2024年9月 6日 (金)

「やがて海になる」クランクアップ

晴れ

 江田島市出身の映画監督、沖正人さんのことについてはこれまで何度か記事に挙げています。

2012年11月29日 頑張る若者に勇気をもらう
2019年11月14日 いつか江田島で映画ロケを
2021年 5月 3日 コロナ禍での映画館を応援する若手監督
2023年12月 9日 『やがて海になる』

 監督が手掛ける江田島市をロケ地とする映画「やがて海になる」の撮影も8月にはスタートしています。

 8月中旬、市役所前にある藤三あたりで監督他スタッフの皆さんを見かけました。9月に入ってからもウミノス(沖美町)で撮影が行われたようです。

 呉市在住の方からも呉市内の海でロケしていましたよ、という声も聞きました。

【追記】
 沖正人監督のFace book情報によると、本日無事にクランクアップ(撮影完了)したそうです。これから編集作業などがあると思いますが、素晴らしい作品に仕上がることに期待します。

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市長、3期目不出馬正式表明

晴れ

R696-chugoku_np 昨日の定例会で浜西金満議員の一般質問(次期市長選について)に対して、明岳市長は任期満了に伴う市長選(11月10日告示、17日開票)に立候補しないことを正式に表明しました。

 2期8年で引退する理由としては、「今の体調では市民にお信頼に応える満足な仕事ができないと判断した」と説明しています。

 後継についての問いに対して、「誕生して20年となる市の歴史を理解し、行政経験を備えた人が望ましい」と回答しました。

 市長の後継についての考えは、「平成16年(2004)11月の江能4町合併を経験し、これまで江田島市の行政に携わった人(市役所職員)こそ次の市長にふさわしい」と聞こえてならないのは私だけだろうか。 

 市長選の告示まであと2か月足らずです。現在のところ立候補表明する人はいませんが、9月中旬から10月にかけて何らかの動きがあるのではないかと思います。

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2024年9月 4日 (水)

市長、3期目不出馬へ

晴れ
 
R694-chugoku-np  中国新聞朝刊に明岳市長が任期満了に伴う広島県江田島市長選(11月10日告示、17日投開票)に立候補しない意向を固めたという記事が掲載されました。

20249-general-qauestion 不出馬の理由は健康上とされています。9月5日に開催される市議会定例会の一般質問(浜西金満議員➡こちら)で正式に表明する見込みです。

※9/5当日は、議会中継で一般質問を視聴することができます。(➡こちら)一週間くらいあとで録画中継を見ることもできます。

 市長は5月に検査入院(➡こちら)をされており、結果を踏まえての判断ということです。(市長動向による入院期間:5/23~5/31、6/20~6/26)

 中国新聞によると、同市長選では現時点で立候補を表明した人はいないが元海上自衛官の自営業男性(65)が「立候補を検討中」としている。

【追記】岡野数正議員のFacebook(➡こちら

 

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2024年9月 3日 (火)

江田島市の不動産への投資

晴れ

 首都圏在住の不動産投資家が江田島市内の空き家に購入している活動記事を見つけました。(➡こちら

(注)投資家が出版した「一生お金に困らない島投資の始め方」という本の宣伝要素を含みます。

 コロナ禍(令和2~令和5)を機に「新しい生活様式」により、テレワークやリモートワークが広がり始め、首都圏や都会から江田島市へ進出する企業も増えました。

2020年 8月24日 新しい生活様式~リモートワーク2020
2021年10月30日 新しい生活様式~リモートワーク 2021  

 上述の投資家はこのような企業の経済活動や社会現象をとらえ、江田島市の環境・地理的条件(自然ゆたか、広島市近郊など)及び増え続ける空き家対策としての補助金等に焦点をあて投資活動をしているようです。

 近年、空き家対策に取り組む江田島市(➡こちら)としても、空き地・空き家の流動化による将来的なまちづくりや地域活性化にむけたヒントになるかもしれません。

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2024年8月20日 (火)

R6年8月1日の江田島市人口

晴れ

 令和6年8月1日現在の江田島市人口が市HPで公開されています。(➡こちら

 広島県内でも高い外国人比率の江田島市ですが、令和6年8月1日現在の外国人市民は899人(前月比2人増)で、比率4.33%です。カキ養殖などの水産業、造船・解体業に従事されています。

 一方、日本人市民は前月比58減。社会減29人、自然減29人となっています。

【江田島市】

2024.8.1 人口 前月比 65歳以上人口 高齢化率
日本人 19,858 ▲58 9,379 47.23%
外国人 899  2 14 1.56%
全 体 20,757 ▲56 9,393 45.25%

【4町別】

2024.8.1 江田島町 能美町 沖美町 大柿町
日本人 7,068 4,474 2,486 5,830
外国人  227  238  314  120
全体 7,295 4,712 2,800 5,950
外国人比率 3.11% 5.05% 11.21% 2.02%

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2024年8月18日 (日)

R6年度第9回日本語クラブ

晴れ

 お盆も過ぎましたが、まだまだ暑い日々が続いています。午前中は高田交流プラザの日本語クラブに参加しました。 

 フィリピン8(中学生2、小学生6)、日本10の18人が参加しました。中学生は宿題をしたり、日本に来て間もない生徒はボランティアと一緒にひらがなをします。

 小学生は夏休みの宿題をしたり、しりとりカードをしたり、日本地図パズルで47都道府県を埋めていきます

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2024年8月 4日 (日)

R6年度第8回日本語クラブ

晴れ

 暑い日が続きます。(14時前後にまとまった雨が降りました)

 高田交流プラザでは、フィリピン16(おとな2、高校生3、中学生3、小学生6、未就学児2)、日本14の30人が参加しました。

 明日、小中学校に手続きをする児童・生徒もいました。市役所・教育委員会が連携して、「住みよい江田島市」になることを願っています。

 小学生、中学生、高校生のみなさんは夏休みの宿題をボランティアと一緒にしました。未就学児はボランティアと「ひらがな」を学ぶための「かるたとり」とお絵かきをしました。

 お母さんは平仮名、カタカナの勉強をしたり、ボランティアさんと日々の出来事について話していました。

 高校生は日本語クラブのあと、呉市にある高等技術専門学校のオープン・スクールに参加しました。

 

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2024年7月28日 (日)

2024年7月ビーチクリーン活動@長瀬海岸

晴れ

 (一社)広島湾地域資源ネットワーク(通称:広島ベイネット)が月一活動している『せとうち海援隊』としてのビーチクリーン活動。

 暑い日々が続いています。本日は17時30分から約1時間の活動。7月最後の日曜日、多くの家族連れが海水浴を楽しんでいました。

 メンバー4人のほか、中学生2人が参加してくれました。

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2024年7月21日 (日)

R6年度第7回日本語クラブ

晴れ

 朝から肌を突き刺しような日差しでした。報道によると、中国地方も本日、梅雨明けをしたようです。

 午前中は高田交流プラザの日本語クラブに参加しました。フィリピン13、アメリカ1、日本11の25人が参加しました。

 いよいよ夏休みに入り、小中高校生は夏休みの宿題をボランティアと一緒にしました。日本人の中学生、小学生も参加してくれています。

 外国籍のお母さんは平仮名やカタカナのお勉強です。

 アメリカ人のALTの先生は6月にトライしたN2模擬試験の答え合わせです。間違った問題についてボランティアと復習しました。N2ともなると日本人でも正解が難しい問題があります。

