

 若者の政治離れと言われていますが、このたびの統一地方選挙、お隣の呉市では423日(日)に市議選が実施され、定数32に対し立候補者40の大激戦。

 20歳代(26歳と27歳)の新人候補が2名当選されました。若手政治家の活躍に期待し、また、どのような議員活動・議会活動をされるのか気になるところ。

 尚、令和3年(2021)10月3日に執行された江田島市議選では30代前半の候補者が当選しました。(➡参考市HP選挙公報

【追記】新型コロナウイルス

 4月26日、広島県が発表した県内の新規感染者数は323人(前日比140減)でした。

 県内3大都市では広島市が155人(63減)、福山市は42人(10減)、呉市は19人(20減)。

 一方、江田島市は1人(1減➡HP県公表資料)でした。
※4月25日(火)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

3月13日から、マスク着用は個人の判断が基本になりました。(参考➡厚労省HPNHK

 一人ひとりが、引き続き、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年4月25日 (火)

えたじま飲食店マップ 2023

 市HPに『えたじま飲食店マップ』が掲載されました。(➡市HP)新型コロナウイルスにより一時は厳しい環境にあった江田島市内の飲食店業界ですが、少しずつ収まりつつあります。

 5月8日には感染症法上の分類が2類相当から5類に移り、季節性インフルエンザと同じ扱いになり、アフターコロナへと向かいます。(参考➡NHK

 この3年間で市内の飲食店が増え、また、江田島市内も活気が出てきているように肌で感じます。

 このたびの飲食店マップは市民だけでなく観光客の皆さんにも喜ばれるのではないかと思います。より多くの人が『恵み多き宝の島、えたじま』を訪れていただける、また、何度も行ってみたい島になることを願っています。

(追記)
 将来的にはデジタル版に発展するといいですね。参考までに平成29年度えたじま向上委員会(➡成果発表)で江田島市内の公園マップサイトを開設した市民グループもいます。(➡えたじまパークス!

 ※職員の方が個人的にデジタル版飲食店マップを公開しているサイト(➡こちら

【追記】新型コロナウイルス

 4月25日、広島県が発表した県内の新規感染者数は463人(前日比359増)でした。

 県内3大都市では広島市が218人(166増)、福山市は52人(43増)、呉市は39(33増)。

 一方、江田島市は2人(1増➡HP県公表資料)でした。
※4月24日(月)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

3月13日から、マスク着用は個人の判断が基本になりました。(参考➡厚労省HPNHK

 一人ひとりが、引き続き、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年4月24日 (月)

ひろしまFF、2023年は6月開催

くもり

 5月(3~5日)のイベント、ひろしまフラワーフェスティバル。コロナ禍により2020年は初めて中止(➡こちら)となり、2021~2022年はパレードをしない従来と異なる実施でした。(➡20212022

 
 今年は広島市でG7サミットが5月19~21日に開催されることから、従来の5月開催から6月(10~11日の2日間)開催になります。(➡公式HP

 『花の総合パレード』が4年ぶりに復活するそうです。サミット後の広島で平和の花の祭典が無事開催されることを願っています。

 今年も江田島産の花がフェスティバルで彩りを演出することでしょう。(参考➡中国新聞2015

【追記】新型コロナウイルス

 4月24日、広島県が発表した県内の新規感染者数は104人(前日比121減)でした。

 県内3大都市では広島市が52人(66減)、福山市は9人(11減)、呉市は6人(8減)。

 一方、江田島市は1人(±0➡HP県公表資料)でした。
※4月23日(日)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

3月13日から、マスク着用は個人の判断が基本になりました。(参考➡厚労省HPNHK

 一人ひとりが、引き続き、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年4月23日 (日)

2023年4月ビーチクリーン活動@長瀬海岸

晴れ時々くもり

 午前中は(一社)広島湾地域資源ネットワーク通称:広島ベイネット)が月一活動している『せとうち海援隊』としてのビーチクリーンに参加しました。令和5年度(2013)の活動スタートです。

 江田島カヌークラブ のみなさん、Facebookで活動に賛同して駆けつけていただいた市内外の皆さんと広島ベイネットのメンバーで総勢12名が約1時間のビーチクリーンをして14袋(30リットル/袋)を回収しました。

 この前は中国のタバコのパッケージが落ちていましたが、今回はハングル文字のラッピング(おそらく飲料水のものだと思います)が流れ着いていました。(➡写真

 日本海から流れ着いたのではなく、広島湾を航行する外国船から誤って落ちたものだと思います。

 浜辺にはハマヒルガオがきれいな花を咲かせていました。(➡写真花図鑑

 今日は長瀬海岸を定期的に清掃するママさんグループが広島市や廿日市市など江田島市近郊地域からお子様連れてこられていました。ビーチクリーン後はカヌー体験をされるということでした。