(参考)日本語能力試験➡N1からN5認定の目安

 鹿川交流プラザでは、「七夕ゆかた祭り」という異文化交流会がありました。地域のみなさんの協力で「浴衣」を着たり、七夕かざり体験、羊羹と抹茶を楽しんだそうです。

 

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2024年7月11日 (木)

連日の騒音

くもり時々晴れ

 この数日間、夕方から22時近くまで航空機の音が気になります。

 江田島市HPでは在日米軍関係に関する情報を公開しています。(➡こちら

(参考)
2024.4.18 NHK 米軍岩国基地周辺 航空機の騒音苦情 昨年度は過去最多
北広島町HP
米軍機低空飛行について
浜田市HP
米軍機低空飛行訓練に伴う騒音問題について

 

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2024年7月10日 (水)

まもなく市制施行20周年

くもり時々雨

 平成16年(2004)11月1日、江能4町(江田島町・能美町・沖美町・大柿町)が合併し、新制・江田島市となって20年が経とうとしています。

 平成13年(2021)7月に東京より故郷に戻り、島生活を再スタートさせた私ですが、光陰矢の如し、月日が経つのはあっという間です。

 今回は20年間を少し振り返ってみます。

 町の風景もこの20年間で変わりました。後継者不足もあると思いますが地元商店が減っていき、人口減少しているなかでコンビニエンスストア、ホームセンター、ドラッグストアなどが進出しました。

 また、人手不足により水産業を中心に外国人技能実習生を受け入れる事業者も増え、令和6年(2024)7月1日現在の外国人市民は897人、比率にして4.31%になっています。地域の小中学校や高校にも外国籍の児童・生徒が在籍しています。(➡参考

 平成22年(2010)からスタートしたオリーブの島構想も年を追うごとに認知度があがり、江田島といえばオリーブという声も聞くようになりました。(➡参考

 平成20年代後半から江田島市は産業振興のために観光産業支援に舵を切り、コロナ禍のさなかでしたが令和3年(2021)7月には市が支援する宿泊施設(江田島荘)もオープンしました。(➡参考

 公共交通機関については、陸上交通として平成20年(2008)4月1日、能美バスが呉市営バスの路線撤退に伴い引継ぎ、江田島バスに社名変更しました。

 平成22年(2010)10月1日からは、バス路線縮小における交通空白地帯にオンディマンド型乗り合いタクシー「おれんじ号」が運行されています。

 海上交通では人口減少による乗降客数減、燃料高騰など様々な要因で航路の撤退や縮小があり、市直営船(中町・高田~宇品)では平成27年(2015)10月1日から公設民営化(指定管理者制度)して民間事業者に運航を委託しています。(➡こちら

 これ以外にも20年のあいだに様々な動きがありましたが折を見て振り返っていきたいと思います。

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2024年7月 9日 (火)

R6年7月1日の江田島市人口

くもり

 令和6年7月1日現在の江田島市人口が市HPで公開されています。(➡こちら

 広島県内でも高い外国人比率の江田島市ですが、令和6年7月1日現在の外国人市民は897人(前月比40人減)で、比率4.31%です。水産業のカキ養殖のピークが過ぎたことによる減少です。

 一方、日本人市民は前月比58人増。海上自衛隊関連での社会増が要因です。(99人増)

【江田島市】

2024.7.1 人口 前月比 65歳以上人口 高齢化率
日本人 19,916 58 9,385 47.12%
外国人 897 ▲40 14 1.56%
全 体 20,813  18 9,399 45.16%

【4町別】

2024.7.1 江田島町 能美町 沖美町 大柿町
日本人 7,102 4,489 2,486 5,839
外国人 238 214 323 122
全体 7,340 4,703 2,809 5,961
外国人比率 3.24% 4.55% 11.50% 2.05%

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2024年6月30日 (日)

2024年6月ビーチクリーン活動@長瀬海岸

くもりのち雨

 (一社)広島湾地域資源ネットワーク(通称:広島ベイネット)が月一活動している『せとうち海援隊』としてのビーチクリーン活動。

 本日は9時30分から1時間の活動。梅雨前線の動きによって天気は目まぐるしく変わります。2~3日前には大雨の予報でしたが、午前中は暖かい風と蒸し暑い曇り空。

 メンバー5人、賛同者3人、江田島カヌークラブのみなさんで7袋の海ごみと漂流木の回収をしました。

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2024年6月20日 (木)

三高中学校、2025年(R7)春に能美中学校と統合決定

くもり

2024620mitaka-junior-high-school 6月19日(火)の江田島市議会定例会で三高中学を2025年(令和7)春に能美中学校を統合するために提出された学校設置条例案(三高中学校の廃止案)を賛成多数(賛成13、反対2)で可決されました。

 これにより三高中学校の廃校が決定となりました。残念ながら住民代表の議決機関である議会が、地元合意が得られないという「住民不在」の議決をした「悪例」を作ってしまったことになります。

 「地元との信頼関係の再構築を求める」付帯決議案を可決しておりますが、再構築ができるように市議会は今後も活動していただきたいと思います。

 決議した以上は再構築がなされるまで責任を持って見届けることが江田島市の最高議決機関としての最低限の責務です。

【参考過去記事】
2009年 2月10日 学校統廃合について
2017年 7月18日 ドミナント・ロジックの転換を ~学校統合編
2018年 9月 5日 三高中学校存続の陳情案件
2021年 8 4三高中学校に想う2021
2021年12月30日 三高中学校のゆくえ~2023年度に統合方針
2024年 3 1地元の合意なく三高中学校統合に舵を切る
2024年 3月15日 三高中学校の統合問題、継続審議
2024年 6月11日 総務文教常任委、三高中学校の統合案 可決

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2024年6月16日 (日)

R6年度第6回日本語クラブ

晴れ

 朝6時30日から一斉清掃に参加しました。年を追うごとに参加者の高齢化及び減少と寂しさを感じます。

 午前中は高田交流プラザで開催された日本語クラブに参加しました。フィリピン11、日本8の18人が参加しました。

 中学3年生はボランティアと一緒に数学の勉強をし、中学1年生は7月7日の日本語能力試験(JLPT➡こちら)に向けてN3の模擬テストに挑戦しました。

 小学生はボランティアと算数や漢字をしました。未就学児はボランティアと「ひらがな」をしました。

 大人はふたりでカードなどをつかって「ひらがな」を勉強(べんきょう)しました。

 

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2024年6月12日 (水)

R6年6月1日の江田島市人口

晴れ

 令和6年6月1日現在の江田島市人口が市HPで公開されています。(➡こちら

 広島県内でも高い外国人比率の江田島市ですが、令和6年6月1日現在の外国人市民は過去最高を更新し937(前月比8人増)で、比率4.51%も記録更新しました。

 江田島市の人口全体を見ると、外国人市民が8人増加し、日本人市民が50人減少しています。

【江田島市】

2024.6.1 人口 前月比 65歳以上人口 高齢化率
日本人 19,858  ▲50 9,405 47.36%
外国人   937    8    14  1.49%
全 体 20,795  ▲42 9,419 45.29%

【4町別】

2024.6.1 江田島町 能美町 沖美町 大柿町
日本人 7,012 4,503 2,494 5,849
外国人   248   234   334   121
全体 7,260 4,737 2,828 5,970
外国人比率 3.42% 4.94% 11.81% 2.03%

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2024年6月11日 (火)

総務文教常任委、三高中学校の統合案 可決

くもりのち晴れ

 去る5月28日の総務文教常任委員会で三高中学を2025年(令和7)春に能美中学校と統合するため提出された学校設置条例改正案(三高中学校の廃止案)を賛成多数(賛成5、反対1)で可決しました。(➡岡野委員FB

2024年 3月 1日 地元の合意なく三高中学校統合に舵を切る
2024年 3月15日 三高中学校の統合問題、継続審議

 6月に開催される定例会で委員長報告がなされ、本会議で裁決となります。報道通り、賛成多数で三高中学校の廃止が決定するとの見込み。

 これまでいくつもの小中学校が統廃合になりましがた、地元合意がない廃校は三高中学校の事例のみ。

 2009年(平成21)6月の江田島市学校統合検討委員会第2次答申(➡参考)より15年が経ちました。その間、さまざまな学校存続の取組等もできたのではないかと思います。

2009年 2月10日 学校統廃合について

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2024年6月 5日 (水)

令和5年度ふるさと納税、1億円を超える

晴れ

 6月3日に市HPで「ふるさと納税の使い道」(➡こちら)の更新情報が公開されました。

 令和6年度予定(➡こちら)を見ると支出額が1億円であるため、寄附金について確認したところ、令和5年度の寄附総額が1億194万2千円であったことが分かりました。(➡ふるさと納税寄付の状況

 ふるさと納税制度は平成20年度(2008)から始まっていますが、初めて1億円を超える寄附額でした。

 多くの皆様(令和5年度、5944件)が江田島市を応援してくださることに感謝します。寄附額の増加要因には返礼品の魅力にもあるのではないかと思います。

 どのような返礼品の人気が高いのか気になるところです。(➡ふるさと納税サイト一覧

【ふるさと納税に関する過去ブログ】
2015年 3月26日 ふるさと納税の使い道、公開へ
2015年 5月29日 使い道の指定~ふるさと納税
2018年 33010年経過のふるさと納税制度
2019年10月19日 企業版ふるさと納税を考える
2019年12月10日 令和元年第4回定例会(➡動画
2019年12月14日 与党税制改革大綱2020、企業版ふるさと納税の延長
2022年 6月25日 ふるさと納税の活用を考える@さとうみ科学館
2022年10月22日 企業版ふるさとう納税を考える(その2)
2022年11月28日 地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)

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2024年6月 2日 (日)

R6年度第5回日本語クラブ

晴れ

 いよいよ2024年(令和6)も折り返しとなる6月に入りました。

 午前中は高田交流プラザで開催された日本語クラブに参加しました。フィリピン3、アメリカ1、日本6の10人が参加しました。

 高校1年生と中学3年生はボランティアと一緒に数学の勉強をしました。小学生もボランティアと算数をしました。

 今年度から江田島市内の小中学校や認定こども園で英語を教えているALTの先生は日本語能力試験(JLPT➡参考)N2の模擬テストに挑戦しました。今年12月に受験するそうです。

 ALTの先生は大学で日本語授業があったのですがその時はあまり勉強しなかったそうです。日本語に興味を持ち始め、Youtubeで勉強したそうです。漢字も興味を持って学び、いまでは小説も読んでいます。今日も図書館で借りた小説を持ってきていました。

 

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2024年5月24日 (金)

議会の対応@三高中学校廃校問題

くもり

 江田島市議会総務文教常任員会の岡野教正副委員長がアップした『どうする三高中学校統合問題』というブログ(➡こちら)を拝見しました。

 委員会でどのように議論されてきたのか、また、各委員(議員)がどのような発言をしたのか議事録を公開して欲しい。

 令和3年10月までの江田島市教育委員会は三高中学校の統廃合について、地元合意がなければ能美中学校への統合はないとの見解でした。(➡2021年10月14日 議員活動~令和3年文書質問

 2021年12月30日 三高中学校のゆくえ

 しかし、江田島市教委は地元合意なしに統合を決定し、江田島市は2月定例会に三高中学校を廃校にする学校設置条例の改正案を提案しました。この時点で議会はリジェクト(却下)すればよかったのではないだろうか。

 2024年3月15日 三高中学校の統合問題、継続審議

 このような地元を無視する議案を受け、議会は即決できないとして、委員会付託し、関係者のヒアリングを継続的にすすめましたが、いよいよ6月定例会で議会としての判断をくだすようです。

Screenshot-20240524-soumu_bunkyou_etajim  左は議案を付託された総務文教常任委員会の名簿です。構成メンバーを見ると拮抗していると思います。最終的には三高地区出身の酒永委員(議長)次第だろうと思います。

2017年718ドミナント・ロジックの転換を~学校統合編

 委員会で採決された結果は本会議で報告され、委員会での可決・否決に関係なく、本会議で最終的に市議会としての判断をします。(委員会で否決されても、本会議で賛成多数であれば成立します。)

 市長は平成28年12月に就任してより、三高中学校の廃校に前向きですが、地元合意のない議案に議会が賛同するとすれば「市民不在」の行政運営になりかねないと危惧します。

 20年前、江能4町(江田島町、能美町、沖美町、大柿町)が対等合併して江田島市が誕生しました。

Screenshot-20240523-etajimaschool  少子高齢化・人口減少のなかで、小・中・高(大柿高校大君分校)が廃校となりましたが、一様に地元を含む関係者の合意があってのこと。このたび、地元合意がないなかで、議会が行政(江田島市)の提案を受け入れるとすれば、将来の江田島市はどうなるのだろうか。

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2024年5月21日 (火)

早瀬大橋の補修・耐震補強事業

晴れ

 昨年開通50年を迎えた早瀬大橋ですが、令和5年度末(令和6年3月)から令和7年度末(令和8年3月)の期間で補修・耐震化工事をします。(➡県HP市HP

Hensyu  これに伴って令和6年5月28日(火)から令和8年2月下旬にかけて、平日に限って午前9時から午後4時まで片側交互通行になります。(➡交通規制のチラシ

 通勤時間帯は通行車両が多く、その時間帯を避けていただくことは市外に出る市民、市内に入る事業者等にとっては助かります。

 早瀬大橋は、江田島市にとって重要な社会インフラです。(参考:国土交通省 インフラメンテナンス情報

 隣の倉橋島においては音戸大橋に替わる第2音戸大橋が平成25年に開通しました。(➡こちら

 江田島市における新たな架橋構想(広島市との架橋)若しくは早瀬大橋近辺における架け替え構想がないなかで、長寿命化だけでなく耐震補強することは大切なことです。

【参考】
2021年 4月 5日 小学生、早瀬大橋を学ぶ
2021年 9月    将来の陸路確保について(文書質問)
2022年 1月 6日 2023年、早瀬大橋が50周年を迎える