 恵み多き宝の島、えたじまで楽しいひと時を過ごしていただけることに感謝です。人が人を呼び込む、こんな循環になって交流人口増加に繋がることを願っています。

【追記】新型コロナウイルス

 4月23日、広島県が発表した県内の新規感染者数は225人(前日比131減)でした。

 県内3大都市では広島市が118人(53減)、福山市は20人(18減)、呉市は14人(6減)。

 一方、江田島市は1人(1減➡HP県公表資料)でした。
※4月22日(土)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

3月13日から、マスク着用は個人の判断が基本になりました。(参考➡厚労省HPNHK

 一人ひとりが、引き続き、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年4月22日 (土)

パソコンやスマホで一部の市税納付が可能に

晴れ

 4月20日に江田島市HPで『地方税お支払サイトを利用した市税の納付について』が公開されました。(➡こちら

 令和5年(2023)4月から、市民税である固定資産税や軽自動車税(種別割)がパソコンやスマートフォンで納付(決済)することが可能になりました。

 納付書の表面に印字されている税統一QRコードである【eL-QR】(➡総務省HP)を読み取って納付するという手続きになります。(➡手続きの流れ

 また、地方税統一QR(eL-QR)対応の金融機関であれば、全国の金融機関で納付が可能になったということです。

【対象税目】 ・固定資産税
・軽自動車税(種別割) 
【利用可能な支払方法】  1.「地方税お支払サイト」を利用して、クレジットカード払いやインターネットバンキングなどからの納付
2.各種スマホアプリからの納付
※アプリで直接「eL-QR」を読み取ってお支払いください。
3.全国の「地方税統一QRコード対応金融機関」での納付
【地方税お支払サイト】 https://www.payment.eltax.lta.go.jp/pbuser 

【追記】新型コロナウイルス

 4月22日、広島県が発表した県内の新規感染者数は356人(前日比58)でした。

 県内3大都市では広島市が171人(27増)、福山市は38人(3減)、呉市は20人(2減)。

 一方、江田島市は2人(1減➡HP県公表資料)でした。
※4月21日(金)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

3月13日から、マスク着用は個人の判断が基本になりました。(参考➡厚労省HPNHK

 一人ひとりが、引き続き、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年4月21日 (金)

R4年度第1回まち・ひと・しごと創生有識者会議~移住・定住編

くもり時々晴れ

 令和5年3月23日に開催された令和4年度第1回江田島市まち・ひと・しごと創生有識者会議(➡市HP)において、第2期人口ビジョン・総合戦略(➡こちら)の進捗管理について意見が交わされています。

 農業分野(➡こちら)、漁業分野(➡こちら)と紹介してきましたが、今回は移住・定住についてです。

 座長から移住・定住に関する状況や課題について市交流定住促進協議会の委員から今の状況に関して意見を求めました。委員からは傾向・要因、課題や今後の方向性などについて説明がありました。

 以下は要点録から整理したものですが、実際の文章と若干字句を変えていることをご了承ください。(➡要点録

移住希望者の傾向と要因 (1)移住希望者の年代

 30代~60代が多く、30代~40代が1/3、50代~60代が半分を占める。 

(2)移住希望者の居住地

 県内居住者が3/4を占め、県外が1/4でそのうち関東圏からの相談者が1割(全体の2.5%)。

 実感として、地域活動や商売を江田島市でしてみたいという人が増えている。例えば「空き家をリノベーションしてカフェをやりたい 」、「 サウナをやってみたい 」など江田島市だから何かできそうだと思って相談に来る方が増えている。

 コロナ禍でリモートワークをする人が増えており、リモートワークの環境が整った会社が増え、自宅でフルリモートによる仕事ができるので江田島市に移住したという方も増加。

 ホテル等の施設や企業移転が進んでおり、新たに就職する人や移転と共に移住した方等も一定数増加している。

 ポイントとして、「人が人を呼ぶ」ということ。地域での活動やリモートワークしながら島暮らしをしている人の影響は大きく、彼らの生活スタイルに魅力を感じて移住を考える人たちも数珠つなぎ定期に増えている印象を得る。

 メディアにも紹介されやすいため、それを見たから来る(江田島に興味を持つ)という動きもある。

 2年前に開設された『江田島市移住・定住ポータルサイト hodohodo 』(➡こちら)も移住相談者には好評で分かりやすいデザインと他の瀬戸内海のエリアに比べて好印象を受けるという声もいただく。