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2024年5月19日 (日)

R6年度第4回日本語クラブ

くもり

 午前中は高田交流プラザの日本語クラブに参加しました。フィリピン4、日本4の8人が参加しました。

 今日は地域の小学校で運動会があったので小学生は欠席でした。

 高生1年生は数学の学習をしました。また、体育のテストがラジオ体操第2の実技ということで、ボランティアと一緒に練習です。

 中学1年生は生物の学習をボランティアと一緒にしました。中学3年生は数学の『式の展開(➡参考)』の問題をしました。

 運動会がなかった別の町の小学生が参加してくれました。ひらがなや漢字の読み書きに挑戦しました。

 

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2024年5月10日 (金)

R6年5月1日の江田島市人口

晴れ

 令和6年5月1日現在の江田島市人口が市HPで公開されています。(➡こちら

 広島県内でも高い外国人比率の江田島市ですが、令和6年5月1日現在の外国人市民は過去最高を更新し929(前月比18人増)で、比率4.46%も記録更新しました。

 江田島市の人口全体を見ると、外国人市民が18人増加し、日本人市民が264人増加しています。日本人の増加は海上自衛隊関係の学校入学や転勤等によるもので、江田島市特有の減少です。

 【江田島市】

2024.5.1 人口 前月比 65歳以上人口 高齢化率
日本人 19,908  264 9,417 47.94%
外国人   929    18    14  1.51%
全 体 20,837  282 9,431 45.88%

【4町別】

2024.5.1 江田島町 能美町 沖美町 大柿町
日本人 7,038 4,522 2,498 5,850
外国人   247   255   327   130
全体 7,285 4,747 2,825 5,980
外国人比率 3.36% 4.74% 11.58% 2.17%

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2024年4月28日 (日)

2024年4月ビーチクリーン活動@長瀬海岸

晴れ

 (一社)広島湾地域資源ネットワーク(通称:広島ベイネット)が月一活動している『せとうち海援隊』としてのビーチクリーン活動。

 今日は令和6年度(2024)の第一回ビーチクリーンです。10時から1時間の活動。気持ちよく晴れ、風は爽やかでしたが活動していると汗をかく、という天候でした。

 メンバー4人で3袋。意外と海岸に漂着するゴミが少なく、江田島カヌークラブさんは、長瀬海岸に近い別の場所で清掃活動していました。

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2024年4月25日 (木)

江田島市、消滅可能性都市と再認定

晴れ

 有識者グループ「人口戦略会議」が取りまとめたところによると、2050年までに20代から30代の若年女性が半減すると分析した将来的に「消滅の可能性がある」自治体は全国1729のうち約4割にあたる744。うち、広島県内では6市町ということです。

 広島県内では前回調査(2014年=平成26年)で「消滅の可能性がある」自治体は11市町でしたが、5市町が若年女性の人口減少率が改善したことなどから、消滅の可能性がある自治体から「脱却」したとしています。

前回調査(11市町) 今回調査(6市町)
竹原市・府中市・庄原市・大竹市・廿日市市・安芸高田市・江田島市・安芸太田町・神石高原町・北広島町・大崎上島町 竹原市・府中市・安芸高田市・江田島市・安芸太田町・神石高原町
 

 前回調査で消滅可能性自治体であったが、今回、「脱却」したとされる市町は庄原市・大竹市・廿日市市・北広島町・大崎上島町の5市町です。人口減少及び少子高齢化対策をどうしてきたのか調べてみると、江田島市にとってのヒントがあるかもしれません。

 このたびの分析レポートがネット上で公開されていますので、「消滅可能性」をどう定義し、どう認定したのかを確認することも大切です。「消滅可能性」という言葉の独り歩きがないことを願います。

【人口戦略会議・公表資料】(2024年4月24日)
『地方自治体「持続可能性」分析レポート』(➡こちら

 前回の報告書は公開時にはセンセーショナルなものでした。このことをきっかけに国は「地方創生」政策を打ち出してきました。これについて様々な研究・検証がなされ論文も掲載されています。この「消滅可能性」というものがどういうものなのか原点に立ち返って考えてみる必要があります。

(参考)前回の調査報告に対する論文
 ①自治体消滅論、「地方創生」戦略を検証し、真の地域再生を(2015年)
 ②地方消滅論批判─地域経済学の視点から─(2015年)

江田島市に関する分析(出典➡こちらを加工)

  若年女性人口 若年女性人口減少 総人口
2020年 1,308人 21,930人
2050年人口
(移動想定)
 458人 65.0%減 10,232人
2050年人口
(封鎖人口 注1)
 880人 32.7%減 12,620人

注1 封鎖人口
 特定の地域において他地域との人口移動がなく、その地域の人口は、出生数と死亡数によって変動するものと仮定した場合の人口をいう。地域分析等で使われる手法で、世界の全人口を対象とする場合のほかは、厳密にはありえないが、流入流出数が無視できるほど小さい場合は、封鎖人口とみなして人口推計することができる。

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2024年4月21日 (日)

R6年度第2回日本語クラブ

くもりのち雨

 午後から宮ノ原交流プラザで開催された日本語クラブに参加しました。フィリピン4、中国2、日本3の参加者でした。

 私は昨年来日した中学2年生を担当し、「にほんごえほん」を使ってカタカナの読み、「日本語反対語絵カード」を使ってひらがたの読みをしました。

 日本語はまだ苦手ですが、英語が理解できるので英語を使って、日本語の単語の意味を説明しならが言葉を覚えてもらいました。

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2024年4月16日 (火)

R6年4月1日の江田島市人口

晴れ

 令和6年4月1日現在の江田島市人口が市HPで公開されています。(➡こちら

 広島県内でも高い外国人比率の江田島市ですが、令和6年4月1日現在の外国人市民は過去最高を更新し911人で、比率4.43%も記録更新しました。

 江田島市の人口全体を見ると、外国人市民が1人増加し、日本人市民が413人減少しています。

 これは海上自衛隊関係の卒業式や転勤等によるもので5月1日には増加する見込みであり、江田島市特有の減少です。(江田島町における日本人の社会減少が318人)

 因みに令和5年(2023)では、4月1日現在の日本人社会増減は297人の減、5月1日現在の日本人は254人の増です。

【江田島市】

2024.4.1 人口 前月比 65歳以上人口 高齢化率
日本人 19,644  ▲413 9,417 47.94%
外国人   911    1    14  1.54%
全 体 20,555  ▲412 9,431 45.88%

【4町別】

2024.4.1 江田島町 能美町 沖美町 大柿町
日本人 6,769 4,524 2,501 5,850
外国人   237   220   329   125
全体 7,006 4,744 2,830 5,975
外国人比率 3.38% 4.64% 11.63% 2.09%

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2024年4月 7日 (日)