課題と対策について (1)住居について

 移住希望者が急増する一方、紹介できる「空き家」が不足している。『江田島市空き家バンク』(➡こちら)を紹介しているが、希望者のニーズ(例えば、海が見える)にあう物件が多数あるわけではない。

 最近は空き地を買って家を建てる人が増え、別荘地にリゾートマンションのようなものが建設され入居者も増えているという情報もある。

 住まいの供給力を高めるというのは空き家不足等の課題と関連するが空き家の掘り起こしを継続しながら空き地の情報が紹介できる 『空き地バンク』も一案。

(2)雇用の受け皿不足と会社の勤務について

 働き世代(子育て世代)にとって、住居とともに仕事が必要。江田島市内で希望する職場を探すことが難しいと以前から言われている。

 近年、ホテルなどの新しい施設やIT企業のサテライトオフィス設置等が新たな雇用の受け皿になっていることは解消の機運になっている。

今後の方向性について  さらなる定住・移住促進に向けてこれまでの施策を継続しつつ、全国の地域とある程度差別化を図る必要がある。

 ターゲットとして『子育て世代』は言うに及ばす、『白秋世代』(50~75歳)。人生100年時代のなか 第2のキャリアをどう形成していくか社会問題になっている。

 広島県は全国で転出者割合ワースト1位(➡参考)であり、県内からの移住も喜ばしいが、もっと県外からも人が呼べるようになればと考える。

 また、移住希望者向けにツアーを企画し、希望者との交流や空き家案内など移住に必要な情報を現地でご提供する。

 コロナ禍の中でリモートワーカー向けに江田島市での暮らしをどうやってPRできるかというのが大事なポイントの一つ。

 これまで1次産業(農業・漁業)、そして今回の定住・移住について紹介していますが、江田島市の総合戦略(➡こちら)について有識者会議で議論されていることは江田島市の将来像をどう描くかに繋がります。

 議員も有識者会議を傍聴したり、要点録・資料を参考に常任委員会や政策討論会(➡議会基本条例第11条要綱)などで議論し、行政に提言できる施策を論じていただければと思います。

2013年411議会基本条例案第11条について

【追記】新型コロナウイルス

 4月21日、広島県が発表した県内の新規感染者数は298人(前日比4増)でした。

 県内3大都市では広島市が144人(6増)、福山市は41人(9減)、呉市は22人(10増)。

 一方、江田島市は3人(2増➡HP県公表資料)でした。
※4月20日(木)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

3月13日から、マスク着用は個人の判断が基本になりました。(参考➡厚労省HPNHK

 一人ひとりが、引き続き、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年4月20日 (木)

R4年度第1回まち・ひと・しごと創生有識者会議~漁業編

晴れ

 令和5年3月23日に開催された令和4年度第1回江田島市まち・ひと・しごと創生有識者会議(➡市HP)において、第2期人口ビジョン・総合戦略の進捗管理について意見が交わされています。

 前回は農業分野についての状況を紹介しました。(➡こちら)今回は漁業分野についてです。

 座長から漁業に関する取組について市漁業振興協議会の委員から江田島市の漁業者の状況の意見を求めており、要約すると以下の通りです。(一部は漁協関係者からのヒアリング)

カキ養殖について  江田島市の海域も水温が少し高くなっており、今年(令和4年末~5年初)カキ生産には大きな被害を受けている。(参考➡カキの育成と海水温

 市場の相場はシーズン当初から最低の値段が続いている。(収入減)

 コロナ禍による入国制限で技能実習生が入国できないため作業人員が足らず、出荷量も少ない悪循環となった。
放流事業について  ヒラメ、オニオコゼ、カサゴ、ガザミ、ヨシエビなど各漁協が振興基金などの助成を受けながら定期的に放流事業を実施しているが、効果が表れていない。(個体数が増えない)

 原因として、増加するカワウによる食害が挙げられる。(➡過去ブログ

担い手不足について  漁業後継者が育たない。
 魚が獲れない、魚価が安い、燃料高騰等による収益悪化など漁業をする環境が厳しい。

 放流事業については、「作り育てる漁業」を目標に継続的に実施しており、少し古い資料ですが、実績は以下の通りです。

2021年1026つくり育てる漁業2021~海の豊かさを守ろう

  平成30年度 令和1年度 令和2年度
オニオコゼ  43,100  49,000  49,000
ヒラメ 109,000 109,000 111,000
クルマエビ 110,000 110,000 110,000
ガザミ  20,000  20,000   2,000
ナマコ   2,625   2,550   2,550
アワビ -   1,500   1,500
キジハタ(県)   5,000   5,000   5,000
キジハタ(漁振) -   6,000  10,000

 現状として個体数が増えていないという委員からの説明がありましたが、産卵場所や稚魚の育成場所としての築磯・藻場造成にも力を入れています。(※キジハタの放流➡新聞記事

2022年4月23日 藻場造成について 2022 

【追記】新型コロナウイルス

 4月20日、広島県が発表した県内の新規感染者数は294人(前日比27減)でした。

 県内3大都市では広島市が138人(14減)、福山市は50人(4減)、呉市は12人(5減)。

 一方、江田島市は1人(2減➡HP県公表資料)でした。
※4月19日(水)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

3月13日から、マスク着用は個人の判断が基本になりました。(参考➡厚労省HPNHK

 一人ひとりが、引き続き、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年4月19日 (水)

R4年度第1回まち・ひと・しごと創生有識者会議~農業編

くもり

 令和5323日に開催された令和4年度第1回江田島市まち・ひと・しごと創生有識者会議(➡HP)において、第2期人口ビジョン・総合戦略の進捗管理について意見が交わされています。

 座長から『農地活用希望者のマッチング 』 における農地の賃貸条件の不一致という課題について農業委員会の委員から意見を求めています。

 農業委員会の委員からは、3つの視点から現状と課題及び取組み等の意見が述べられており、大変興味深いものでした。今後の施策展開に生かされるものと思います。

視 点 現 状 課題及び取組み
 農業従事者が大幅に減少し、かつ、高齢化が進んでいる。
※総農家数は約500戸、65歳以上が7割強

 様々な支援制度や補助金制度を受けられる認定農業者(➡農水省HP参考HP)の増減はなく22経営体。

 農業従事者の8割が後継者がいない状況で江田島市内のみならず市外からも広く人材を集める必要がある。

 多様な担い手として、若者Iターン・U ターン、定年帰農・農業法人等考えられるが、定住・移住促進や農村都市交流等とセットで取り組まないと農業だけでは難しい。

土  地  耕作放棄地が大幅に増加している。

 耕地面積約530ヘクタールに対し、農業で使っている経営耕作面積は約120ヘクタールと全体の約2割。

 実に8割(約410ヘクタール)が耕作放棄地となっている。

 耕作放棄地が増加するなかで、優良農地をどのように守り確保するか。

 農業委員会では、毎年9月から10月にかけて農地パトロールを実施し、実際の農地の利用状況を調査している。


 農業委員会では、荒廃地となりそうな農地の地権者を把握し、「土地を貸してほしい」」と相談する取組を行っている。

企業の農業参入(➡参考
 今年度、沖美町にレモン栽培団地を造成予定。(➡予算概要

農業経営基盤強化促進法(➡概要
 4月に改正法が施行され、今後10年間の島の農業をどのようにするか 「人と農地をどのように集約していくかということの地域計画」を策定することが義務付けられた。

経営状況  経営体については果樹、野菜、花といった園芸作物が中心となっている。

 農業産出額もピークは平成7年(1995)に約18億円であったが、 最近は9億円を切っている状況。

 農業所得の向上が重要であり、他産業並みに所得として確保しなければならない。

 対策として収益性の高い作物を選定していくこと。適地適作を基本とし、オンリーワン、ファーストワン の品目をつくり育てられないか。

 国の支援農業政策において、誰を支援していくか(支援の集中化)ということにおいて定農業者がポイントであり、育成していく必要がある。

【追記】新型コロナウイルス

 4月19日、広島県が発表した県内の新規感染者数は321人(前日比77減)でした。

 県内3大都市では広島市が152人(44減)、福山市は54人(12減)、呉市は17人(16減)。

 一方、江田島市は3人(±0➡HP県公表資料)でした。
※4月18日(火)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

3月13日から、マスク着用は個人の判断が基本になりました。(参考➡厚労省HPNHK

 一人ひとりが、引き続き、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年4月18日 (火)

令和4年度第1回江田島市まち・ひと・しごと創生有識者会議

晴れ

 令和5年3月23日に開催された、令和4年度第1回江田島市まち・ひと・しごと創生有識者会議の要点録及び資料が公開されました。(➡市HP

江田島市まち・ひと・しごと創生有識者会議設置要綱
( 所掌事務 )
第2条 有識者会議は,次に掲げる事項について検討し,意見を述べる 。
(1)まち・ひと・しごと創生法の推進に伴う,江田島市人口ビジョン及び江田島市総合戦略の策定に関すること。
(2)江田島市人口ビジョン及び江田島市総合戦略の検証に関すること
(3)その他本市における地方創生に関すること。