R6年度第1回日本語クラブ

晴れ

 午後から大柿厚生文化センターで開催された令和6年度第1回日本語クラブに参加しました。ミャンマー2、ベトナム5、日本7の14人が参加しました。

 参加した外国人は技能実習生として江田島市で働いています。

 私は5年住んでいる参加者と一緒にはN4(➡参考)の問題集をしました。昨年11月に来日した参加者はスタッフと曜日や数字の漢字を書いたり、絵カードを利用して言葉をまなびました。

 そのほかの5人は3階ホールでスポーツを楽しみました。

 

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2024年3月31日 (日)

2024年3月ビーチクリーン活動@長瀬海岸

晴れ

 今日は令和5年度の最終日でした。

 (一社)広島湾地域資源ネットワーク(通称:広島ベイネット)が月一活動している『せとうち海援隊』としてのビーチクリーン活動です。メンバー、FBで賛同して参加していただいた市民のみなさんと長瀬海岸にて清掃活動をしました。

 令和6年度も毎月1回(最終日曜日)に活動する予定になっています。

 

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2024年3月26日 (火)

第3次江田島市総合計画基本構想が決定

雨のち晴れ

 令和6年2月定例会で市の最上位計画である第3次総合計画基本構想が可決(➡議会中継)され、決定したと3月14日に市HPで公開されました。(➡こちら

 市の最上位計画である第3次江田島市総合計画について、市民アンケートやワークショップなどを行い、市民の皆様のご意見を伺いながら策定作業を進められました。(➡こちら

 第3次総合計画は令和7年度から令和16年度までの10年計画となっています。これから基本構想に基づいて基本計画と実施計画が策定されます。

 令和7年には人口が2万人を切ると推計されており、計画最終年度には1万5千人台になるとの予測もあります。これからの島づくりをどうしていくか正念場が続きます。

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2024年3月17日 (日)

R5年度第20回日本語クラブ

 令和5年度の最後の日本語クラブがありました。午前中から昼過ぎにかけて高田交流プラザの日本語クラブに参加しました。

 高田交流プラザではフィリピン16(おとな4、中学生3、小学生9)、日本13で、(公財)山口県国際交流協会(➡こちら)から2名が視察に来られました。

 4月から高校に入学する生徒はボランティアと入学手続きの書類を作成していました。

 中学2年生は数学にチャレンジしました。小学生は算数などのドリルをボランティアとしました。

 勉強の合間には絵本の読み聞かせがあり、中学2年生が英語、小学6年生が日本語で低学年・中学年の後輩に読んでくれました。

 日本語クラブのあと、江田島市国際交流協会が主催する交流イベントがありました。大柿高校の卒業生、在校生が【高校はどんなところ?】という内容でパワーポイントを利用して説明しました。

 卒業生が日本語、英語、タガログ語でフィリピン人の親や小学生・中学生に高校生活での苦労や良かったこと、進学や就職について説明してくれました。

 大柿高校の校長先生もこのイベントを参観してくださり、最後にコメントをしていただきました。

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2024年3月15日 (金)

三高中学校の統合問題、継続審議

晴れ

 3月1日の中国新聞で知った三高中学校の統合問題ですが、2月定例会で議会に上程された学校設置条例改正案について、総務文教厚生常任委員会に委員会付託されました。その後の動きですが以下の通りです。

2024年3月 1日 地元の合意なく三高中学校統合に舵を切る

2024315mitaka-jh  3月15日の中国新聞によると、14日の本会議で、2025年(令和7)春に能美中学校へ統合するための学校設置条例改正案を継続審査とすることを決めました。(➡議会中継

 理由として、地元の合意が得られておらず、十分な議論が必要との意見で一致し、総務文教常任委員会は令和6年6月を目途に結論を出すことを申し合わせました。

 総務文教常任委員会は今後の審議の進め方として、江田島市教育委員会の担当者、地元自治会や三高中学校PTA役員を招いて意見を聞き、最終的に結論を出すということです。

 このたびの委員会で審議したことについて、委員会議事録を公開することが求められます。本来、委員会議事録も公開すべきところ、これまで事務局の都合で公開していないのが江田島市議会です。

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2024年3月13日 (水)

R6年3月1日の江田島市人口

晴れ

 令和6年3月1日現在の江田島市人口が市HPで公開されています。(➡こちら

 広島県内でも高い外国人比率の江田島市ですが、3月1日現在の外国人市民が過去最高を更新し910人で比率は4.34%とこちらも記録更新しました。

 各町別では沖美町の比率が11.60%で100人のうち11人が外国人市民ということになりました。これはカキ養殖業など水産業が盛んな地域であり、外国人市民が産業を下支えして頂いているということになります。

 外国人市民が9人増加し、日本人市民が48人減少ですが、2万1000人台を再び割りました。日本人市民が2万57人とまもなく2万人台を切ることになります。

【江田島市】

2024.3.1 人口 前月比 65歳以上人口 高齢化率
日本人 20,057  ▲48 9,437 47.05%
外国人   910    9    14  1.54%
全 体 20,967  ▲39 9,451 45.08%

【4町別】

2024.3.1 江田島町 能美町 沖美町 大柿町
日本人 7,098 4,549 2,514 5,896
外国人   231   212   330   137
全体 7,329 4,761 2,844 6,033
外国人比率 3.15% 4.45% 11.60% 2.27%


 平成16年(2004)11月1日に江能4町(江田島町、能美町、沖美町、大柿町)が合併した瞬間の人口は30,980人(➡こちら

 法改正(「住民基本台帳法の一部を改正する法律」(平成21年法律第77号)平成24年(20127月施行➡参考)により、外国人住民も住民基本台帳制度の適用対象となりました。

 つまり、平成16年(2004)の江田島市民(30,980人)は日本国籍のみということになります。

 令和6年(202431日時点の日本人市民は20,057人です。合併して20年目となりますが、この20年で35.25%の人口減(10,923人減)ということになります。

 私見として、この10年で人口が18,000人まで落ち込むまでは我慢して、その後、2万人を維持できる島を目指すことで、持続可能な【島】を維持することができるのではないだろうか。どう取り組むか、行政・議会が【島】の方向性を示します。

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2024年3月10日 (日)

第1回深江漁港祭り2024

晴れ

 気持ちよく晴れた一日でした。深江漁港では、深江漁協と「かなわ水産」(➡こちら)、そして地域の若者やキッチンカーが出店して第1回深江漁港祭りが開催されました。

20240310_095639 10時スタートにも関わらず、1時間前には200名近い島内外のお客様が列をなしていました。近年、江田島市のカキ祭りが中止になっている中、かなわ水産さんの提案により素晴らしいイベントができたことに感謝です。

 最終的には500名を超えたと思われるご来場者の皆様にも感謝です。ネット情報(➡こちら)を見て、遠くは山口県からお越しになったお客様もいらっしゃいました。

 年配の方(深江地区出身者)からは、「本当に素晴らしい祭りをしてくれてありがとう」という言葉を頂戴しました。

 今回は初めての企画ということで、お客様が来るだろうかと不安でしたが、これほどまでに盛り上がるとは思いませんでした。来年も深江漁港祭りをしようという機運が高まっています。