 江田島市では、「まち・ひと・しごと創生法」に基づき、人口の現状と将来の展望をまとめた「江田島市人口ビジョン」と、今後5か年(平成27年度~平成31年度)の目標や施策の基本的方向・具体的な施策をまとめた「江田島市総合戦略」を策定しました。(➡第1期

 第2期計画は、策定を1年延長(➡こちら)して令和3年3月に江田島市第2期人口ビジョン・総合戦略を取りまとめました。(➡第2期

 このたびの有識者会議では、下記に示す資料を基に事務局からの説明があり、各界代表の委員から意見がなされています。要点録をご覧になっていただけると議論の中身が分かります。

令和4年度第1回江田島市まち・ひと・しごと創生有識者会議

次第
要点録 
【資料1-1】令和4年度人口推計・広島県人口移動統計調査の結果についてか
【資料2‐1】令和4年度市民満足度調査の結果について (192 KB)
【資料2‐2】令和4年度市民満足度調査(重要度)
【資料2‐2】令和4年度市民満足度調査(満足度) 
【資料3‐1】第2期人口ビジョン・総合戦略の実施結果について 
【資料3‐2】第2期江田島市総合戦略実績値等 )
【資料4‐1】令和2・3年度新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の効果検証について
【資料4‐2】令和2年度新型コロナ交付金 効果検証シート 
【資料4-3】令和3年新型コロナ交付金 効果検証シート 
【参考】江田島市まち・ひと・しごと創生有識者会議設置要綱 

 このたびの要点録を読んでいく中で、興味深い質疑や議論は多岐にわたりますが、今回は下の点について注目したい。要点録P3の冒頭から抜粋します。

(1)令和3年人口推計・広島県人口移動統計調査の結果について【資料1】➡こちら
座長  この件について,ご質問やご意見はございますか。

 1点,私からコメントをさせていただきます。2ページの年齢別の統計で気になるところは 20 歳から 24 歳,25 歳から 29 歳の性別比で,男性が 547 人と 524人に対し,女性が 317 人と 294 人となっています。

 下の年齢を見ていくと,それまではだいたい似ています。0歳から4歳は 238 人と 232 人なので,だいたい1対1の比率になっていますが,20 代は極端に割合が低く,これは女性が外に出ているということの可能性が高い。

 この世代が減っていくというのは,将来的には非常に人口がマイナスになっていくということが予想されます。流出をどう止めていくかということを考えないと,人口減の対応ができないだろうと思っています。ここは今後も意識しながら,推移を見ていければと思うところです。

 その他,いかがでしょうか。市交流定住促進協議会の委員,お願いします。

市交流定住促進協議会の委員  2つ質問があります。

 1つは,江田島市の年代別人口,社会動態に自衛隊の数値が含まれているのか。また,最後ページの社会動態の理由というのは,どういう方法で把握しているのかを教えていただきたい。

事務局  この統計数値に自衛隊は含まれています。男性の若い世代に自衛隊の人数が多く含まれています。

 3ページの人口動態の把握方法ですが,引っ越して来られる方や転出される方が,市役所の窓口で転入届,転出届を出されるときに人口移動統計調査の乙調査のアンケートがあり,回答していただけた数をカウントしたのがこの数値になります。

 座長が同年齢(年代)の男女比に言及し、子どものころはほぼ1対1に対し、20代になると女性の割合が下がる。このことは人口減少を加速させる大きな原因ということになるというもの。

 このことについて、市交流定住促進協議会は、江田島市特有の海上自衛隊の学校(第1術科学校、幹部候補生学校)などの人数が入るのか確認している。

 事務局よりは、統計数値に自衛隊員も含まれていると回答しており、高い男性の割合が多いということになります。

 つまり江田島市で生まれ育った市民は男女とも20代が一旦、島を離れるということになります。おそらく割合も同様なのではないだろうか。

 大学等への進学や就職で島を離れるというとだと推測しますが、江田島市内に雇用の場が創出され、若い世代が島に帰れるような環境づくりを推進していくことが重要です。

 市全域で光回線が利用することが可能で、また、近年ではコロナ禍による新しい生活様式、企業の在宅勤務、そして企業進出やサテライトオフィスを江田島市に構えるなどの動きもあり、少しずつですが前進していると思います。

【追記】新型コロナウイルス

 4月18日、広島県が発表した県内の新規感染者数は398人(前日比320増)でした。

 県内3大都市では広島市が196人(160増)、福山市は66人(54増)、呉市は33人(30増)。

 一方、江田島市は3人(±0➡HP県公表資料)でした。
※4月17日(月)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

3月13日から、マスク着用は個人の判断が基本になりました。(参考➡厚労省HPNHK

 一人ひとりが、引き続き、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年4月17日 (月)

未就学児対象の多様な集団活動事業の利用支援

晴れ

 令和5年度(2023)の新規事業である小学校就学前の子どもを対象とした多様な集団活動利用支援事業(120万円)の案内が市HP(➡こちら)で公開されました。

 江田島市で子育てしたいという保護者が公立保育施設以外の多様な集団活動事業を実施する事業者を利用するときの利用料の一部を給付するというものです。

小学校就学前の子どもを対象とした多様な集団活動事業の利用支援事業(➡予算説明

 市HPから抜粋したものは以下のとおり。(➡実施要項

対象施設等 対象施設等は,次の要件を全て満たす必要があります。

■満3歳以上の小学校就学前の在園する全ての幼児を対象として提供している標準的な開所時間がおおむね14時間以上8時間未満,週5日以上,年間39週以上である施設等であること。
■対象施設等の決定基準(➡こちら)を満たすこと。
■企業主導型保育事業でないこと。
■保育所,幼稚園又は認定こども園として認可を受けていないこと。
■家庭的保育事業,小規模保育事業,事業所内保育事業又は居宅訪問型保育事業として認可を受けていないこと。
■子育てのための施設等利用給付を受けている満3歳以上の小学校就学前の幼児の数が,当該施設を利用する満3歳以上の小学校就学前の幼児の数の概ね半数を超えないこと。
■江田島市外に所在する施設等については,当該施設が所在する市区町村から対象施設等の決定を受けていること。

※江田島市から対象施設等の決定を受けるためには,対象施設等基準適合審査申請書に関係書類を添付して,提出する必要があります。

対象幼児 対象幼児は,次の要件を全て満たす必要があります。

■本市に住所を有する満3歳以上の小学校就学前の幼児
■対象施設等をおおむね1日4時間以上8時間未満,週5日以上,年間39週以上利用し,当該利用日の属する月の初日に在籍する者
■幼児教育・保育の無償化の給付を受けていない者(子どものための教育・保育給付及び子育てのための施設等利用給付を受けていない者)
■企業主導型保育事業を利用していない者

給付金の額 給付金の額は,対象幼児の保護者が現に対象施設等に支払った月額の利用料と月額の給付基準額(1月につき2万円)のいずれか少ない方の額となります。 
手続の流れ ■対象幼児の保護者は,期限までに,支給申請書に関係書類を添付し,提出してください。
■対象施設等は,期限までに,月ごとの在籍名簿を提出してください。
■支給決定した場合は,指定口座に給付金を支払います。

【追記】新型コロナウイルス

 4月17日、広島県が発表した県内の新規感染者数は78人(前日比129減)でした。

 県内3大都市では広島市が26人(42減)、福山市は12人(19減)、呉市は3人(17減)。

 一方、江田島市は3人(1減➡HP県公表資料)でした。
※4月16日(日)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

3月13日から、マスク着用は個人の判断が基本になりました。(参考➡厚労省HPNHK

 一人ひとりが、引き続き、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年4月16日 (日)

R5年度第1回日本語クラブ

晴れ一時雷雨

 令和5年度(2023)の日本語クラブがスタートしました。平成29年(2017)から始まった日本語クラブ(➡H29年度第1回)も7年目に入りました。

 スタート時は1会場(ゆめタウン1階会議室))でしたが、令和3年度(2021)から4会場になりました。令和5年度には新たに大柿地区(大柿市民センター)にも開設する予定です。

2021年 4 8えたじま日本語クラブ、令和3年度は4か所開催

 基本的に月2回(第1・第3日曜日)に開催していますが、GWやお盆などの大型連休がある月は1回の活動です。

 午前中は、ボランティアスタッフとして高田会場の日本語クラブに参加しました。フィリピン10(大人1、中学卒業生1、中学生2、小学生6)、日本10の参加者でした。

 新年度の第一回だったので自己紹介から始めました。子どもたちも学校で上の学年に進級し、認定こども園を卒園して小学校1年生になった子もいます。今回も三高から小学生二人が参加しました。

 小学生は算数、漢字、社会とそれぞれがやりたいドリルをしていました。

 中学生は数学のドリルをしています。先日フィリピンから江田島市にきた中学生はあしたから学校に通います。ひらがなの練習をしていました。

 大人はひらがなの練習をしていました。1年間みんなと楽しく勉強をしていきたいと思います。。

 長坂実子議員が15分程度ですが高田交流プラザの活動を見学されました。多文化共生推進プランの策定(➡令和4年度予算)が少し遅れていますが、議会においても江田島市の現状と課題を把握していただければと思います。