 広島湾の中心にある江田島市は広島県の漁獲高ナンバーワンです。江田島市には11の漁協あり、ひとつでもふたつでもその地域での漁港祭りが開催され、地域活性化に繋がることを願っています。

2020年1120江田島市の漁業生産2020

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2024年3月 6日 (水)

日鉄呉地区跡地の活用に進展

くもり

 日本製鉄の瀬戸内製鉄所呉地区((旧・日新製鋼)の閉鎖後の跡地利用について、一昨日、防衛相が多機能的な複合防衛拠点として整備を検討していることが判りました。

 現在、製鉄所の施設解体が進む中、広大な跡地(約130ha)の活用策にめどが立たない状況が続いていた中で、呉の姿を変える可能性のある案が浮上しました。

 これまで地元経済を支えた製鉄所の跡地活用の行方は、広島県や呉市の将来を左右します。例えば、工業用水です。

 製鉄業では毎日多量の工業用水を必要としますが、消費者である鉄鋼メーカーの撤退で需要が減ることになり、供給側(広島県・呉市)の収益が悪化します。(赤字に転落)

➡ 2022年420日本製鉄の呉撤退による影響~工業用水道事業 2022
➡ WEBページ 日鉄日新・呉製鉄所 

 日本製鉄は撤退するにあたり、製鉄所の完全閉鎖である昨年(令和5=2023年)9月末までに活用方針を示すとしていましたが具体案は示せませんでした。

 これに危機感を覚えた広島県と呉市が製鉄所跡地を産業用地として活用する調査を令和6年4月以降に実施する方針を決め、県と市が1000万円ずつ拠出し、公募型プロポーザルを募集したのが3月1日でした。(➡広島県HP 公募型プロポーザルの広島県公示PDF

 つまり、防衛省と日本製鉄が水面下で交渉していたということになります。県が公募するプロポーザルは今後どのように取り扱われるのか気になるところです。そのまま公募するのか、それとも、取り下げるのか。

 新聞報道によると、防衛省などは跡地に想定する機能に以下の3点を掲げ、海上自衛隊呉基地や陸上自衛隊海田市駐屯地に近い立地も背景にあると説明しています。

①民間誘致を含む防衛装備品の維持や整備、製造
②防災拠点と部隊の活動基盤
③岸壁を備えた港湾

 国(防衛省)が一括購入して整備することで、跡地利用の再生はスピード感を増すと思いますが、その中身について周辺地域で様々な議論がマスコミ報道されるのではないだろうか。

 私見として、呉市の活性化のため、製鉄所跡地の再利用(案)が国主導で出てきたこと、また、その場所に働く人の居住地として江田島市も一候補になるのではないか(人口増)という期待はあります。

 ただ、防衛省が構想する「多機能的な複合防衛拠点」の中身が江田島市民においても納得できないのであれば反対するしかないのかもしれません。

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2024年3月 3日 (日)

R5年度第19回日本語クラブ

晴れ一時小雨

 午前中は高田交流プラザの日本語クラブでボランティアとして参加しました。

 参加者はフィリピン13(おとな3、中学生2、小学生8)、日本15(うち見学者1)でした。

 公立高校の入試を終えた中学3年生は入試問題の復習(自己採点)、中学2年生は数学と国語をしました。

 小学生は国語ドリル、算数の引き算・掛け算ドリル、国語教科書の音読など、それぞれがボランティアさんとしました。

 おとなは「ひらがな」を練習したり、学校の先生と子どものことについて話をしていました。

 次回(3/17)が令和5年度最後の日本語クラブです。江田島市国際交流協会では江田島町(宮ノ原)、能美町(鹿川、高田)、沖美町(美能)、大柿法(大原)の5カ所で日本語クラブを開催しています。

 これまでの活動内容などは「えたじま日本語クラブ」のHPをご覧ください。(➡こちら

 

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2024年3月 1日 (金)

地元の合意なく三高中学校統合に舵を切る

晴れ

20240301_101414  今日から3月がスタートしました。左は中国新聞記事です。江田島市教委が市立三高中学校を2025年(令和7)春に能美中学校と統合する方針を固めたというもの。

 昨日(2/29)、2月定例会に学校設置条例改正案を追加提案したという。記事には地元との合意には至っていないとあります。

 令和3年に文書質問(➡こちら)した際には、教育委員会としては「地元の同意がない限り統合しない」という方針でしたが、いつ、変更したのだろうか。

 現在、議案は総務文教常任委員会に付託されていますが、委員会でどのような審議そして議決がなされるのか気になるところ。

 「地元同意なし」で条例改正を可決するのは良くない。少なくとも「地元同意」を付帯条件とした議決が議会としての在り方なのではないだろうか。

(参考)
 柿浦小学校が大古小学校に統合する際には、柿浦小PTAが同意したことをもって議会としても賛成しました。(➡新聞記事

  個人的には下記の過去記事のとおり、三高中学校存続で2017年(平成29)から市役所・市教委に提案していましたが、まったく相手にされなかったことが悔やまれます。

【参考過去記事】
2009年 2月10日 学校統廃合について
2017年 7月18日 ドミナント・ロジックの転換を ~学校統合編
2018年 9月 5日 三高中学校存続の陳情案件
2021年 8 4三高中学校に想う2021
2021年12月30日 三高中学校のゆくえ~2023年度に統合方針

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2024年2月28日 (水)

【告知】深江漁港まつり2024

晴れのちくもり

 コロナ禍で売り先(ホテル・飲食店)が厳しい状況下、漁業者は耐え忍ぶ環境にありました。

 コロナ明けにおいても江田島市の主要水産物であるカキの生育が芳しくなく、江田島市カキまつりも中止になりました。(➡参考

2024310-fukae-fishermans-festival  このような状況下、深江漁業協同組合(以下、深江漁協)の組合員であるかなわ水産さん(➡HP)が地域を盛り上げたい、ということで【深江漁港まつり】を提案していただき、漁業者の賛同を得て開催されることになりました。

 深江漁協としては初めてのイベント開催であり、今回をトライアル(実証実験)として捉え、来年以降、継続的な事業とするか検討することになっています。(➡広島ニュース 食べタインジャー

 地元で採れる水産物を地元で消費する(地産地消=地域における自給自足)ことができれば素晴らしいと思います。

【深江漁港まつり】
日時:令和6(2024)年3月10日(日)10時から(売り切り次第終了)
場所:深江漁港 (➡地図

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2024年2月25日 (日)

2024年2月ビーチクリーン活動@長瀬海岸

雨のち晴れ

 (一社)広島湾地域資源ネットワーク(通称:広島ベイネット)が月一活動している『せとうち海援隊』としてのビーチクリーン活動です。
メンバー、江田島カヌークラブさん、FBで賛同して参加していただいた市民のみなさんで活動しました。

 今日は大潮の満潮時だったのですが、細かな発泡スチロールを中心に収集しました。

 「KOKURA DEMO DAY & PADDLE EVENT 」で江田島市に来られた金子ケニーさんも活動に賛同していただきました。金子さんは9年ぶりの江田島市だそうです。
 久しぶりの長瀬海岸周辺での驚きは、江田島荘、ローソン中町店が出来たこと、そして、能美海上ロッジが解体されたこと。