2023年413R541日の江田島市人口

【追記】新型コロナウイルス

 4月16日、広島県が発表した県内の新規感染者数は202人(前日比70増)でした。

 県内3大都市では広島市が78人(24減)、福山市は31人(21減)、呉市は20人(±0)。

 一方、江田島市は4人(3増➡HP県公表資料)でした。
※4月15日(土)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

3月13日から、マスク着用は個人の判断が基本になりました。(参考➡厚労省HPNHK

 一人ひとりが、引き続き、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年4月15日 (土)

小さな集落のにぎわい

雨のち晴れ

 夕方まで雨が降った一日でした。今年オープンした実家エリアにできたWEARHOUSE江田島(➡地図イメージ動画)。

 今日はマチの音楽家達が一堂にが集まったミニライブが行われたようです。地域のみなさんも楽しんだそうです。

 WEARHOUSE江田島の建物は、私が子どものころは小さな紡績工場でした。いつの日か工場も閉鎖となり、その後、盆灯篭(➡過去ブログWikipedira)を保管する倉庫として利用されました。

 しかしながら、盆灯篭の保管場所としては手狭となり、また、幹線道路から倉庫までの道路が狭く2トン車でギリギリ輸送できるところで、盆灯篭の製品集積地からピストン輸送の限界を感じていました。

 盆灯篭は軽く嵩張るため、2トン車以上の大型車で輸送するほうが輸送効率があがる(経費削減)、という判断で盆灯篭を取り扱う商店が倉庫拠点を移転し(呉市音戸町の旧小学校施設)、空き倉庫となっていました。

 このたび、江田島市に移住したご夫婦が簡易宿泊施設も併設するデザインスタジオ、オープンキッチンに改装して交流の場を創出されました。(➡ハレノヒ製作所

 近くには古民家をリニューアルしたEDWARDS ROASTERY CAFÉ(➡参考もあり、高齢化が進んでいる実家エリアの賑わいが広がっていることに感謝です。

【追記】新型コロナウイルス

 4月15日、広島県が発表した県内の新規感染者数は272人(前日比51増)でした。

 県内3大都市では広島市が102人(6増)、福山市は52人(11増)、呉市は20人(12増)。

 一方、江田島市は1人(4減➡HP県公表資料)でした。
※4月14日(金)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

3月13日から、マスク着用は個人の判断が基本になりました。(参考➡厚労省HPNHK

 一人ひとりが、引き続き、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年4月14日 (金)

学校の働き方改革~部活動

くもりのち雨

 これまで教員の過酷な労働環境がニュースで話題になるケースも増え、早急な改善が必要な状況にありました。(参考➡学校の働き方改革

 国は2019年(令和元)に「公立学校の教師の勤務時間の上限に関するガイドライン」(➡こちら)を策定し、労働環境の改善に向けた取り組みをスタートさせました。

 2020年(令和2)「学校の働き方改革を踏まえた部活動改革について」(➡こちら)では、休日の部活動における生徒の指導や大会の引率について、学校の職務として教師が担うのではなく地域の活動として地域人材が担うこととし、地域部活動を推進するための実践研究を実施することが示されました。

 その成果をもとに、令和5年度(2023)以降、休日の部活動の段階的な地域移行を図るとともに、休日の部活動の指導を望まない教師が休日の部活動に従事しないこととすることになりました。

 4/13配信の中国新聞で島県内23市町においける公立学校の部活動について令和5年度における取組を紹介していました。(➡参考

 教員の労働環境改善のひとつに取り上げられる部活動については大きく分けて「地域移行」と「地域連携」があります。

地域移行
 公立中学校で休日の部活動の指導を全面的に地域のスポーツクラブなど外部に委ねる

地域連携
 地域移行が困難な場合、学校が運営主体のまま部活動指導員など外部人材に休日の指導を全て委ねる

 国としては「地域移行」を最終目標としつつ、移行期間として「地域連携」を求めるというものです。(➡スケジュール

 江田島市においては、「地域連携」による働き方改革に取り組む予定になっています。どのような体制で実施するのか気になるところです。

広島県内23市町が取り組む部活動改革

R5年度に「地域移行」
(3市1町)
 広島市、三原市、安芸高田市、海田町
R5年度に「地域連携」
(6市1町)
 呉市、福山市、府中市、東広島市、廿日市市、
 江田島市、府中町
R6年度以降か未定
(5市7町)
 竹原市、尾道市、三次市、庄原市、大竹市、熊野町、
 坂町、安芸太田町、北広島町、大崎上島町、世羅町、
 神石高原町