 

【追記】テレビCMロケ@長瀬海岸
 私たちが清掃活動しているときにカメラを持った団体がいて何だろうと思っていました。私たちが清掃活動後、海岸に自分たちが持ってきたゴミを撒いて撮影していました。

 後から聞いたら、広島テレビ企画【海(うみ)ッション インポッシブル(➡こちら)】のCM撮影だそうです。

 映画(フィクション)なら【あり】と思いますが、ドキュメント系番組(ノンフィクション)ならば、広島市内から持ち込んだ【偽物の海ごみ】ではなく、長瀬海岸にある【本物の海ごみ】で撮影してほしかった。

 

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2024年2月18日 (日)

R5年度第18回日本語クラブ

晴れ

 午前中は高田交流プラザの日本語クラブにいってきました。フィリピン12(おとな3、中学生2、小学生7)、日本は11でした。

 中学3年生は受験を控えて英語の復習、まだ日本語が不慣れな中学2年生は英語で書いている『毎日ノート(日記のようなもの)』を日本語に訳していました。

 小学生は算数ドリルをしたり、日記を書いたり、平仮名の「しりとりドリル」などをしました。

 おとなは【ひらがな】を書いたり、江田島市の年中行事をボランティアに教えてもらっていました。秋祭りのダイバやお神輿の動画には興味をもってもらいました。

 

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2024年2月17日 (土)

大学同期と久しぶりの再会

晴れ

 先週から出張で広島市内に滞在する大学同期が江田島市に来てくれました。

 当初は広島市内で会う予定でしたが、せっかくなので江田島市に来ていただくことになりました。午後、小用港に迎えに行って、海上自衛隊第1術科学校を見学しました。

 その後、長瀬海岸を散策し、江田島荘で美味しいフレンチを堪能。江田島ワークス(➡こちら)の地ビールは大好評でした。

 約25年ぶりの再会。50代になった二人ですが、大学時代、そして社会人になってからのそれぞれの体験談を話しながら楽しいひと時を過ごしました。

 最後は三高港まで送って、次に会う日を楽しみにお別れしました。二人の近況報告は直ぐに同期仲間ラインで共有されます。通信技術の向上により遠く離れている友と共有できることに感謝です。

 

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2024年2月15日 (木)

R6年2月1日の江田島市人口

晴れ

 令和6年2月1日現在の江田島市人口が市HPで公開されています。(➡こちら

 広島県内でも高い外国人比率の江田島市ですが、2月1日現在の外国人市民が過去最高の901人で比率は4.29%とこちらも記録更新しました。各町別では沖美町の比率が11.48%で100人のうち11人が外国人市民ということになりました。

 これはカキ養殖業など水産業が盛んな地域であり、外国人市民が産業を下支えして頂いているということになります。

 外国人市民が23人増加し、日本人市民が13人減少ですが、2万1000人台にもどりました。日本人市民の減少はありますが、外国人市民の増加で全人口は前月より10人増加です。

【江田島市】

2024.2.1 人口 前月比 65歳以上人口 高齢化率
日本人 20,105  ▲13 9,463 47.07%
外国人   901    23    14  1.55%
全 体 21,006  10 9,477 45.12%

【4町別】

2024.2.1 江田島町 能美町 沖美町 大柿町
日本人 7,128 4,555 2,513 5,909
外国人   236   208   326   131
全体 7,364 4,763 2,839 6,040
外国人比率 3.20% 4.37% 11.48% 2.17%

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2024年2月 4日 (日)

R5年度第17回日本語クラブ

晴れ時々くもり

 午前中は高田交流プラザで開催された日本語クラブに参加しました。

 日本語クラブの参加者はフィリピン10(おとな2、中学生1、小学生6)、日本22(うち見学者11)でした。

 今日は愛媛大学関係者が7人、日本語クラブを見学くださり、人権推進課及び日本語クラブ運営委員と意見交換の場がありました。

 クラブではボランティアが見守りながら、中学生は数学、小学生は漢字、算数などを学んでいました。

 おとなは【ひらがな】を学習したり、自分の住所を漢字で書く練習をしました。また、子どもの放課後児童クラブへの来年度申込書をボランティアと一緒に作っていました。

202422-internet-entry-of-entrance-examin  左は2月2日の中国新聞。昨年から導入された広島県の公立高入試のインターネット出願では「外国人生徒には難しい」という記事です。

 今日の日本語クラブでは、まさに、手続きが無事に完了したか、不安に思っているお母さんと受験生の相談がありました。

 外国籍にも公立高校の門戸を開いた広島県教育委員会。多様な国籍の受験生が願書提出しやすいように創意工夫をお願いしたい。

2019年11月25日 公立高校、令和2年度入試に帰国生徒等の特別制度
2019年12月18日 公立高校入試、外国籍生徒に特別枠

 また市教育委員会も市立中学校に在籍する外国籍生徒及び保護者へのフォローをきめ細かくすることが大切です。

 

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2024年1月23日 (火)

母校300周年メモリアルムービー

晴れ

 今日から週末にかけて今年初めての大寒波による影響がありそうです。

 さて、昨年、卒業した高校の同窓会本部(修道学園同窓連合会 修道学園(中・高)同窓会➡HP)からの依頼により、創立300周年メモリアルムービー製作への協力要請がありました。

 昨年まで同窓会の江田島支部(正式名称:江能修友会)事務局長であったので、本部から支部関係者からメモリアルムービー出演者を推薦してほしいというものでした。

※修道学園は、1725年(享保10年)に広島藩第5代藩主浅野吉長が設置した藩校「講学所」を起源としています。

 江田島支部(江能修友会)として、当時副会長(現会長)である山下江弁護士(➡参考)を推挙しました。

  このたび同窓会事務局本部からショートムービー(概要版)をYoutubeで公開(➡2024.1.17 修道ニュース)したという連絡を頂きました。本編では山下会長の映像もあると思います。

 ロングバージョン(本編)公開日時は未定ですが、広島藩(浅野藩)の学問所(藩校)として設立された修道学園の歴史(➡Wikipedia)を知ることは、広島県の教育原点を知る良い機会になるのではないでしょうか。

 

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2024年1月21日 (日)

R5年度第16回日本語クラブ

晴れ

 午前中は高田交流プラザで開催された日本語クラブに参加しました。

 日本語クラブの参加者はフィリピン10(おとな3、中学生2、小学生5)、日本10でした。

 高田地区のとんどまつりがありましたが、昨日からの雨もあり、外でのとんど焼きはなく、体育館で太鼓演奏やぜんざいのふるまいがありました。

 教室では学校の宿題をする小学生、日本人の友達と一緒に数学の勉強をする中学生、そして高校入試を控えて勉強する受験生、ひらがなを勉強するお母さん。

 今年一年がみなさんにとって素晴らしい一年でありますように。

 

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2024年1月19日 (金)

令和6年陀峯山森林火災の検証を市議に提案

くもり

Screenshot-20240119-at-213529-facebook  昨日のブログ(➡こちら)に令和6年陀峯山森林火災の消火活動コスト(国県市問わずの税金支出)を市民に公開してはどうかと書きまいした。