 ただ、地域移行や地域連携を導入するには指導者不足や受け皿(学校外の施設など)がない、学校外施設への交通手段、家庭の費用負担増など課題も多く、国が示す体制づくりはハードルが高いものと思います。(➡参考

【追記】新型コロナウイルス

 4月14日、広島県が発表した県内の新規感染者数は221人(前日比72減)でした。

 県内3大都市では広島市が96人(38減)、福山市は41人(±0)、呉市は8人(16減)。

 一方、江田島市は5人(4減➡HP県公表資料)でした。
※4月13日(木)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

3月13日から、マスク着用は個人の判断が基本になりました。(参考➡厚労省HPNHK

 一人ひとりが、引き続き、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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2023年4月13日 (木)

R5年4月1日の江田島市人口

晴れ

 江田島市の令和5年4月1日現在の人口は前月比371人減の2万955人(うち外国人市民765人、3.65%)。

 日本人市民は前月比357人減(社会減335、自然減22人)、外国人市民は前月比14減(転入33、転出47で社会減14、自然増減0)でした。(市HP住民基本台帳➡エクセルPDF

  人口増減 転入 転出 社会増減 出生 死亡 自然増減
日本人 ▲357 152 487  ▲335 8 30 ▲22
外国人  ▲14  33  47  ▲14 0  0   0
全 体 ▲371 185 534   ▲349 8 30 ▲22

 新型コロナウイルス感染症の拡大により、一時、外国人市民が大幅に減少しましたが、入国緩和により再び増加傾向になっています。4月1日時点の外国人比率は先月と同じ3.65%。これまでの最も高い数値となっています。

※人数で過去最高は令和2年(2020)3月1日現在の800人(比率は3.51%)。日本人市民の減少により外国人市民の割合が増加しています。

 江田島市は外国人市民の割合が広島県内では東広島市(製造業、広島大学などの留学生)に次いで2番目に多い自治体(➡参考)です。

 令和4年度(2022)には「多文化共生推進プラン」を策定することになっていましたが、令和5年度(2023)に期限延長しています。(予算額360万2千円➡参考

 下の表を見ていただきたいのですが、4町で外国人比率が大きく異なります。沖美町が突出しており、100人に9人が外国人市民ということになります。今年3月に初めて9%を超える外国人比率でした。

 上述のとおり、日本人市民が減少するなかで比率は上昇しています。外国人市民がどんな仕事をして、どう江田島市に貢献しているか、ということを日本人市民は認識することが大切です。

 また、高齢化率ですが全体の割合は45.71%ですが、日本人市民のみでは47.37%という高い数字になっています。

 外国人市民は20代~30代が多い技能実習生と永住・定住の在留資格を持つフィリピン国籍市民は子ども園から高校までの家族と同居していることで平均年齢が低く、江田島市の高齢化率を押し下げています。

 日本人市民の社会減(転出超過)335人は江田島市固有の現象として海上自衛隊関連の転勤(卒業)によります。自衛隊関連施設で278人の転出、26人の転入で252人減少しています。

 逆に、5月1日現在の人口になると、自衛隊関連施設への転入が多数あり、江田島市の人口増と高齢化率低下に転じます。毎年、このようなサイクルになっています。

【江田島市】

2023.4.1 人口 前月比 65歳以上人口 高齢化率
日本人 20,190  ▲357 9,563 47.37%
外国人    765   ▲14    15  1.96%
全 体 20,955 ▲371 9,578 45.71%

【4町別】

2023.4.1 江田島町 能美町 沖美町 大柿町
日本人 6,972 4,602 2,578 6,038
外国人   190   179   275   121
全体 7,162 4,781 2,853 6,159
外国人比率 2.65% 3.74% 9.64% 1.96%

【追記】新型コロナウイルス

 4月13日、広島県が発表した県内の新規感染者数は293人(前日比33増)でした。

 県内3大都市では広島市が134人(26増)、福山市は41人(5減)、呉市は24人(12増)。

 一方、江田島市は9人(1増➡HP県公表資料)でした。
※4月12日(水)の結果です。県公表資料は広島・福山・呉を除く県管轄市町。

3月13日から、マスク着用は個人の判断が基本になりました。(参考➡厚労省HPNHK

 一人ひとりが、引き続き、手洗い、手指消毒や『3密回避』など、基本的な感染防止対策をすることが大切です。

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