 昨年末、野焼きで亡くなられた方もいらっしゃいます。また、このたびの森林火災では消防職員(江田島、呉、東広島)、市職員、消防団、陸上自衛隊、広島市や広島県、岡山県の消防ヘリとそれに携わった職員、海上自衛隊第1術科学校の協力など消火コストは多大であると思います。

 自然発火でないかぎり、人間の行為が介在しているわけで、仮に出火原因が人的要素にあるならば、二度とこのようなことがない仕組みづくりが必要です。

 そのためには安易な行動によって様々な影響がある、という事例として市民の皆様に知っていただくことが大切です。このたびの森林火災の検証がうやむやにならないことを祈るばかり。

 岡野数正市議のFacebookで林野火災のことについて言及された投稿記事(➡こちら)があったので、コメント欄に提案したところ、市に要望していただけるとご回答いただきました。

 是非とも実現していただけることを信じています。

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2024年1月18日 (木)

年始早々から

晴れのち時々雨

 令和6年(2024)は甲辰(きのえたつ)。

 ネット情報では草木の芽生えや大きく育った樹木といった「成長」を感じさせる意味も持つとあり、【甲】とはとても縁起の良い組合せとありました。

 しかしながら、正月1日の能登半島地震から始まって、今日(こんにち)まで森林火災や各地での火災が頻発しており、国政においては昨年からの【裏金問題】や芸能界の【性的行為強要疑惑】など、この1年間の出だしから先の見えないスタートになっています。

 先ほど、岸田首相自身が昨年12月まで会長を務めた派閥を解散する方針を固めたという報道がありました。(➡NHK

 自身の派閥(宏池政策研究会、略称:宏池会(こうちかい)➡Wikipedia)の政策研究会計責任を東京地検が在宅起訴する方針を固めたことを受けての判断と思います。

 安倍派や二階派がマスコミで話題になる前に、自身の派閥の状況は把握していたのだろうか。もし、把握した時点で、国民に対して勇気ある決断を発信すべきだったと思います。(➡安倍・二階・岸田の3派閥を立件へ

 明日からマスメディアでコメンテーターが、また、SNSでは国民が様々な意見を発信するでしょう。混沌とした状況が続きかねないことに不安を覚えます。

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2024年1月17日 (水)

令和6年陀峯山森林火災、鎮火(5日目)検証が重要

晴れ

 昨日、4日目にして鎮圧した陀峯山森林火災ですが、本日無事鎮火したという報を得て安堵しています。

2024117extinguishing-fire  鎮火活動には自衛隊第一術科学校も参加していただいたそうです。同校の活動は、「江田島市との覚書」による支援活動であり、災害派遣ではないとのこと。

 平成30年豪雨災害において、当時の学校長が宮ノ原地区の土砂災害などに協力していただき、その後に【覚書】を交わされたのだと推察します。

 さて、1月13日(土)に発生した火災ですが、現在も未だ出火原因は調査中であり、焼損面積約242.6ha、焼損物は山林の樹木等となっています。被害総額ということでは、山林の樹木等を換算するのだと思いますが、国・県・市が負担した消火活動のコストを公にする必要があると考えます。(PDF➡1/17(水)17時現在の市HP

 このたびは自然発火なのか人的原因(焚火や野焼きなど)か未だ判明していませんが、ひとたび森林火災が発生したときの経費は公開すべきです。

 令和5年度決算書には市負担のコストを計上すると思いますが、【広報えたじま】に国・県・市が使った消火活動費用を是非とも掲載してほしい。覚書による協力者である第1術科学校のコストも含めることも大切です。

 大規模な森林火災が発生したときに江田島市財政においてどのような影響があるか、野焼き・焚火をする際のリスクについて市民の皆様に知っていただく機会にしていただければと思います。

 昨年末には野焼きに巻き込まれて亡くなられた方(大柿町)もいらっしゃいます。是非とも【広報えたじま】で市民の皆様への注意喚起をお願いしたい。

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R6年1月1日の江田島市人口

晴れ

 令和6年1月1日現在の江田島市人口が市HPで公開されています。(➡こちら)外国人市民を含めた人口は2万1000人を切りました。

 この状況が進むと2年ほどで2万人を割り込むことが見込まれます。現在策定中の第3次総合計画(➡こちら)で『江田島市の未来』をどう描いていくのかとても重要になってきます。

 広島県内でも高い外国人比率の江田島市ですが、1月1日現在の外国人市民が過去最高の878人で比率は4.18%とこちらも記録更新しました。各町別では沖美町の比率が11.245%で100人のうち11人が外国人市民ということになりました。

 これはカキ養殖業など水産業が盛んな地域であり、外国人市民が産業を下支えして頂いているということになります。

【江田島市】

2024.1.1 人口 前月比 65歳以上人口 高齢化率
日本人 20,118  ▲44 9,471 47.08%
外国人    878    8    14  1.59%
全 体 20,996 ▲36 9,485 45.18%

【4町別】

2024.1.1 江田島町 能美町 沖美町 大柿町
日本人 7,123 4,557 2,520 5,918
外国人   234   215   319   120
全体 7,347 4,772 2,839 6,038
外国人比率 3.05% 4.51% 11.24% 1.99%


【追記】
 今日は阪神・淡路大震災が発生した日であり、あれから29年が経ちました。被災で亡くなられた方のご冥福を祈るとともに、今年正月1日に発生した能登半島地震で犠牲となられた方のご冥福と一日も早い復旧・復興を願っています。

2023年1月17日 阪神・淡路大震災 あれから28年

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2024年1月16日 (火)

令和6年陀峯山森林火災、鎮圧(4日目)

晴れ

 1月13日(土)午前10時23分に発生した陀峯山の林野火災も4日目。

 お昼過ぎにマスコミ各社は本日(1/16)日没までに鎮圧を目指すという消防本部のコメントを流しました。(➡中国新聞

 江田島市消防本部警防課が17:56に発信した防災情報メールの文面は以下の通りです。

1月13日10時23分覚知 大柿町陀峯山で発生した林野火災について
1月16日17時30分火勢鎮圧しました。今後、鎮火に向けて残火処理を実施します。

 ひとまず鎮圧したことに安堵し、残火処理が無事終わり、【鎮火宣言】になることを願っています。

参考:消防用語
【鎮圧】
 消火活動により火災の勢いを弱くした状態
【残火処理】
 鎮圧した火災の残り火を消す再燃防止活動
【鎮火】
 火災が消火され、消防隊による消火活動が必要となくなった状態

 経験として、合併前の大柿町で沖野島(深江地区)の林野火災のことを思い出します。消防団員として消火活動をして鎮圧(鎮火?)のあと撤収しました。

 数時間後、火の手が上がって地元消防団員として再び消火活動をした経験があります。林野火災の場合、落ち葉などが堆積しており、表面上は鎮火したと思っても火が下層で燻っていると強風などが吹いて再び燃え上がることがあります。

 このたびの焼失面積は約242haという広大なエリアであり、残火処理には時間がかかるものと思います。気が遠くなる作業となりますが、市民の安心・安全のため、消防関係者の皆様の活躍を祈っています。

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